衝撃展開!これがクライマックスじゃないってどういうこと?「蟷螂の檻(4) 」 彩景でりこ 

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必死に連載をおいかけている「蟷螂の檻」の4巻が本日発売されました!

3巻で胸エグる凌辱展開がきて!

4巻ではいきなりの終止符!?

いや・・・終止符打たれていません!

続いています!!!!

えええええ!!!!

この4巻のラストからの続きって・・・何?

頭・・・まっしろ・・・・

では!紹介に行ってみましょー

作品紹介

若当主として、夫としてあるまじき―――みだらな雌の躰…。典彦の食い荒らすような愛に苦悩しながら、育郎は當間家の当主として決断の時を迎えようとしていた―――。下克上主従が織りなす、執着と依存の官能時代ロマン。

「蟷螂の檻」4巻のここが面白かった

3日間犯し続けるって・・・それって精神的征服のようなものじゃない?

信じる典彦の手引きで性接待をさせられた育郎

信じていた相手に裏切られ、辱めをうけた屈辱で胸が痛むのに

さらに典彦になじられ、甘い言葉をかけられながら3日間犯し続けられます

3日間って・・・どんだけ性欲あんのーーーーー?

絵面を見ていると、ほんと、ひたすら犯されていた感じで・・・

これって・・・育郎はいきっ放し状態なのかなぁー・・・?

頭が回っていない?感覚があるような・・・ないような・・・クスリでもやってんの?って感じの表情になっちゃってる

そんな育郎に「愛おしくて仕方ありません」という典彦がほんとに恐怖・・・

さらに・・・

3巻に続き4巻でも、別の男を用意するんだよー!

ここなー・・・

ここも読んでいて痛かったなー・・・

典彦は自分以外の相手に育郎が犯されても平気なんですよね・・・

ほんと、この部分はちょっと理解ができないんだけど・・・

たぶん、典彦にとっては性欲さえも育郎を支配する手段のひとつでしかないというか・・・

自分が用意した相手で気持ちよくなる育郎でさえ愛おしいんのかもしれません

そんな、いろんな痛みを踏んでいって・・・訪れた4巻のラストが衝撃なんです

育郎が選んだのは?衝撃の4巻ラスト!!

4巻のラストは、すべてを燃やし尽くすお家炎上!!!

火がすぐそばまでやってきているのに交ぐわっている典彦と育郎

守るものがなにひとつなくなった育郎が典彦のことをただただ求めるシーンが本当に胸切ない展開になっているんです

しかし!!!

しかし・・・・!!!!

ここぞという時に育郎が選んだのは弟の蘭蔵で・・・

選ばれなかった典彦の表情が・・・ほんとーに・・・ほんとーに・・・・つらい(涙)

典彦なー・・・主人公の育郎を自分の愛欲の世界に堕としたほんと悪いサディスト野郎なんですけど

でも・・・それでも・・・このショックな表情は

なんか・・・寂しいというか・・・悲しいというか・・・・因果応報と言うか・・・・・

読んでいて・・・本当にいろんな感情が「ワッ!!!」と湧いてきました

典彦・・・育郎が生まれた時から育郎のお世話をしていたのにね・・・

ずっとずっと・・・「坊ちゃん(育郎)」のそばにいたのにね・・・

こんな形でしか人を好きになれなかった・・・

けど・・・

ここで蘭蔵を助けた育郎にも驚いた!

1巻を読み返すと、育郎から蘭蔵に対しての仕打ちって本当にひどいもん!

これは、自分が虐げられる側になって・・・

初めて蘭蔵の立場に寄り添うことができたってことなんでしょうかね?

アニメイト特典

アニメイト限定特典16P小冊子付きを買いました

キャラクター構想
連載の時の表紙扉(コミックには未収録分)
下絵(これは4巻のラストエロの下絵ですね!作者さまの“このシーンは・・・”的な説明が入っているのがよかったです!)
「蟷螂の檻 中の人マンガ2P

試し読みはこちらから

海ホタルの感想

1巻からの表紙を並べると、典彦と育郎の関係の変化がよくわかる

自分の身をゆだねるような育郎の表情の4巻表紙

これが育郎の中にある典彦への気持ちなんだろうな・・・って思いました

異常ともいえる愛を注ぎ込まれ、その愛が歪んでいることに気づいても

もし、自分に他に守るべきものがない立場であったなら典彦を選んだ育郎

でも・・・残念なことに、育郎には、家や弟や妻など・・・守るべきものがあったんですよね・・・

それが、また典彦的には許せなかったのかもしれないです

どうしようもなく愛おしい相手のすべてをまるごと食べてしまいたい歪んだ愛を持つ典彦

その愛で育郎の中を侵食していってしまったんですね

「on BLUE vol.41」には彩景でりこ先生の特集が!

本日発売の「on BLUE vol.41」読みました!

彩景でりこ先生のインタビューで、この作品のラストについて一言あったんですね

いちおうハッピーエンドのつもりで考えていますが、なにをもってハッピーエンドとするかですよね・・・・云々・・・・

誰にも明るい未来が待っているような、輝かしい未来が待っているような、輝かしい雰囲気はあの話には合わない気もします

いちおうハピエンということで・・・

でも、大円満ではないよ!というラストの予定のようです

私の願望をかくと・・・

育郎はなんとか持ち直し、蘭蔵と一緒に暮らし始め、さち子もそばにいて

育郎がいなくても蘭蔵もさち子も生きていけるようになり

静かな時間を過ごし、あの炎上騒ぎもなかったかのような時間を過ごせるようになるけど

実は、典彦が生きていて、結局は育郎と共に失踪・・・ふたりだけの愛欲の世界へ~ってラストがいいな・・・って思います

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