切なくて眩しい!女装男子と高校生「肩甲骨とワンピース」涼子

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オトクにBLが読みたい!

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こんにちは!海ホタルです

こちらの記事では涼子先生の「肩甲骨とワンピース」の紹介をしています☆

社会人女装男子と高校生の恋!

女装男子の方には今カレがいるという展開にドキドキする作品!

これね・・・・

ばら売りの第一話だけ読んで、絶対にコミックを買おう!って決めていた作品で!

でも、いざ、コミック版が配信されたら?

口コミにはなかなか手厳しいコメントが並んでて?!

海ホタル
あれ?思っていたより、口コミがいまいちだな・・・

だからね・・・第一話の面白さを維持できずクライマックスを迎えたのかな?とドキドキしながら読んだんですヨ

そしたら!?

面白いやん!!!

 

あー・・・でも、厳しいコメントもわからないではないって気も~・・・

私も、読んでいて「うん?」って部分は確かにあったので~・・・!

でもでも!

小さかった男の子が高校生になっても「守りたい」って言ってくれるなんて!

すごくキュンキュンする展開じゃないですか!!!

どんなお話なのか?

紹介したいと思います

作品紹介

ページ数215ページ
設定 女装男子
テイストせつない
レーベルarca comics
エロ度数 ←年下カレシのつたないエロがGOOD!

可愛いもの、綺麗なものが大好きな女装趣味のゲイ、二葉。
後ろめたい秘密を抱え、キラキラした恋愛なんて自分には相応しくないと諦めて、古文教諭としてひっそりと生きていた。
なのに、10年前「僕が守るよ」と言ってくれ、再会したらモロ好みなイケメン高校生に成長していた一条ひかるから、真っ直ぐな好意を向けられて…。

「肩甲骨とワンピース」のここが面白い

あらすじはこんな感じ

高校で古文を教えている先生の二葉

学生の頃から女の子が持っているフワフワしたワンピースやキラキラしたかわいいメイク用品にドキドキしていた二葉は、お金を自由に使える大人になって、ほしかったブランドのワンピースを買い女装をする

鏡の中にいる女装した自分にドキドキした二葉は、それをSNSにアップしてしまう

けれど、あっという間にそのSNSが学校にバレて!

上からは厳重に注意をされ、生徒たちの冷やかしの対象になってしまう

そして・・・今、二葉は28歳

すっかり男の身体になった二葉の身体は、当時、買ったワンピースは似合わない

鏡の中の自分の女装姿を見て「キツイな・・・」とため息をつく二葉

でも、叶わなかった夢を諦めることができない自分を「意地汚い」と思ってて・・・

叶わない夢をいくつまで持っていていいのか?諦めきれない自分はダメな人間なのか?そういうメッセージ性も含まれている作品です

 

そして!この二葉を取り巻く男性がふたりいます

ひとりは、同じ学校で働くスクールカウンセラーの高杉先生

彼は、二葉の女装が学校側にバレた時、傷ついた二葉の心を唯一いたわってくれた人

高杉先生に、女装姿を「かわいい」と言われてドキドキする二葉

高杉先生とつきあうことになり同棲生活をしはじめる

だけど・・・・

一緒に暮らし始めて、高杉先生が自分を通して他の誰かを見ていることに気づいてしまうのです

でも、高杉先生は、女装姿の自分を受け入れてくれる唯一の人・・・

二葉は、自分を通して高杉先生が誰を見ているのか聞けず、同棲生活を続けるのです

一緒にいるのに、別の誰かを見ているって言うのはすごくつらいこと!
でも、自分に自信がない二葉は、高杉先生と向かい合うことができないんです!

 

もうひとりは、生徒のひかる君

ひかる君は、二葉が18歳の時に、女装姿で公園にいたときに出会った少年で

泣いている二葉に「僕が守るよ!」と言ってくれた男の子なんです

自分より年上の女性が泣いてて「守ってあげる」という少年・ひかる君の一生懸命さがまぶしい!!!

そして、ひかる君は再会した二葉が、実は男性だったと知っても、一途に気持ちをぶつけてくる!

成長したひかる君に、再び「僕が守る」と言われた二葉は、憧れていた少女漫画みたいな恋の入り口に立てたかのようなドキドキを感じるのです

高杉先生のヤンデレぶりにワクワク!

もうねー

この高杉先生のヤンデレぶりがよかったですよね!

スクールカウンセラーの高杉先生は、いつもは笑顔で余裕のある大人の男性って感じなんですが!

二葉に対する執着がむちゃくちゃヤバイ!

高杉先生には本命の好きな人がいて、どうも、その人と添い遂げることができず、二葉を代用品として傍に置いているのですが

その分、二度と、好きなものを失いたくないって気持ちがものすごく強い!

二葉に別の男の影がちらつくだけで、むちゃくちゃ乱暴に二葉を抱いたかと思えば

不器用な二葉がなにか失敗をすれば「俺が守ってやる」と力強い言葉を言ってくれたりする

総じてみると、モラハラ傾向が強い男性?

上からな態度で「おまえはそういったことによく巻き込まれるとよく知っている。だから頼れと言っている」と言う姿は、二葉を自分の支配下に置きたがっているように見える

前の彼女(?)とも、この性格が原因でダメだったのか???

でも、前の彼女と、どういう別れ方をしたのかが不明のままで・・・そこがもやっとします

でもでも!二葉の気持ちが離れていく様子に嫉妬しまくる姿が、むちゃくちゃゾクリとくるキャラで!

個人的には、かなり好きです!

純粋にまっすぐ愛を伝えてくるひかる君にギュンっ!

二葉のことが大好きなひかる君

好きな二葉とちょっとでもふたりきりになりたくて、わざとテストで悪い点を取ったりするところは、ほんと、10代だよな~ってニヤニヤする!

まあ!

とにかく、彼のまっすぐで純粋な愛がとてつもなく眩しいんです!

二葉に告白するシーンでは、緊張で手が震えているし!

この時、二葉は、ひかる君のことを振るんですよね

そしたら、しゅんって顔で「じゃあ、振られた俺のことを先生が慰めてよ」と言うんです

二葉は、困ったな・・・って顔で、ひかる君の頭をなでなでする

そしたら、二葉に抱き着いて「今はこれで満足する」って言うんですよ!!

が・・・がわいいぃぃぃぃ!!!!

高杉先生に暴力を振るわれていると知って、必死に「大切にする!泣かせたりしない!」と二葉に詰め寄って、一緒に河に落ちちゃうシーンもよくって!

一緒に落ちたのに「大切なものは手を伸ばさないと手に入らないんだよ!」と笑ってて!

もう!

ここ!甘酸っぱくて、キュンキュンする!!!

10代なりにつたない感じでエロするシーンもむちゃくちゃよかったですね~!!!

なんかねー・・・

高杉先生が“闇”なら、ひかる君は、名前のまんま“光”そのものなんだよね・・・・

二葉は、キラキラした憧れの世界は「憧れのまま」にしておいた方がいいとひかる君からの告白を断ります

でもね・・・目の前にあると手を伸ばしたくなるんですヨ

実際、手を伸ばして、高校生相手にけしからんことをしているシーンがある!

いくつまで10代のときめきや憧れをかなえても許されるのか?

二葉の出した答えは・・・

海ホタルの感想まとめ

二葉の好きなことを「諦められない」という気持ちや

高杉先生の失ったものへの執着心

そしてひかる君のまぶしい純粋さ

この3人の気持ちが交錯する展開がすごく楽しかったです

ひかる君と二葉のエピもどれも素敵で!

キラキラした恋をしたかった二葉がときめいちゃう心にシンクロしちゃいました

ただ・・・

3人全員に魅力がありすぎて!

確かに1冊でまとめちゃうのはもったいない作品だと思う

ひかる君の弟が登場するけど・・・

この子と高杉先生の最後の匂わせはスピンオフを期待してもいいのか?しちゃダメなのか?って中途半端な感じがするし!

二葉とひかる君は最後にエッチしていますが・・・ここ・・・先生という立場である二葉の葛藤部分がもう少し見たかったかも!

でもね、純粋な気持ちをぶつけてくる10代のイケメンの誘いを断れない気持ちにも共感はできるのよ~!

個人的には、年上の二葉を好きになって、背伸びしてがんばるひかる君がひたすら眩しかった!

二葉を呼ぶとき・・・甘える時は「センセ」呼びなんですよね~・・・(普段は「先生」と呼んでいる!)

ああ!ほんとかわいい年下攻めだ~!!!

センシティブ要素有り!眩しさもあり!闇もある!

いろんな要素が詰まっている作品です

小さい男の子が成長してもまっすぐに気持ちをぶつけてくるマンガが好きな人は読んで損はなし!

試し読みはこちらから

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