本日の紹介はリオナ先生の「恋をするにはイケメンすぎる」
出版は2月22日(2019)です
本屋で「これ。面白そう!」と買って、読んだら面白かったので、電子化されたら絶対に紹介しようと思っていた作品
なのに!!
紙書籍と同時電子配信してた!!
先日気づいたヨ(笑)
すでに読んだ人も多いかもしれないけど
やっぱり、面白かったので紹介します!
イケメンが、上手くいかない恋に悩む姿に笑いたい人におススメです
目次
作品紹介
西園寺遼河はイケメンでパーフェクトすぎる容姿ゆえ幼少期の頃から意にそぐわぬ悲惨な目に遭ってきた。(自分を巡って女性が争い犯罪者になりかけたり、隣に座っただけでストーカー被害に遭ったり、スカウトされまくりで目的地に辿りつけなかったり)自分が誰か一人のものになったら戦が起きる! と休日は引きこもり気味だった遼河だが、親友に勧められた料理教室で人生の転機が訪れる。自分を特別視しない講師の昴(男)にまさかの初恋! でも、完膚なきまでに振られてしまい…?
「恋をするにはイケメンすぎる」のここが面白い
イケメンなのに気弱な主人公の初恋のかっこわるさが面白い
イケメンがイケメンすぎるがゆえに、恋がうまくいかないってBLがむちゃ好きな海ホタルなんですが・・・
この漫画に登場する西園寺 遼河(←名前までイケメン!!)は、輝くばかりのイケメン
中学生時代は、遼河をめぐる女子たちの争いが絶えず
遼河は、自分を責め続ける
じゃあ、男子校なら大丈夫か?と入学したら、男からもモテモテで襲われかけ怖い思いをする
その輝くばかりのイケメンさゆえに周りの人間を魅了し続ける遼河
けど、当の本人は、本来もっているやさしさと気弱さから、周りで起こる争いの数々に常に心を痛めている
そして、DTのまま社会人になる!!!
もし、彼女ができて、結婚して、自分のDNAを受け継いだイケメンが生まれたらと思うだけで深いため息がでる遼河
「同じ十字架を背負わせたくない」と泣くイケメンが滑稽すぎる!!
そんな不憫でかわいそうな遼河に親友が「カルチャースクール」を紹介してくれるのです
そして、遼河はそこで自分のイケメンさにまったく気づかない料理教室の昴先生と出会う
自分のイケメンぶりになびかない昴先生との出会いにときめいてしまう遼河
こうして、大人になったイケメンが初恋に悩み、苦悩することとなるのです
しかし・・・親友に相談したら「おまえほどのイケメンなら即OKだろ!」と言われ、告白するものの「生徒さんのことは“じゃがいも”だと思っています」と笑顔で拒絶されてしまう
人生で初めての失恋に号泣しちゃう遼河
だけど、失恋した悲しさより、昴先生に会いたいって気持ちが勝って、料理教室に通い続け、その距離を縮めようとがんばるわけです
この作品の面白いところは、このイケメン遼河の情けない初恋ぶり
なにかあれば親友に相談し、でも前向きで、傷つけられてもあきらめることができない
イケメンが初恋に一喜一憂する姿が面白いんです
恋のお相手がいい人じゃない!ちょっと癖のあるところが面白い
遼河の恋のお相手の昴先生
この昴先生もいい味だしているんですよねー
昴先生が遼河のイケメンぶりに気づかないのは、以前、カルチャースクールの生徒さんに手を出して・・・しかもそれが、何股も・・・というサイテーぶりで・・・
いわゆる若気の至り・・・自意過剰さから自滅し、一時「料理業界」を干されていた過去がある!
それゆえ、料理教室の生徒さんは、みんな「じゃがいも」にしか見えない!!
ってか・・・ぶっちゃけ「じゃがいも」というより、「ひとりが一万円札」というゲスぶり
でも、それを正直に遼河に言っちゃうところが、昴先生の良さでもある
昴先生は、手ひどいデートをして遼河にあきらめてもらおう!って思うんだけど、でも、実はそう考えていましたってことも素直に遼河に言っちゃうしさ!!
どこか憎めない男なんだよね!!
攻めも一癖、二癖あるのも面白かったな!!
主人公の親友もいいやつで!!
遼河の親友がいい味を出してる!
イケメン遼河には子供のころからの親友がひとりだけいる
とにかく、この親友がむちゃ癖のあるいいやつ!!
遼河の初恋に無責任に「告白しろ」と煽り、遼河が初エロに悩んでいたら、全力で力になろうとしてくれる
この親友もすごくいいやつで、読んでいて癒された
こんな友達がいたら、遼河だって、一生恋人なんていなくても、きっと楽しい一生を送れたと思う
もしかして、昴先生と出会ってなかったら・・・
このふたりが・・・・もしかして・・・って展開もあったかもしれない
けど!!
昴先生に出会っちゃったからな!!
海ホタルのまとめ
イケメンがイケメンゆえに遅い初恋を経験するって今までも読んだことがあるんですけど
でも、相手がこんなにゲスいっていうのは初めてで、そこが面白かった!
でも、ゲスだけど、どこかいい人っていうのが絶妙なバランスで表現されててそこが面白かった
最後にはちゃんと両思いだし、読んで、とってもハッピーになれる1冊です
登場人物みんながすごく個性的なのもよかったです
とても楽しめました
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