こんにちは!海ホタルです
南国ばなな先生の「けものは奥まで鳴かされたい」を読みました!
これ、前作の「けものは奥まで愛されたい」の受けの獣人が超絶おバカでむちゃくちゃかわいかったんですよね!
今回のお話も獣人が主人公
でも、前作とは違ってお兄ちゃん気質を持ってるちょっとアホな子で!
また別の意味で、むちゃくちゃかわいかった!
では!どんなお話なのか?紹介したいと思います
目次
作品紹介
オークションで売られた子猫の稀少種・あずきは、城主の桐人と性交の演技をすることで命を救われた。
発情して「抱いて」とねだるあずきに桐人は稀少種を絶対に抱かないと宣言する。
優しい桐人にどんどん恋していくあずきだけど、ついに桐人の誓約の理由を知って――
「セックスは欲望じゃない愛しいって気持ちを伝える方法なんだ」
絶対抱かない紳士スパダリ×絶対抱かれたい発情ネコのドラマチック溺愛BL!
「けものは奥まで鳴かされたい」のここが面白い
あらすじはこんな感じ!
人間と獣人(混獣種)が共存する世界
ネコの獣人であるあずきは、南の島で仲間や弟二人に囲まれ、毎日を陽気に楽しく過ごしていた
だけど、ある日、悪い人につかまって獣人オークションに出品されてしまう
あずきを落札したのは、希少種の獣人の肉を食べれば、どんな難病でも治ると信じている朱雀
オッドアイを持つ獣人は「希少種」と言われていて、その体液には不思議な力があります
朱雀は、難病に冒された主人を治すために、希少種であるあずきを落札したのです
だけど、朱雀の主人である桐人は、そんな非道なことはできないとあずきを食べることを拒否
桐人の病を治したい朱雀をだますため、食べるとまでいかずとも、体液を摂取すると言って、セックスの真似事をすることに・・・
人間コワイ・・・と警戒しているあずき
だけど、真似事とはいえ、下半身に刺激を与えられたら・・・発情がはじまって「挿れて~」ってうるうるしながらお願いするのです
しかーーーーし!!!
この桐人は、むちゃくちゃ紳士で!
発情した状態で身体を繋げても、きっと後悔すると、決して、あずきに挿入しない!
人間なんて信用できない!と警戒していたあずきだけど・・・
でも桐人のやさしさにどんどん惹かれていく!
愛の力で桐人の病を治すことができるのか?
ぜひ!二人の関係の変化を楽しんでほしい作品!
とにかく受けのあずきが超絶かわいすぎる
人間のことを警戒していたあずき
でも、けっこう、早い段階で桐人のことを「スキー!」ってなっちゃって!
「エッチしよう!」と襲い受け状態になります!
もう!
この性欲に素直でぐいぐいせまるあずきがむちゃくちゃかわいいんですよ!
でも、いざ、両思いになって、桐人からグイグイこられたら?ビビって、ワタワタワタ・・・!
気持ちが通じ合った後は、みんなに祝福されて、初夜のための衣装を身に纏うのですが・・・
この衣装がスッケスケで(笑)
弟たちがいるから、気質は「お兄ちゃんっこ」なんですけど、なにしろ、アホな子なので・・・
自分ではしっかりしているって思っている姿がむちゃくちゃかわいかったです
桐人は、そういうあずきの性格をよく理解してて、なにをするにおいても「自分がしたいからさせて」ってスタンス
小さい身体で「じゃあ、仕方ないなぁ」って言いながら、全身でうれしくて仕方ないって態度のあずきが最高にかわいかったです
くっついた後のふたりも楽しめる
この作品のいいところは・・・
くっついて終わりとならなかったところ!
あずきたちの家族や仲間がいるところまで行って、そこに住み、あずきと桐人は永遠の愛を誓います
人間と獣人・・・
相容れない部分もあって、二人の関係を認めない獣人たちもいるけど、最後は、ちゃんとハッピーエンド
海ホタルの感想まとめ
桐人が難病に冒されているって設定のせいもあって、ストーリー部分は、ドラマチックに盛り上がっています
桐人がすごくいい人がゆえに、うるうるってきちゃうシーンも!
エロもあって、受けが超絶可愛くて、尻尾と耳がプルプルしてて!
もう、なんかよくわからんけど宇宙のかなたにわたしの意識がふっとんだわ?ってレベルのかわいい獣人の受けと楽しめます
アホな受けの子が好きな方はぜひ試し読みからチェックしてみて
これ、書き下ろしで
絶妙にケモノは奥まで愛されたいと
連動しているのもイイですよね!
あちらのカプの幸せを確認できたのも嬉しかったですね♪
ひさこさんへ
前作に続いて、こちらもよかったですよね!
前作は、エロくてコミカルで面白いって感じだったんですが、今回は、ちょっとしんみりするところもあったりして・・・
似たような感じのかわいいおバカな受けちゃんなのに、違うテイストを楽しめたのがよかったです
描きおろしで前作のふたりがチラッと出てて、それも楽しかったですよね
このシリーズは、ずっと続いてほしい~!