こんにちは!
こちらの記事では三ツ矢凡人先生の「秘め恋」の紹介です
「WEB花丸」さんで連載をされてて、たまたま4話を読んで、「わー!これは、絶対にコミック化されたら読もう!」と決めてた作品
昔から伝わる因習に縛られて悩むふたりって展開はすごく好きなので!
とりあえず紹介に行ってみましょうか!
目次
作品紹介
「このままどっかに、二人で逃げねぇ?」高校生の彼方と九朗が住む三日月村では、昔飢餓から村を救ったという狐一族の末裔と狐の嫁の末裔が、毎年夏祭りで婚姻の儀式を行い、まぐわうことで、災いから村を守るとされていた。そしてお互いその一族の末裔である彼方と九朗は、この夏役割を引き継ぐことになっている。けれど村の風習を信じている彼方と違い、九朗はまったくやる気がない様子。九朗になら……と思っていた彼方はその様子に傷つくが――。
「秘め恋」のここが面白い
村に伝わる風習に縛られて恋が迷子になっちゃうふたり
キツネたちがごく普通に人々の生活の中に存在する村が舞台です!
のどか~!もふもふキツネたちの姿に癒される~!
この村では、昔、飢餓が訪れたときに、キツネ様に嫁を差し出して村の危機を乗り越えたという伝説が残っている
その名残りとして、村を救ったキツネさまの末裔である「稲荷家」の長男と、キツネさまの嫁となった一族の末裔である「一尾家」の長男は、祭りの日に婚姻の儀式をし結ばなければいけない
もし、それを無視したら・・・
村に災いが訪れると信じている村人たち
村人たちからの期待を背負って育ってきた「一尾家」の長男の彼方と「稲荷家」の長男の九郎
そんな因習に縛られているふたりだけど、彼方の方は、九郎のことが好きで、18歳の祭りの日に、九郎と結ばれることを楽しみにしているのです!
けれど、いざ、結ばれる祭りの当日になって、九郎の方から、「こんな言い伝えは嘘だ・・・変だろ!」と言われてしまう
九郎はこの儀式を望んでいないと傷つく彼方
こうして、ふたりは、結ばれずに祭りの翌朝を迎えてしまうのですが
本当に村に災いが起きてしまうんですね!
次々起こる災いに、怖くなった彼方は今から儀式をやり直そうと九郎に言うけど
九郎は、頑なに「不本意な相手とすることじゃない!」と拒むのです!
でも・・・
九郎が拒んだのは、彼方のことを考えてのこと!
実は、九郎は、キツネたちとおしゃべりできる不思議な力の持ち主
キツネたちは、みんな九郎と彼方のことを応援してるけど
キツネたちから話を聞いた九郎は、余計な方に気をまわしちゃって、彼方のことを拒んじゃったんですよ!
誤解が解けて、ふたりは結ばれます
それが第2話!
けれど、結ばれてからも、彼方の方には負い目のような気持ちが残ったままで・・・
もし因習がなかったら?九郎は自分を選ばなかった?悩む彼方
4話からは当て馬も登場し!ふたりが本当の意味でラブラブになるまでが描かれています
お父さんたちの話がすごく気になるんだけど?
全5話(+描きおろし)収録なのですが
第3話は、九郎と彼方たちのお父さんたちのお話です
稲荷家の長男と一尾家の長男であるふたり
思いあってて、祭りの日じゃなくてもちゅっちゅしあってるんですが
村の因習のため、子孫を残さなければならないふたりは、嫁を貰わなければならないんですね!
このふたりは、悲恋で終わっています!!
最後、泣きながら彼方のお父さんを抱く九郎のお父さんが切ない!
しかも!
恋愛としては終わったのに、祭りの日には、関係を持たなきゃダメというつらさ・・・
ちょっとかわいそうすぎる気が!
あと、これ・・・嫁の立場から見ると、嫁の立場がないやん!って思うところもあるけど
嫁は、この村の出身者なので、そこの部分の理解がある
ひとつ、わからないのは彼方パパのお嫁さん・・・
この人は、実は、キツネ様だったってこと???
キツネ様は、一尾家の人間が大好きなんですよね~・・・
まあ、そこの部分は匂わせで終わっているので、ちょっと不明ですが!
悲恋ものは、読んでてつらいですよね!
海ホタルの感想まとめ
因習のおかげで好きな人と結ばれたけれど、因習のせいで悩む彼方の気持ちがすごくよくわかったし
好きな人に振られても、年に一度、結ばれなきゃダメって設定も面白いと思いました
彼方のお父さんと九郎のお父さんも気になりますが!
このふたりは、このまま悲恋状態のままってことですよね?
タイトルの「秘め恋」は彼方パパと九郎パパのことじゃん!と思ったよ!
個人的に、こういう古い因習しばりの恋愛ものが好きなので!
読んで満足な作品でした
彼方ラブな攻めの九郎もよかったしね!!!
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