「スモーキーネクター」の続編「Renew」の配信が始まりました
コミック2巻の表紙にいる赤髪がバイターのアンナ
表紙の左にいる男性は、アンナの幼馴染のみつる
みつるは、普通の人間ですが、バイターが好む血を持つ「ネクター」体質
1巻では、幼馴染のアンナが「バイター」だと知ったみつるが、アンナと「共生契約」関係になるところまで描かれています
続く2巻では、お互いのことが大好きで大事すぎて苦悩するふたりが描かれていました
依存性が高い作品が好きな方は読むとゾクゾクすると思う!
では、どんなお話なのか?紹介します
目次
作品紹介
ライターの羽瀬川みつると
不動産業を営む安仲有生ことアンナ。
幼なじみで恋人の2人には秘密があった。
アンナは人血を糧にする「バイター」、
みつるは「バイター」が好む血を持つ「ネクター」なのだ。
2人はお互いの血液なくしては生きていけない「共生契約」を結んだ。
幼い頃からみつるだけに想いを寄せていたアンナには夢のように幸せな今。
だが、それと同時にアンナはみつるにある負い目も感じていて……
「スモーキーネクター Renew」のここが面白い
お互いを縛りあう「共生契約」という設定が面白い
このお話のかなめである「共生契約」という設定
これが、2巻を盛り上げてる!
半年に一度訪れる繁殖期の間、人血を吸わないと生きていられない「バイター」のアンナ
この繁殖期に特定の人間から過剰に血をもらうと、バイターは相手の生命を維持するため自分の血を相手に与えるようになる
この「共生契約」を結んだ人間は、「共生契約」を結んだバイター以外のバイターに血を吸われると、血が固まって死んでしまうのです
でもって、みつるは「ネクター」
バイターたちにとって特別美味しい血を持つ体質なわけです
その血を味わいたくて、よからぬバイターたちがみつるのことを狙うんですね
さらに「共生契約」は、もし、片方が死ぬことがあったら、残された方も死ぬという契約
まさに「一蓮托生」ともいえる契約で!
そういう様々なリスクがわかったうえで、1巻で、ちゃんと話し合って「共生契約」を結んだみつるとアンナ
2巻では、バイターのアンナは、みつるの人のよさにつけこんで「契約させた」という負い目が描かれていて、ネクターのみつるは、自分に何かあったときのことを考えて、アンナにできることがないかと悩んでいる
好き同志すぎて、相手のことが大事すぎて、でも、自分の欲を押し通してしまうことへの罪悪感
そういった複雑な愛を描いた作品で、とても読みごたえがありました
けど、不安をかかえてる!
でも、小さい時からアンナのことが大好きなみつるも負い目を感じてて・・・
好きすぎて、相手を思いすぎる二人の姿がとってもいい
幼稚園時代の回想がかわいすぎる
2巻では、要所要所で、ふたりの幼稚園時代の回想が入ります
この回想に登場するふたりが、むちゃくちゃかわいいんですよ!!!
最初、みつるはアンナのことを「女の子」だと思って話しかけたことが判明
アンナを見て「かわいいねー」とにこにこするみつる
小さい子のほわほわした笑顔に癒されます
こんな小さい時から、お互いがお互いのことを大好きだったと思うと、今のふたりの気持ちの重さも納得ができる気がします
迫力がある絵がすごい
1巻のアクションシーンがとにかく迫力があってびっくりしたんですが、2巻でもちょこっとアクションが入っています
顔の表情ひとつひとつが美しく、感情が手に取る様に伝わってくるのがすごい
その画力で描くエロシーンがこれまたすごくって!
アングルや表情とか・・・
「おおお・・・・」と思いながら楽しませてもらいました
海ホタルの感想まとめ
お互いの血と血を分け合ってどろどろにひとつになってしまいたい!
重い・・・重すぎるよ・・
なーんて、わたしは思っちゃうわたし!てへ!
10代の頃は、そういう重い漫画ばかり読んでいた記憶がある・・・
みつるも「こんなに全身全霊で愛される人生が実在したのか」と言っていますが、ほんと、リアルだとありえないほどの重い愛です
ファンタジー設定にしたからこそ楽しめる世界観なんだとヒシヒシ感じます
描きおろしもふたりの惚気話ばかり
まさに、世界はふたりのために存在する!
とっても素敵なお話なのでおすすめ
人血を糧にする「バイター」が登場します