こんにちは!海ホタルです
暮田マキネ先生の「ロッカバイディア」の電子配信がスタートしました!
これ、表紙、むっちゃよくありません?
ふわっとしたやさしい世界に制服を着た男子高校生ふたりですよ?
もう・・・表紙だけで買いでしょう!!
内容もとっても素敵でした!
暮田マキネ先生のイメージって、「執着な強引な攻め」ってイメージがあったんですけど
こちらの作品は、攻めがすごく大人でした!!
こういう攻めも素敵!と思いながら、うっとりと楽しませていただきました
しんみりしたジワリ系は健在です
では!紹介に行ってみましょう!!
目次
作品紹介
大病院の次男坊で、奔放に日々を過ごす八尋(やひろ)。そんな八尋にとって大切なのは、幼馴染みの累(るい)だけ――。養子という立場に引け目を感じている累に、自分にだけは甘えていいと教え込んできた。そうして幼い日を過ごした二人はやがて、身体を重ね始める。
曖昧なバランスで保たれていた関係だけれど、義母の妊娠を機に突然、累が「終わり」を口にして!?
「ロッカバイディア」のここが面白い!
トラウマ持ちの受けをこの上なく大事に愛する攻めの姿がいい!
もうねー!
ラストの「絶対離さないよ」っていうふたりのキスシーンがほんとすばらしくて!!!
サイコーでした!!!
大病院の次男坊の八尋の家の隣にやってきたのは
親に虐待を受けていた子供の累
担当弁護士であった夫妻に引き取られてやってきたんだけど
これがむっちゃちびっ子!
八尋と同じ年齢のはずなんだけど?
虐待されていたから栄養が足りていなくてこの小ささなの?
つい、八尋より年下だと勘違いしながら読んじゃって
途中で、「ハッ!!八尋と同じ年だったわ!!!」ってあわてて軌道修正~!
そんなちびっ子の累は泣いてても笑っていてもむちゃくちゃかわいくて!
累のことをかわいがる義父母や八尋の気持ちがすっごくわかる
でも、当の本人の累は、義父母や周囲の人間に「必要とされる人間でいなければならない」とものすごく気を張っているのね
そんな累が唯一、気を許せるのが幼馴染の八尋なわけです
子どもの頃、八尋は累に「俺にはしたいことやして欲しいこと、遠慮しないで言ってもいいよ」と言ってくれた
「累の願いことはなんでもかなえてくれる。」という八尋
累は、それから、ずっと八尋に甘えている
でも、その甘え方が、すごく遠慮がちなので・・・これまた八尋の庇護欲を掻き立てちゃうんですよね~!
そして・・・物語は、累の義父母が妊娠し、大きく動きます
八尋と累は、つきあっていないけれど体の関係を持つ関係でして・・・
累は、義父母の妊娠をきっかけに、自分はまともな人間にならなければならないという気持ちがさらに大きくなるのです
義父母に「孫を見せてあげなきゃ!」って気持ちもあったみたい・・・
だから、同性である八尋と体の関係を持つことを「終わりにしたい」と言う
ふたりはつきあっているわけじゃないし
八尋も「累の嫌がることはしない」という愛し方をする男なので
一度はふたりの関係は途切れちゃうのです
ここから、実の親に必要とされなかったトラウマを持つ累に、どこまでも振り回されてくれる八尋の愛し方がすごく大人なんですよねー
この子、本当に高校生???
エロシーンもほどほどありますが、エロシーンよりも、ふたりの心情に注目してほしい作品です
最後はちゃんとハピエンとなっています
すぐに試し読み!
電子限定番外編がよかった!
電子限定の番外編は、4P
ふたりの9歳・13歳・16歳・28歳の時のマンガが各1Pで入っています
ふたりの成長がすごくよくわかって、ほっこりする!
28歳の八尋・・・かっちょいい!!
すてきなふたり!末永く幸せになってほしい!
海ホタルのまとめ
暮田マキネ先生は、こちらの作品と同時進行でいろんなお話を各誌で連載されていて
どれがどれだか、正直、こんがらがっていたので
一冊にまとまってすごくすっきりしました!!!
ちなみに、こちらの作品が先生の通算11冊目のコミックだそうですヨ!
次は、どれがまとまるだろう?
すごく楽しみ!!!
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