こんにちは!海ホタルです
エンゾウ先生の「「ドラッグレス・セックス 辰見と戌井」読みました
前作の「ドラッグレス・セックス」と似たような感じなのかな?と、読むのを後回しにしていたんですけど・・・
読んだら!
「むっちゃ!!!よかった~!!!!」
わたしの中でエンゾウ先生作品で好きな1位は「マザーズ・スピリット」でしたが、首位が入れ替わってしまいました!!
オタクで会話の通じないグイグイくるコミュ障攻め!
普段はクチの悪いやんちゃな俺様なのに、ベッドでは喘がされるだけの受け!
体から入った関係が、いついか心も惹かれ合い「好き←→好き」ってなっていく流れにきゅうううう~ん!!ってきちゃいました!!
そういうBLコミック!!大好物です!!
では紹介いってみましょう!!
目次
作品紹介
フェロモン症パンデミック再び!!! 絶倫一途なオタク男子×元ヤリチンツンデレ流され系不幸なハプニングから真実の愛は生まれる――?
前作「ドラッグレス・セックス」の説明
前作の「ドラッグレス・セックス」は「フェロモン症」という架空の病気を軸に様々なカップルが描かれたBLコミックでした
「フェロモン症」とはなんぞや?と説明すると・・・
それを発症すると、自分に好意を持つ人間にのみ甘い香りのフェロモンが伝わっちゃうって病気です
コミックの中では「花粉症に次ぐ新たな国民病という」説明がされています!
もし、好きな人がフェロモン症だった場合・・・その子に好意を持っている人間はそのフェロモンを感じてしまいます
そして、それをキャッチした子は、クラクラのメロメロの酩酊状態・・・
理性の箍などふっとんでガバっといっちゃうわけです
もうこうなるとどっちが被害者でどっちが加害者なのか?わかりませんよね・・・
でも、安心してください!!
なんといっても国民病!
「病気」だから、薬局でちゃんと薬を売っています!!
だからフェロモン症になったら、薬を飲んで、フェロモンを抑制するべきなのですが・・・
新作のコミックの主人公となっている辰巳は、前巻の短編で、フェロモン症であるのをいいことに、自分に好意を持つ女の子を入れ食い状態だったんですねー
ヤリチンのクズ野郎です
そんな辰巳は、クラスにいるコミュ障オタクの戌井が、自分のフェロモンにクラクラしているのを気づきます
一度、男ともやってみたかった!と、好奇心で戌井に手を出すんですけど、なんと、戌井のマグマのような箍が外れたコーフン状態の前に、自分が組み伏せられてしまい!!なんと、処女喪失!!!!
しかも!!この戌井がむっちゃ絶倫ヤロウでして・・・
辰巳は、ぐっちゃぐちゃの前後不覚状態に!!
こうなると・・・思わずヤリチン辰巳に思わず同情・・・
さらに!事後、まったりと戌井になつかれてしまい・・・・
そんなふたりのその後が楽しめる新刊となっています
「ドラッグレス・セックス 辰見と戌井」のここが面白い!
辰巳の気持ちが育っていく流れがちゃんと描かれています
コミックの第一話では、高校生のふたりのその後です
前巻が未読の方にも楽しめるよう、前巻のふたりの説明がちゃんと入っています
戌井に痛い目にあった辰巳はおとなしく「フェロモン症」の抑制剤を飲み出します
途端に、今まで股を開いていた女の子たちからのアプローチがなくなる
「なんだよ!今まであれだけ俺のフェロモンに反応していたのに!」と自分の価値そのものが激減したようで面白くない辰巳
けど・・・戌井だけは、変わらないままで、それどころか「これだけは俺とだけしよう!」とお願いしてくる
ベッドの中で、半ばゴーインに「つきあう」と言質を取られる辰巳
でも、この時点では、まだ辰巳は戌井のことを「好き」というわけじゃない
「そこまで俺のことが好きっていうなら、ちょっとくらい付き合ってもいいかな・・・」って程度・・・
それが、話が進むに連れてどんどん戌井なしではダメな子になっていっちゃうんです!!
エロもいいけど、気持ち部分も描かれているのがいい!
このコミックの面白いところは、バカな快楽主義のヤリチン野郎の辰巳が、実は、一途に愛されたい側の人間ってところなんですね
自分のほしいものがわからず、手っ取り早く性欲処理。
でも、心は、満たされず、次から次へと女の子に手を出していた
そんな男が、ひとりのバカがつくほど一途な男に出会って、半ばゴーインに抱かれながらも、激しく求められる側にいることで満たされる感覚を知っていくわけです
でも、今まで攻める側の快楽主義で生きてきた分、この満たされる感じが「恋」であることに気づかない
そして、このまま抱かれる側にい続けたら、抱く側に戻れなくなるという怖さもあって、てっとり早く女の子をお持ち帰りしちゃうんですね・・・
そして、それが戌井にバレて、別れそうになっちゃうところはすごく小気味よかったです
「ようやく。戌井のことが“好き”と気づいたか!!バカめ!!」って感じ!!笑!!
コミュ障のオタク男子の攻めの戌井もすっごいよかったです
とにかく、下出に出ながら自分の意見を押し通す!というゴリゴリ感!!
プライドの高い辰巳に自分の押しキャラのコスプレさせるわ!了承無しでハメ撮りするわ!
下でに出てお願いしているのに、断り文句は一切受け付けないというわがままさ!
でも、辰巳に「好き」って言われてすっごくうれしそうにしているから、自分のわがままに辰巳を従わせているって自覚は多少なりともあったのかな!
高校生から始まったふたり・・・描き下ろしではふたりの10年後が拝めるんだけど、これがまたよくって!!!
汁(しる)だくの汗(あせ)だくスプラッシュ系のすごいエロシーンもいいんですけど、ちゃんと、心の部分も描いてくれているのがほんとよかったと思います
海ホタルの感想
ラブラブになってからのふたりがほんとによくってー!!
お友達ふたりも呆れるほど仲良しさんになっている
出会ったときからは想像もできないふたりの距離感にニヤニヤしてしまいます
いや・・・ほんとにね・・・何度も読み返したよ・・・ふふふふ
前巻の「ドラッグレス・セックス」も読み直してみようと思います
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