こんにちは!海ホタルです
「SUPER LOVERS」12巻が先日発売されています
まだ、読んでいないんですよー
ああ・・・早く、一気読みしたいです!
さて・・・本日は「エメラルド冬号」より最新話の紹介をしたいと思います
目次
「SUPER LOVERS」38話(ネタバレ有)
生まれたばかりの仔ヤギ。母親は育児放棄?それを見た十全に言葉に・・・
カナダから戻ってきて5日目
寝坊ぎみの零を大声で起こす晴
最近、零はカナダから持ち帰ってきた晴のアルバムやらDVDを見るために夜更かしをしているようで、なかなか起きれないみたい
亜樹「あいつどんだけ兄貴が好きなの・・・」
蒔麻「とりあえず両想いでよかったよ」
そして、学校へ行く零
仔ヤギが生まれたと榎本から聞いた零はヤギの元へと行く
すると、3年の生物学部の連中が十全に仔ヤギを打ってほしいと言っている
3年の生物学部の連中は、今度の蒼陵祭で仔ヤギの丸焼きをしたいと言い十全は全力で拒否!
母親のヤギは生まれたばかりの仔ヤギが自分の子供だとは認識ができてないみたいで、お乳をやるのにも十全の手が必要な様子
仔ヤギを守るため闘志を燃やす十全
十全「せつないのー・・・母ヤギに無視されるチビは一体どーしたらええねんやろ・・・。無事に大人に育つんかいの?」
十全の言葉を聞きながら「そんなことはよくあることだ・・・」と思う零
子供のころの夢を見て、うなされる零
そして・・・・
晴の店に幹子さんがやってきて、晴にモデルをやってほしい。と頼んでいる
それを小耳にはさんだ零は、なんのことかと郁芳に聞く
郁芳がいうには、晴の目の色をモデルにコンタクトレンズを作りたいというオファーらしい
晴の目は、目に入る光の加減や本人の感情の高ぶりで変わる
その目の色が技術的に手に入るのであれば欲しがる人間がいるのもわかる・・・と思う晴
なかなか承諾しない晴に、「引き受けてくれたら、この家、公示価格の1/10で売ってあげる」という幹子
これには、亜樹がくらいつく
だけど、晴は「俺やりたくない」の一点張り
ふたりの会話を聞きながし、課題を手伝ってもらうため蒔麻のもとへと行く零
零から、晴のモデル話を聞く蒔麻
蒔麻「あの人、自分の見た目にコンプレックスがあるからやらないんじゃないかなー」
晴の目の色は、春子さんの父親から受け継いだもの
そして、春子さんと父親はあまり仲がよくなかったと話す蒔麻
そして・・・
ベッドの中で、晴の目を見てて、その瞳がキラキラと色が変わる様子にほっこりする零
晴の瞳の中に自分の姿を探しながら眠るようになったのはいつからなんだろう・・・と思うのです
そう思いながら、うとうとしだすと・・・
子供のころ、いじわるな男の子に「呪いをかけてやるよ」と言われた記憶がフツフツと浮かび上がる
いじわるな男の子は、零が、職員たちに「財布の金を盗んだこと」を言ったことを怒っている
「少しくらい自分の好きなものを買って何が悪い!」と怒鳴るいじわるな子供
零は「子供のくせに、欲しがるほうが悪いんだろ」と思っている
そして・・・
晴は、夜中にうなされている零を見て心配してる
一度、森先生に相談してみようと思うのです
森先生のカウンセリングによると・・・それは「呪い」だね
後日・・・
森先生に、零がカナダから戻ってきてから、あまり眠れていないことを相談する晴
森先生は晴や零の話を聞きながら、「この兄弟は、相手の嘘にとても敏感だ」と思っている
そして、同時に「でも、自分につく嘘には無意識」と思っていて・・・
零が話すカナダでの話を聞いて、「“故郷はなつかしい”。そう思い込もうとしてる自分にちっとも気づかない。」と思っている
零が夜見る夢について聞く森先生
零は、「施設にいたころの夢を見る」と答える
零「施設にいたのは2年間で、誰のことも覚えていなかったはずなのに、そうじゃない。彼らの名前や顔を思い出してきて、俺は本当にあそこにいたんだと思い知らされる」
森先生は「明日、見る夢はきっと変えられる。いつだって君のそばには大きな番犬がいるからね」というのです
森先生を送る晴
森先生は「君たちは本当にそっくりな兄弟だよね」という
森先生「ふたりとも責任感が強くてひどく愛情深い・・・だから自分自身の“呪い”に気づかない。」
そして、ふたりして「罪悪感」を持っているという森先生
森先生「(零も晴も)自分のせいで誰かを不幸にしたと思ってる・・・それは重い重い足かせだね」
古高先生の家を訪ねる零。失っていた記憶を思い出した?
翌日・・・
古高先生の家を訪ねる零
零は、古高先生の家に飾っている写真を見て、「俺はこの人(小高先生の兄)を知っている。思い出したのは最近なんだ。本当に・・・」という
古高先生は事故当時、周りから自分の兄が子供を川に突き落としたと疑われ、兄をなくしたショックと二重の意味でつらかったと語る
でも、誰も真実を見た人間はいなくて・・・
そしたら、キャンプにいた人間が零のことを言ったらしく
でも、その時には零はすでに引き取られた後で、結局、真実はわからないまま暗闇に放り投げられたそうで・・・
それを聞いた零は、「悪いが、そのことは本当にわからない」と答える
古高先生は「うそだ!」と声を荒げる
零は「(当時のことを)ちゃんと全部思い出した」と答える
いじわるな子供が零に「俺がお前に呪いをかけてやる。お前なんか誰も好きにならない。愛されない!」と言い・・・
そこに古高先生の兄がきて、いじわるな子供を叱ってくれる
そして、零に古高先生の兄がこういうのです
「俺が零に別の呪いをかけてやるよ。すっごく強力なやつ・・・・君は必ず愛される」
結局のところ、古高先生の兄の直前のことはわからないまま・・・
でも古高先生は、すっきりした感じ
晴も零に「呪い」をかけていたといい・・・その「呪い」とは・・・
家へ帰る零を全力で出迎えたのは晴
「俺に内緒で一体どこに行ってた?浮気だったら許さない」という晴
零は晴に「子供のころ、俺には強力な呪いがかけられたらしい」と言う
晴は「大丈夫。俺もお前にかけた呪いがあるんだ」という
晴「毎日、俺とキスをして、毎日俺の作った飯食わせて・・・俺がいないと生きてけないっていう呪い」
「どう?これ効いてる?」と茶目っ気たっぷりの目で零に聞く晴
零は晴に抱きしめられながら「たぶん」と答えるのです
そして・・・
強力な呪いの言葉を思い出した零は、あれ以来、悪夢を見なくなるのです
そして・・・
親が育児放棄した仔ヤギたちは、別のメスヤギに育ててもらっている
「本当の母親じゃなくても育ててくれるやつがいるんだなっ」て十全と話す零
古高先生はシアトルの大学に戻ることになった。と話をし、それを聞いた榎本が「海棠、お前、現国の個人授業どうすんの?」と聞く
零が「しばらく一人で勉強する」と答えると、榎本が「それ、俺が代わりにやってやろうか?」と言うのです
海ホタルの感想
52Pありますので・・・
読み応えがあります
ずっと、怪しくてたまらなかった古高先生は、シアトルの大学に戻ってしまいました・・・
古高先生のおかげで零が自分の過去を思い出したんだから、出会えてよかったんですよね・・・・きっと・・・
「呪い」というキーワードがなんともドラマチックですよね
そして、晴がかけた「呪い」なら、大歓迎です!
次回から、新展開が始まるのかな?
どういう方向に話が転んでいくのか楽しみにしたいと思います