“チェンジワールド”スピンオフがスタート「ラブネスト」南月ゆう

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こんにちは!海ホタルです

はい!

今月号のディアプラスより「チェンジワールド」のスピンオフ「ラブネスト」がスタートしました

あの!!穂積さんが主人公です!!

スピンオフが発表された時 「穂積さんにも幸せになってほしい!!」って声で SNSが溢れていたんですよねー・・・

いやー。穂積さん!人気だね!

でも私はさー・・・あまり この穂積さんがどうも好きじゃないわけ!

相手の弱い部分をついてくる性格が なんともずる賢すぎる!!

だからさ!このスピンオフ あまり期待していなかったんだよ

(要ちゃんに会えればラッキー!!南月先生の美しい絵がまた見れるのがうれしい!!とは思っていた!)

そしたらさ!

読んだらさ!!

穂積さんって 魅力ある人だったわーーー!

彼 タチ専だけど 彼をネコにしたいって男たちの気持ちがわかったわーー!!

穂積さんを見ていると 全身警戒している小動物を手なづけたいという征服欲と似た感情が沸くね!

要ちゃんとはまた違う魅力があったわ!

自分のチョロさを反省したいくらい 穂積さんの可愛げのなさ(←褒めています!)に目が釘付けになりました!

んじゃ!「ラブネスト」第一話の紹介にいってみましょー

この記事にはネタバレが含まれます。ネタバレNGな方はここで戻るボタンをお願いします

「ラブネスト」第一話の紹介(ネタバレ有)

穂積さんが生活音を苦に引っ越しすることに!

朝からデランギ製のコーヒーマシーンで作ったコーヒーを飲み 少し遅めに起きる休日の朝を寛いで過ごす穂積さん

うん・・・

穂積さんにはこういう嫌味なほど優雅な部屋で 嫌味なほどくつろいだ休日を過ごす男だと思っていた

しかし そんな穂積さんの優雅な休日を台無しにするのが 上の階からの生活音

その生活音が穂積さんの悩みのタネのようで 行きつけのバーに行って愚痴っています

今日は バーのオーナー(名前:ナル←イケメン!)自らが接客してて ストレスで顔色の悪い穂積さんを心配してくれます

穂積さんがまだ初々かった時代からの知り合いのようで 「出会った頃の匡人は可愛かったなー」とハートを飛ばしています

そして「今のところが辛いならしばらくうちに来る?」と提案してくれます

しかし このナル・・・

なんか恋人がたくさんいるみたい・・・

「ナルは愛人と住んでるんじゃなかったっけ?」と穂積さんが聞いたら 「目白の別宅ならその子達いないし・・・」と返事している

えっと・・・「別宅で」。「その子達」。なんですね・・・

穂積さんのことを「かわいい」って表情で見ていますが たくさん恋人たちを泣かせていそうな悪い男っぽいです

ナルの「うちでのんびり過ごしてほしいだけだよ」という言葉を疑いの眼差しで見ている穂積さんですが 「77インチ有機EL4K ハイレゾ」という言葉に 今度は穂積さんが目をキラリと光らせるのです

そういえば 穂積さんは 電化製品に詳しい男でしたよね!

ってか!77インチ有機EL4Kテレビって 200万超えの買い物だけどぉぉぉぉー!?このオーナー!超お金持ちじゃん!!

雛鳥は汐風にまどろむ/南月ゆう
事故で両親と姉を亡くし、小学生の甥・歩を引き取った勇一。海の見える街に引っ越して、二人きりで始める新生活――そこで出会ったのは、総菜屋を営む陵。すっかり常連となったある日、歩が喧嘩で家出してしまった!!「逃げずにちゃんと向き合え」陵は動揺する勇一を叱咤し、絆を取り戻させてくれる。ところがその瞳は、どこか寂し気で…!?

素性のわからぬ男との同居がスタート!?

自分の部屋を解約し 次の家が決まるまでの間借りとしてナルの別宅にくる穂積さん

他に誰もいないということだったんですが そこで 3年も前からここで暮らしているという男と出会います

他に人はいないって話しだったのにどういうことだよ?ってなる穂積さんですが ナルは明るく「ごめーん こいつの存在忘れててさ でも 旭は友達だから大丈夫」と言って 「俺 もう出ないと飛行機に間に合わないや」とさっさと家を出ていってしまうのです

いきなりの得体の知れない男との同居生活が始まる穂積さん!

短期間のシェアハウスだと割り切ろうとしますが テレビ見たさにここに来たのに 旭さんがリビングで仕事をするから テレビを見てくつろぐことができない!!

仕事から戻ると 食べた後のゴミはテーブルに置いたまま!

たばこの吸殻で山ができている!

そして 共有スペースのはずのリビングは旭さんのもので溢れている!!

見て見ぬふりを決めていた穂積さんですが どんどん荒れ果てていく部屋に我慢ができず 結局隅々まで掃除をしてしまうのです

うわー・・・この旭さんの生活ぶり・・・うちのだんなと同等!と思いましたよ・・・

穂積さんの苦痛がすごくわかる!すごく共感!

放っといてやるーって思っても 結局は 手をだちゃうところまで一緒だわー・・・・

やさしい恋が育つまで/南月ゆう
唯一の友達は苔と盆栽だけな、地味メン大学生の小太郎。ある日、訪れたPCの修理店で、かわいい苔玉を世話する中津と出会う。
「こんな素敵な人が苔を育ててるなんて、運命だ!!」――小太郎は、友達になってほしいとプロポーズまがいにその場で告白!! 押しの強さが効いたのか、中津の家で盆栽の世話を手伝うことに。

旭さんのペースにあの穂積さんが巻き込まれる!?

穂積さんは旭さんにここでの生活ルールを改めてきちんと話します

「後からきたお前がある程度 俺に合わせるのがスジじゃないか?」という旭さん

「それじゃ 旭さんの対価に見合う条件を教えてもらえますか?」と答える穂積さん

穂積さんの話し方が なんというか 完全なる仕事モードで 他人に自分の心を見せることのない穂積さんの一面がよく出ているなって思いました

そして 話し合いの末 旭さんは 晩酌に付き合うことを条件に穂積さんの出した条件を飲むと言い出すのです

一緒に晩酌するだけでいいの?と・・・もしかしてとんでもない酒癖がある男なのか?と警戒しまくる穂積さんですが 酒を飲みながら 旭さんは自分の離婚歴などのプライベートをペラペラ喋りだします

簡単に自分のプライベートをさらけ出す旭さんを 冷静に観察する穂積さんでしたが 旭さんが わざと穂積さんの性癖を逆なでるような発言をするんですよね

それで ついイラっとして悪い顔になっちゃう穂積さん

すると「さっきまでの取り澄ました顔が崩れてるぞ」と茶化すように言う旭さん

「お互い上司でもなきゃ友達でもない 後腐れなく腹ん中 ぶちまけられる相手と上手い酒が飲みたい」という旭さんの言葉に 警戒していた穂積さんの肩の力が抜けます

完全に旭さんのペースになってしまい 穂積さんはリラックスモードで素の姿を見せるのです

「俺は二度と 同じ轍は踏まない」

夜・・・真理江ちゃんに愚痴の電話をする穂積さん

穂積さんの愚痴を笑いながら聞いてくれる真理江ちゃん

そして 真理江ちゃんが「でも あんたは寂しがり屋だから 誰かが同じ家にいる方が安心しない?」と聞くのです

けど 穂積さんは 「昔とは考え方や価値観が変わった」と答えます

後日・・・

冷蔵庫を開けると 穂積さんが作ったボテサラがない・・・

旭さんが食べたな・・・と 旭さんに「次からは勝手に食うな」と言います

旭さんはどうも出来合いのお惣菜だと思って食べたようですが 実は 穂積さんの手作りだと知ります

そのまま台所に立って料理を続ける穂積さんに旭さんが「うまかった ごちそうさん」と声をかけます

穂積さんは その一言に 脳内で 誰かが「うまかったよ」と言っている記憶を思い出させます

ふっと・・・

穂積さんの時間が止まるような間が入り・・・

最後のページで いつもの上から笑顔で「あんたの舌が肥えてなくてよかった」という穂積さんの顔が描かれてます

そして「俺は二度と 同じ轍は踏まない」という穂積さんのモノローグで次回に続いています

海ホタルの感想

えっと 時系列的には要ちゃんがNY赴任中の間みたいです

有村さんとOBOG会に出ているシーンがあります

有村さんは出演していますが NY在住の要ちゃんは話の中でしか出ていません

有村さんの「要ちゃんの人生まるごともらうつもりなんで!」って惚気を聞いて その帰り道 「人生で唯一のかけがいのない相手と幸せになる」なんて自分にとっては遠い世界の話しだよ。と思う穂積さん

そういえば・・・

穂積さんの過去って部分的にしかわかっていないんですよねー

トラウマを植え付けられた男がいて その彼が有村と似ている。そして たぶんその彼はたぶんノンケ・・・

「チェンジワールド」で穂積さんが「ノンケがたまたま男を好きになった」ってセリフが嫌いだって言うシーンがあるんですが これは たぶん穂積さん自身が言われたことのあるセリフじゃないのかな?って思うんです

ノンケとつきあい→振られてトラウマ・・・

BLあるあるといえば・・・あるあるなんですが 相手の弱いところをついてマウントを取りたがる穂積さんと その穂積さんのペースをも乱す旭さんと織りなすストーリーには期待値が上がります

今話を読むと 穂積さんは好きな人には尽くし系になっちゃう気がします

新しい穂積さんの魅力を拝めることができるのかな?

今後の展開が楽しみですね

「サヨナラゲーム」「チェンジワールド」試し読み

サヨナラゲーム

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