こんにちは!海ホタルです
絵津鼓先生の「JOY」を買いに行かねばー・・・行かねばー・・・と思いつつ、結局時間が取れず、電子配信の方でポチしちゃいました
バラ売りの第一話だけ読んで、続きがすごく気になっていた作品です
でもねー・・・
実はねー・・・
独り言をつぶやいちゃうと・・・
わたし、絵津鼓先生の作品って、好きな作品と、イラッと要素を含む作品がバッチリ分かれるんですよね・・・
だから、読む前にすっごいドキドキするんですよ・・・
かなり、心づもりをして読みます
そして、こちらの作品は・・・
途中まで、けっこう、わたし的にイラってくるところがあって、最後の最後で「あー!!よかったね!!」ってしみじみ思えた作品でした
どこにイラッと来たかも正直に記事に書いちゃいました
だから本日の記事は、「そういう部分が駄目な人もいるんだな」って感じで心広く読んでいただけたら幸いです
絵津鼓先生のファンの方は、そこの部分は、まるっと読み飛ばしてくださいね!!よろしくお願いしますm(_ _)m
目次
作品紹介
少女漫画家の岡崎豪は、女の子にキュンとしてもらえる漫画を目指して日々邁進中。同じく漫画家の阿久根勇亮と切磋琢磨している。ある日、阿久根が男と裸で寝ているところを目撃し、驚く豪。仲良しだと思っていたけれど、お互い知らないことがいっぱいあると自覚した時、豪に「BLを描いてみませんか?」という誘いが…!
「JOY」のここが面白いよ
王道を守りつつ、好きになっていく過程にキュンってくる
マイペースで賑やかで無邪気で鈍感な豪は、少女漫画家
その豪のアシスタントに入っているのが、同じく漫画家の阿久根くん
無邪気で行動が小動物系の豪が、阿久根くんの住むアパートのドアを勢いよく開け「原稿がやばいー!阿久根くん 助けてー」って飛び込むと、そこには、男と裸で寝ている阿久根くんの姿が!!
阿久根くんがゲイだと知らなかった豪は、びっくりしちゃうという・・・
BLマンガあるあるシーンの第1位に輝くようなお約束展開からスタートします!笑!
豪は、阿久根くんがそっちの人と知り、興味津々・・・
「恋バナしよう!メンズ同士の恋愛ってどんなデートすんの?」と、ノリノリで聞いてきます
この時、阿久根くんの布団で裸で一緒に寝ていた響くんは、この豪の存在が面白くありません
「阿久根のこと絶対好きになるなよ」って言う響
この時、豪は「僕 誰のことも好きにならない だからふたりの邪魔はしない」と、とっても意味深なセリフを阿久根くんに吐きます
そんな寂しい言葉を吐かれたら、阿久根くんだって豪のことが気になっちゃいますよね・・・
だから、阿久根くんは豪の内側に踏み入っていきます
いつも無邪気で元気いっぱいな豪
けれど、実は心に抱えている闇はとっても深い・・・
豪は、阿久根くんに、自分の内側に抱える寂しさをすこしづつさらけ出していきます
そして、それを受け止めてくれた阿久根くんのこと意識し始める豪
漫画家とアシスタント(漫画家)という仕事の上で知り合ったふたりが、「実はゲイだとわかった」「実は、心に寂しさを抱えている人だった」というお互いを知り合っていく中で、気持ちを変化させていく様子がコミカルにテンポよく描かれていて、とっても読みやすい作品となっていました
美容専門学生の暢(のぶる)と大地は、寮もクラスもグループも一緒の仲良し同士。しかし、とあることをきっかけに暢は大地のことを友達以上に意識し始めてしまう。素直になれず大地にいじわるばかりしてしまう暢と、そんな暢の本心が分からず不安になる大地。ギクシャクした関係から二人の気持ちは少しずつすれ違っていき……。
ここからぶっちゃけトーク!「正直、ここにはイラってきた」
この作品、口コミ評価がすっごく高いんですよねー
だから、ほんと少数意見だと思うんですが・・・
思い切って書いちゃいます!!
この物語の主人公。
マイペースでちょっと天然入っている豪
人見知りしちゃう所や心開いた相手には無邪気に振る舞っちゃう姿が、本当に子供みたいにかわいいんです
でも!この子!!ほんと、デリカシーがないんですよ!!
阿久根くんが「ゲイ」と知って、興味津々に「男が対象だったらどこ見て判断してるの?顔?体型?」って聞いちゃうところとか!?
阿久根くんの目の前でキャラのラフ絵をあっさり破っちゃうところとか!!
人に意見を聞いといて、答えているのに、すでに興味が別のことに移っているところか!
子供の頃から、何かと仲間はずれにされちゃう子供だったと語る豪ですが・・・
正直、「絡みづらいあんたにも問題があったのでは・・・」と思っちゃいました
でも・・・自分になにか問題があるとわかっていて、それがなんなのかわからないっていうのもつらいって気持ちもわかる
直しようなないもんね・・・
だから孤独になっちゃったんだろうね・・・
響が、豪に対して、漫画家という仕事そのものを否定して攻撃するシーンがあるんですが・・・
響がそこまで言いたくなる気持ちもわかるって思った
いくら言っても、全然、こいつには伝わっていないなって相手には、つい、必要以上にきつい言葉で攻撃したくなりますよね
あと、豪の幼馴染「智文(←女)」の存在にもイラ~・・・
だんながいる身でありながら、下着同然の姿で豪の家でくつろいでいるって、その行為が、すごくイラってきましたー・・・
智文が、「自分は、豪のことをすごく大切に思っている」って 阿久津くんに言うシーンがあるんですけどね・・・
そんな長ーい足や手を露出した格好で言われても、ちょっと説得力がないわー・・・という感じでした
豪も響も智文・・・どれも、いいキャラなんですけどね・・・
いいキャラだと思うんだけど、どこか私のイラッを刺激してくるキャラクターでしたねー
海が家の仕事の手伝い先で出会ったのは、ラウンジのボーイの欣也だ。最初はただのチャラいボーイに見えた欣也だったけど、ドジな拓海を何度も助けてくれる。だんだん仲良くなっていった拓海と欣也は、なんと二人でデートの練習をすることに!果たして拓海に彼女はできるのか……!?
ラストはとってもよかった
途中、読んでいて、やきもきしたり、イライラってさせられた部分もあったんですけど、それでも、ラストは、ちゃんと主人公二人がくっついています
なんやかんやと書きましたが、豪は、豪なりにすごくがんばっているんですよね
響からマンガそのものを否定される攻撃を受けて、「今の僕が自分のマンガの主人公だったら 諦める展開にはしないから」って涙を流してがんばるシーンはすごくグッときましたしね!
そんながんばる豪に阿久津くんが惹かれていくのは当然のことのように思えます
あと、豪には、阿久津くんくらい許容のある彼氏がほんとお似合いだと思います
子供みたいに無邪気な豪と、しっかり者の阿久津くんと末永く幸せになってほしいな☆
あと、この作品は、分冊版で番外編が出ていますが、コミックの方には収録がされていません
「JOY」番外編が出ています
「JOY」の番外編は26Pとなっています
読んでみました。
智文に邪魔されちゃうふたりが、イチャコラしたいと旅行に行って、満喫しちゃうってお話でした
「ひとりぼっち」だと思っていた豪が、阿久津くんと楽しい時間を過ごして「幸せだなー」って思っています
エロは、少なめです
電子試し読みはこちらから
ここは面白い!ここはいまいち!ってところを正直に書かせていただきましたが、クチコミは高評価のBLコミックです
ぜひ!どんな作品か立ち読みをしていただければ・・・と思います
サンプルボタンを押すと即立ち読みできます
私も絵津鼓先生ファンです。。速攻、番外編ポチしました。Hシーンは少なくて絵もシンプルって感じ?だけど見やすくてストーリーも好きな作品ばかりです。不思議な魅力を感じます。
sayurinさんへ
そうなんですよね。なんというか・・・絵津鼓先生の作品は、とても不思議な感覚のBLですよね。でも、そこがとても魅力に感じます