こんにちは!本日も「今日何ときめいた?」をご覧いただきありがとうございます。
先日、三田織先生の短編「ふたり百景」が電子書籍で出ていたので、読んでみました。
30ページという短いページ数ながらも、読んだら、心がとても温かくなるとてもすばらしい作品でした。
心が疲れている時に読んだら、ほっこり幸せになれると思います。
では、レビューに行ってみよー!!
目次
作品紹介
「ふたり百景 ~風邪のおわり春のはじまり~」のここが面白い
ほのぼの癒される日常BL
すでにラブラブ同棲している恋人設定です。
風邪をひいて声が出なくなった受けが「お医者さんが一週間は声が出せないって」というカードを攻めに見せるシーンからスタートです。
「そんなに扁桃腺悪かったん?」て驚く攻め。
この後、ふたりでこたつに入って、受けは、声がでない間、職場で使うカードをせっせと作り、その隣で攻めが攻めが本を読んでいるんですけど、攻めは、部屋に響く秒針の音に気づくんですね。
「秒針の音初めて聞いた」
どうやら、いつもは、受けがとっても賑やかな子で秒針の音なんて気にならないようです。
その後も、部屋に鳴り響く秒針の音に、攻めは、寂しさのようなものを感じるんでしょうね。なにか会話をしようとするんですが、うまく言葉が出てこない。
どうも、受けとは反対に、この攻めは、あまり会話が上手でない様子・・・
夜、隣で寝ていて、受けの顔を覗き込みながら攻めが「声聞かせて」って思うシーンは、やさしくて温かくて、読んでてじんわりきます。
受けが風邪で声がでなくなったことで、受けが側に要ることで、自分がどんなに毎日にぎやかで楽しい時間を過ごしていたかを気づくってマンガです。
会話をしようと、一生懸命ななっちゃう攻めの姿にほのぼのします。
やさしい気持ちになれるBLがお好きな人にオススメです
恋人が風邪で声がでなくなった。
日常に落ちているたったひとつのエピソードで、これだけ、やさしく温かい作品を描き上げる三田先生の世界観には脱帽です。
ほんと、日常に溢れている些細な一コマを拾い上げて淡々と見せるのがお上手な作家さんなんですよね。
エロシーンは一応ありますが、とてもかわいい感じで仕上がっています。
だから、エロがなきゃBLじゃないって人には、物足りない作品かもしれません。
でも、エロなしでもやさしい気持ちになれ作品ならウエルカム!って方には、全力でおすすめできます。
三田織先生おすすめコミック
三田織先生の作品の特徴といえば・・・
まず、エロ部分には期待してはいけません!
ほのぼのと癒やされたい時に読むべき!!
なんともいえない温かい絵のタッチに癒やされます!
オススメ作品はこちら。
皆から愛される(イジられる!?)ぽっちゃり体型のヨネちゃん。
ある日、憧れのクラスメイト・アライ君から「ユーレイを成仏させる為に女装してほしい」なんてお願いをされて!?
初めて読んだ三田織作品。表紙を見て、これはないわーって思いながら読んだせいもあって、読後、なんでもっと早く読まなかったんだろう。と後悔した。一作目はほのぼのとした高校生カップル、二作目は叔父と甥のお話です。表題作は、ほんと、ほのぼのと温かいお話です。2作目は、行き着く場所が見えない不安がつきまとう作品なので、好き嫌い分かれちゃうかも・・・
▶山田と少年
クリスマスの夜、仕事帰りの山田(26)は、泣きながら酔っ払っている男子高校生・千尋を拾う。彼は、同性に惹かれてしまうことを悩む少年だった――……。
おっさん扱いされているけどまだ26才のノンケが、ゲイの高校生を拾うところから始まるこのコミック。読んだら、こんなかわいい高校生の彼氏ができて、攻めはほんと幸せものだよ。という気分になる。高校生でゲイの受けがどこまでもかわいい作品です。
▶僕らの食卓
会社員の豊は、誰かと食事をするのが苦手。しかし、昼食をとろうとしていた公園で出会った兄弟・穣と種になぜか「おにぎりの作り方」を教えることに。以来、彼らと一緒に食事をすることが増えた豊。いつしか、みんなでご飯を食べるのが楽しみに思えて――。
Rentaを覗いたら、クチコミが380件もついていた・・・やばいよ。この数字・・・誰かと一緒に食事を共にするのが苦手な主人公が、ほのぼのとした兄弟に出会い、兄である受けに惹かれていっちゃうお話。大きなおにぎりを頬張るシーンがなんとも温かくて、読んでいると、ほんとやさしい気持ちになれる作品です。
どの作品も、読むと、ほんと、ほっこりします。優しい気持ちになれて、誰かに優しくしたくなります。
電子書籍
ぜひ、気になった方は、以下のストアボタンから試し読みチェックしてください。30ページという短さながらも、これで100円(+TAX)は安いって思える価値ありのコミックとなっています。