こんにちは!海ホタルです
本日の紹介はyoshi先生の「lie cry like」(原作は阿賀直己先生です!)の紹介です
どこらへんがわたしには難しかったかも併せて紹介します!!
作品紹介
専属ヘアメイク×孤高の人気俳優
十和田(とわだ)のぞみは、美しい男ランキング1位の人気俳優。
外見には似つかない傍若無人な振る舞いで、まわりの人間を寄せつけなかった。
ある日、十和田のひと言から強引に専属ヘアメイクにされてしまった谷(たに)は、
彼の身の回りの世話もすることになる。
気付けば、十和田の一挙一動に目が離せなくなっていて――。
「lie cry like」のここが面白い
あらすじはこんな感じ!
美しい顔ランキング1位の俳優・十和田のぞみ(←表紙左です)
周りに忖度せず、思っていることをそのまま口に出し、愛想笑いの一つもしない彼は、スタッフたちの心を度々、凍り付かせる
そんな十和田のことを冷静に観察しているのがメイクアシスタントの谷
谷は、子供のころから美しいものが好きで、十和田の美しさに惹かれながらも、一歩引いてそれを眺めていた
そんなある日、谷の事務所の先輩が十和田に手を出そうとし!
それをきっかけに、アシスタントだった谷が十和田のメイクをするチャンスが訪れる!!!
うわべだけの愛想をふりまかない谷のことを気に入った十和田
十和田は谷と一緒に仕事をする機会を増やしていく
こうして、十和田と一緒にいる時間が増えた谷
そして、見えてきたのは、十和田に生きる気力のなさ
仕事場では「女王さまキャラ」だった十和田・・・でも私生活は生きる気力がなさげで見ている側が不安になる儚さを持っていた
不安定な十和田の私生活の面倒を見始める谷
十和田は少しづつ谷に心を許していって・・・
「普通」ってなに?いろいろ考えさせられるテーマ性
十和田と谷の共通点は、親から「“普通”でいてほしい」「あなたは“普通”じゃない」と言われ続けて育ったところ!!!
でも“普通”の基準って・・・人それぞれ違いますよね?
子供のころから美しいものが好きだった谷
親から、なんども「男の子らしく“普通”になってほしい」と言われます
思春期の谷は「“普通”ってなに?」と悩みましたが、社会に出て、親が言っていた“普通”という言葉の正体のなさに気づきます
でも、十和田はそうじゃなくて!
子供のころから感情をオモテに出すのが苦手だった十和田!
美しい顔を持つがゆえに周囲から注目が勝手に集める
なのに、感情を出すのが苦手だったため様々な誤解を受け辛い思いをしてきた
親から「あなたは“普通”じゃない」と言われ育った十和田
クールな顔で涙を流さないけど、心の中では深く傷つき、大人になっても“普通になりたい”と思い続け、もはや“普通”がわからず生きる気力が萎えている状態!
十和田は、谷と出会ったことで、少しづつ感情を取り戻していく!!
十和田の表情が少しづつ豊かになっていくのに注目してほしいです!!!
海ホタルの感想まとめ
作品を通して言えることは・・・全体的に“美しい作品”だと言うこと!
コミカルな展開はなく、シクシクと十和田と谷の関係の変化が描かれていく様子が美しいのです!!!
わたしが、この作品を読んだとき、難しい作品だなって思った理由は・・・
作中、なんども「死」を匂わせるワードが出てくるので、わたしは、「十和田は、きっと最後に死ぬ」って目線で読んじゃったんですが・・・
でも、そうじゃなかったってところ!!!
初めて読んだときは、最後は、谷との未来を約束するシーンもあるし、わたしが深読みしすぎただけ?って思ったのですが・・・
でもでもでも、4年ぶりに読み返したら・・・
やっぱり、むっちゃ死亡フラグ立ててるやん!!!と思いました(汗)
きっと、私と同じとらえ方をした人は、読後、「この先のふたりが読みたい」って気持ちでいっぱいになるのでは?
正解はわからぬまま・・・でもそれを含めて“美しい作品”だと思ったし、いい意味で後を引くコミックだと思います
気になった方は、ぜひぜひ、試し読みをチェックしてみてください!
そうそう・・・わたしにとって「lie cry like」は、ちょっと難しい作品だったのを思い出したよ・・・
初めてコミックを読んだとき、小説で読んでみたいと検索したのを覚えている。
でも、小説はなくって・・・正解はわからぬまま?
自分の中でも宙ぶらりんのままですが・・・!!
リクエストをもらったので感想を書いてみようと思う!!!