こんにちは!海ホタルです
篠崎マイ先生の新刊「神さまは陽だまりに眠る」が配信されているので読んでみました
今回のお話は、土地神さまと人間の恋❤
自分が育てた子供が攻めになるってお話が好きな方が好きそうな展開です
この作品の場合、育った子供がとっても心優しい青年に成長したので、読むと、心がほっこりします
どんなふたりが登場するのか?
紹介します
目次
作品紹介
土地神のナギは、祠の前に置き去りにされた赤ん坊を拾い“陽向”と名づけ、二十歳になるまで育てることを決める。19年後、心優しい青年に成長した陽向は献身的にナギの世話をやくが、陽向が向ける情に恋愛の情が含まれていることをナギは知っていた。でも、神と人間――。その気持ちに応えることはできないと気づかぬふりを続けるが、実はナギは陽向に重大な秘密を隠していて…?
「神さまは陽だまりに眠る」のここが面白い
土地神さまが人間の子供を育て始める
人々の信仰の心がエネルギーとなり生まれた土地神さまのナギ
ある日、祠の前に捨てられていた人間の赤ん坊を拾い育て始めます
ナギは、陽向を3歳まで育てて、人間の住む町に返すつもりでした
でも、3歳になった陽向は、自我が芽生え始め、育ててくれたナギのことを大好きになっていて!
ナギが町に置き去りにされたのに、泣きながら、ナギが住む祠までひとりで帰ってきちゃうのです
家に帰れない(神様の家がない)って、3歳の子が泣くんですよ~
ナギは、泣きじゃくる陽向を見て、20歳までここにいていいと期限を延長しちゃうのです
異種間だから結ばれない?せつない展開も楽しめる
大福のようなぷくぷくとしたほっぺがむちゃくちゃかわいかった陽向
山の中の緩やかな空気の中で育ったせいか、まっすぐでこの上なくやさしい青年に育ちます
そんな陽向は、幼い時同様に育ててくれたナギのことが大好き!!
ナギのお世話にせっせと勤しむ陽向
でも、ナギは、陽向の気持ちを知りながらも、突き放し、20歳になったら人間が暮らす町に行くことをすすめます
ナギの傍に残りたい陽向は、なんとかナギの元に残りたいと願うのですが・・・・
でも、人間である自分が、神様であるナギの元にいることでナギの寿命を縮めていると知り、ナギの元を去り人間の世界へと戻っていくのです
好きな人の傍にいることで寿命を縮めてしまうって・・・そりゃ、相手の幸せを祈って身を引きますよね~
実は、このシーンは、いろんな「嘘」も入り混じっているシーンなんです・・・
それも合わさって、せつなさ3倍増です!!!
人間と神様が一緒になるって・・・簡単なことじゃないんですよ!!!
エロは微エロ・・・
全体にほのぼのとして展開なので・・・
もう、これはエロなしでもいいのでは?って思っていたら・・・
一応、結合シーンはありました
でも、ほんと、ちょこっとです
年下攻めで強引な攻めが好きな方には、正直、物足りない感じです
エロ目的で読むBLではないと思います
海ホタルの感想まとめ
最後は、ちゃんとハピエンで終わっています(^^♪
個人的には・・・
年末から、プライベート部分で「うわー---大変!うわー---やばい!!うわー----撃沈!!!!」という日々を送っていたので・・・
そういう私にとっては、むちゃくちゃ心癒される1冊でした
読後、今年は、こんな風に、にこにこ生きて、大切な人を幸せにしていきたいと心の底から思いましたヨ(^^♪
BL(←エロ充実か否か)としての満足度は正直低いのですが、でも、心がささくれだった人間にとっては心癒される1冊となっています
末永く幸せでいてほしいなって思えるふたりでした(^^♪
どんな作風なのか?
気になった方は、下のボタンリンクアから試し読みをチェックしてみて
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一生懸命に育てた息子が、こんな歪んだ愛情を持つなんて・・・
でも、この作品は、お互い様って部分もあるので・・・
かなり歪な愛なのですが、それがヒリヒリと痛く、同時にせつなかった作品
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叔父の方は、こういう展開になるとはっていう部分もちょっとある
なんといっても姉の子供に手を出すって・・・ちょっとダメですよね!
でも、最後はラブラブで終わってる
寂しい大人の救済BLって感じ!