何度も再会!うまくいかないふたりに胸がウズウズ・・・「ノット 」秋平しろ

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オトクにBLが読みたい!

αの花嫁 共鳴恋情 1【コミックス版】

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新装版 秋山くん

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更新4/8に電子配信がスタートしました

大好きな秋平しろ先生の新刊が発売されましたー

いや・・・でも、この作品・・・実は、連載を読んでて途中挫折しちゃった作品なんですヨ・・・

秋平しろ先生の作品で「これ」が投下されるなんて~・・・って、ちょっとショックを受けた作品・・・

でも、だからこそ、その後の展開が気になっていたというか!

読めて大満足です(^^♪

固定ファンも多い秋平しろ先生の作品なので、どんな作品か気になっている方も多いと思います

どんな内容なのか紹介します

ぜひ、参考にしてみて!

作品紹介

電子配信の予定は4月8日からです

「ノット 」のここが面白い

成長とともに変わる?二人の関係性が面白い

この作品の面白さは、何度も再会をするふたりなのに、なかなか「恋」がはじまらないむずがゆさ?

コミックの中盤あたりでようやく攻めが「恋心」を自覚しています!

お・・・遅いよ~・・・わたしは、小学生の時から、意識していたと思うのよ~

なのに、気づくのが大学生ってぇぇぇ!

 

森本静と大和田十は同じ小学校のクラスメイト

十(表紙の眼鏡の子)が、当時はやっていた「恋のおまじない」で、静の名前を書いた

それをクラスメイトからからかわれて、思わず「きもい!」と言っちゃう静

この時、静は、本当はうれしかったんですよ!

でも、クラスメイトにからかわれて、つい「きもい!」って言っちゃったんです・・・

小学生あるあるだよ~!!

それを聞いていた十は、翌日から静をいじめだして!!!

小学生だから、つらくて恥ずかしくて・・・その鬱々した気持ちをいじめることでしか表現できなかったんですよね!!

 

そして、静が転校することになって、離れ離れになるふたり

 

けれど、静が、中学生になって、町に戻ってきて再会!!

再会した十は、いじめっこたちの標的になっていた

小学生時代にいじめられていた静は、「ざまーみろ」と思いながらも、十のことが気になって仕方ない

けれど、声をかけることができず、接点がないまま中学を卒業

思春期全開の中学生っぽい!気持ちを表に出すことがないままフェイドアウトーーーーー!!!

 

そして、次の再会は、高校時代のバイト先

このころには、静も成長し、中学生時代の後悔から自分から積極的に十に声をかける!

ずっと心に思っていた「友達に戻りたい」という言葉を伝えることもできるのだが!

だけど、十の態度は固いままでバイトを辞めてしまう

撃沈した静・・・もう、きっと再会することもないだろうと再び大後悔・・・

しかし、今度は大学で再会をするのです!

 

何度も再会を重ねるふたり

自分の気持ちを言葉で表現するのが難しかった小学校時代

話しかけたいのに、でも、変なプライドのせいで話しかけられなかった中学時代

高校生になって少しは成長できたのに、十に逃げられてしまった高校時代

そして、大学生になって、お互いがちゃんと成長し、ようやく向き合うことができるふたり!

 

読み返せば・・・小学生時代から、十は恋のおまじないに静の名前を書くほど静のことを好きだったし、静も、十の気持ちがすっごくうれしかったんですよ!

小学生らしく、お互いにほんのりと好意をもっていたふたりが、ものすごく遠回りして、気持ちを通じ合わせたふたりの姿がすごくよかった作品

成長とともに変化していく二人の関係に注目してほしいです!

十は、ずっと静のことが大好きだった!

眼鏡で黒髪の十

小学生時代は笑顔がかわいかった十だけど、成長とともにどんどん寡黙な青年へと成長していきます

その姿は、なんともミステリアスというか・・・ストイックな雰囲気の中に妙な色気があるというか・・・

その魅力に誘われた人たちが十の周りに寄って来る

中学生時代のいじめっこたちも、十の不思議な魅力に引きよせられた子たちなんですよねー

 

わたしが、一番ショックだったのは、十の養父が、十と肉体関係を持っていたって展開です

合意じゃない関係です・・・

秋平しろ先生の作品で、まさか、そういう展開がぶっこまれるとは(汗)・・・驚いちゃいました

ちなみに、高校時代の再会時、「友達になろう」と声をかけてきた静に、十が頑なに心許さなかったのは、この養父との関係のせいだと思います

小学生時代は、純粋で楽しかった時代もあるのに・・・ボタンの掛け違いのごとく距離ができていくふたり

昔のように無邪気ではいられないふたりの関係性・・・

コミックの前半は、なかなか切なかったと思います

秋平しろ先生らしい能天気な攻めに救われる!

秋平しろ先生の作品には「受けのことを、無邪気に好きって全身で言っている」攻めがたくさん出てきます

そこがわたしの「好き好きポイント」です

この作品の静も、気づくのは遅かったけど、一度、十のことが性的な意味で好き!って自覚した後は、十のことを「好き好き」と言っています

静の無邪気な「好き好き攻撃」に、辛辣な態度を返す十だけど・・・

頬を赤らめていてまんざらでもないのがよくわかるのがGOOD!

ツンデレだわー!ツンデレですよー!

攻めに対して言葉や態度では冷たい受けですが・・・表情から「好き」って気持ちがわかりやすく伝わってくるのがよかったです

海ホタルの感想まとめ

正直、義父の件が有耶無耶になっているのがひっかかりましたが・・・

でも、そこを突き詰めると誰も幸せになれない気がするし、あまり深追いしないのが正解な気がします

(でも、ひっかかるって方は多そう!)

 

ふたりがくっていて・・・ちょっとエロがあって、気持ちが通じ合えてジ・エンドです!

だけど、なにしろ、思いが通じ合うまでが長すぎて!!!

最後のページを読んで「え?これから二人のストーリーがはじまるんだよね?」って思ってしまいました!!!

もっとラブラブしているふたりが見たかったぁぁぁ!

静からの直球の愛の言葉に照れる十をもっと見てみたいぃぃぃ!!!

面白かったけど不完全燃焼?(←誉め言葉だよ!)

続編があったら、絶対に買っちゃうぞ!という誉め言葉を残します

試し読みはこちらから

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