「コヨーテ 4巻」第17話 ネタバレ感想

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こんにちは!海ホタルです

こちらの記事では「ダリア 2021年4月号」より座裏屋蘭丸先生の「コヨーテ」の紹介をしています

今回は、登場人物が多かった!

ガーランド側のベンジャミン・・・

って~・・・誰だっけ~・・・???

一瞬、「?」だったけれど、1巻から登場してたわ!笑!

ほんとカタカナの名前はインプットできないんだよな~・・・わたし・・・(;´д`)トホホ・・・

それで、「ダリア」が発売されるたびに、「コヨーテ」は、1巻から最新刊まで読み返すことになる!!!

いやいや・・・わたし以外も、絶対にそういう人いるでしょ!?

そういうわけで、わかりやすさ重視で紹介したいと思います!!!

では!いってみましょう!!

この記事にはネタバレが含まれます。ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします
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「コヨーテ」第17話の紹介(ネタバレ有)

ランドルフとベンジャミンの会話

カフェでランチを取りながら向かい合わせでしゃべる男ふたり

ひとりはベンジャミン

もうひとりはランドルフ

説明
共にガーランド側の人間・・・

「ベンジャミン」は、ノーランのターゲットの男で、ガーランドの下についているストリートギャングたちを管理をしている
「ランドルフ」は、アガシのターゲットの男で、ガーランドで顧問をしています

ストリートギャングたちを使って、「人狼狩り」をしているベンジャミン

血気盛んなストリートギャングのガキたちは、人狼なのかどうかあまり確認もせずに狩りをする

彼らを統率できずに参っている様子のベンジャミン

ランドルフは、人狼じゃない人間を狩ったら、その後始末が増えるからなんとかしろと言っている

しかし、狩った相手が本物の人狼だった場合でも、反撃されて何人もの下っ端の命を失うベンジャミン

ベンジャミンは、まいった・・・って様子で、「この人狼狩りは本当に必要なことなのか」と本音がポロリ

「あんたはどう思ってるんだ?」とランドルフに聞くベンジャミン

ランドルフは、下手なことは口には出さないという感じで返事もせずに会計を頼む

そして、ベンジャミンに、「今みたいな愚痴を下の者にこぼすんじゃないぞ」と念を押して帰っていく

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ガーランド側の内情

同じカフェの中には、ベンジャミンの後を付けているノーランがいて・・・

ノーランの前にはリリー(←コヨーテ。以後、リリー)が座っている

本当ならば、リリーは自分のターゲットであるヨシュ(←マレーネ。以後、ヨシュ)を監視せねばならないのだが、ターゲット暗殺以外の打開策を探すため、ガーランドの内情を詳しく知りたいとノーランについてきた

2人の会話を聞いていたノーランは、ベンジャミンたちの会話を聞いて、ベンジャミンは、指示をする上がいなくなれば、人狼狩りをやめるのでは?・・・とコヨーテに話す

そして、ランドルフは、元々は亡くなったトーマス・ガーランドの相談役で、サイモンとは相性が悪い。と説明する

コヨーテは、2人の会話に出てきた「テイラー」という男のことを聞く

「テイラー」はガーランドの事実上のナンバー2

跡継ぎであるヨシュ(マレーネ)になにかあった場合、テイラーがガーランドを束ねるトップになる

テイラーのヴァラヴォルフへの恨みは強い

 

ノーラン「(テイラーは)実の兄弟をヴァラヴォルフに殺されているから・・・」

 

ヴァラヴォルフへの恨みが強いテイラーがガーランドのトップになることだけは阻止しないと・・・と話すノーマン

ガーランド側の内情については、1巻でも似た内容の説明シーンがあります

今回は、それを改めて再確認って感じですね!

わたしも、ベンジャミンのことはすっかり忘れていたので~(笑)
改めてインプットしましたよ・・・・

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70年前の大虐殺の真相

ドミニクとデボラが事務所で話している

ふたりの会話からデボラがフーコ議員の娘だとわかる

70年前に起こった大虐殺事件の話をデボラにするドミニク


 

事の発端は、猿顔で長い指、鉤爪をしている奇妙な怪死体が見つかったことからだった

ガーランドは、その怪死体の写真を使って、人々に「人狼」の存在を信じさせ、さらに、人狼の遺体に賞金をかけた

賞金目当てで暴徒化した人々によって、ひっそり暮らしていたヴァラヴォルフの村で虐殺が始まった

ガーランドが好き勝手できたのは、当時の首相である「アーノルド・フーコ」の後ろ盾であったから

マフィアのガーランドと若い政治家のアーノルド・フーコ

ふたちの間には黒い繋がりがあったわけだが、ある日、ヴァラヴォルフ側から、人狼の存在を否定しないとガーランドとの黒いつながりを告発すると脅かされたアーノルド・フーコ

アーノルド・フーコは、自分の立場を守るため、公式の場で、人狼の存在を否定した

そしてヴァラヴォルフたちが人目を忍んで暮らせる居住区を用意し、秘密裏に「公式には存在しない首相直属の機関」を作った

その機関の役割は・・・

  1. ヴァラヴォルフがいるという実在の証拠を破棄し回収すること。
  2. そして、ヴァラヴォルフの存在を未来永劫に隠し、彼らを保護すること。

 

この機関の存在はガーランド側も知らない

説明
ドミニクとデボラは、その秘密機関に所属しているってわけです

ちなみにデボラは、アーノルド・フーコ首相の孫にあたります

1巻で、ドミニクが「俺の恩人がフーコ首相の孫」だと言っていましたが、この「フーコ首相の孫」とはデボラのことみたいですね

ドミニクとデボラの関係もちょっと気になります!

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サイモンのルーティンをつかんだふたり

大きな屋敷に入っていく数台の黒塗りの車

車から出てくるガーランドのボスであるサイモン

ランドルフやベンジャミンの姿もある

木陰には、ランドルフとベンジャミンの後をつけてきたノーランとアガシがいて・・・

2人の会話から、この屋敷は、サイモンが昔、幼かった子供と家族3人で暮らした家だとわかる

サイモンは、週一で通う病院の帰りにここで一泊するルーティンを繰り返していると話すふたり

海ホタルの感想まとめ

今まで出てきた設定のおさらい的なところもったのですが

デボラやドミニクの立場がわかったり、ガーランド側にいるランドルフやベンジャミンは人狼狩りにあまりいい印象を持ってないことがはっきりとわかりました

ガーランドは一枚板ではないってことですね・・・

こういう回って、後から見直して、実は、重大なターンだったりするんですよね~・・・

そして、紹介の方では書けなかったのですが、途中、この物語のメインカップルであるヨシュとリリーの会話シーンが入っています

鉄格子を挟んで会話をするふたり・・・

リリーは、もう一度ヨシュのピアノを聞きたいと思っているけれど、その願いが叶うのかどうか不安になっています・・・

うわーーーん・・・せつないよね~・・・

 

今回、わたしが思ったのは・・・

祖父であるサイモンの後を継ぐことをヨシュは嫌がっているけれど、これは、やはり、ヨシュが引き継ぐべきでは?と思いました

だって、ガーランドって、けっこうボスの力が強い組織じゃないですか?

だったら、いっそヨシュがボスの座を引き継いで、ヴァラヴォルフとの長い戦いに終止符を打つべきでは?

まあ、サイモンが生きている間は、これも無理な話なのですが・・・

サイモン・・・

サイモンね~・・・

あの老いぼれじじい・・・早く引退しないかな・・・・

 

おっと!!!!つい本音がぁぁぁ!!!!ゴホゴホッ!!!

モレノの狂気も怖いし・・・

どういう決着がつくのか!?

しばらくは目が離せませんね!!!

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