こんにちは!海ホタルです
ゆくえ萌葱先生の「白刃と黒牡丹 2巻」を読みました!
いっやー・・・よかったですねー・・・
ここぞって時に、見せるフッて笑みがねー・・・むちゃくちゃかっこいいんですよ!!!
大人の男の余裕を感じる・・・キュン・・・
では紹介に行っていましょー!!
目次
作品紹介
「白刃と黒牡丹 2巻」のあらすじ紹介
一方的な執着愛?いえいえ、実は・・・
母親同士が仲が良くて、小さい頃から、黒々組組長息子である黒井憲剛と仲がよかった刀麻
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小学校で、ヤクザの息子だと言う理由で仲間外れにされた憲剛・・・憲剛が、弱音を吐かず寂しさに耐えていたのことを知った刀麻は、憲剛の傍にずっといることを決意
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その気持ちは高校に入るころには強い恋心へと変化し!憲剛の義理堅い面倒見のいい性格に付け込んで体の関係を持つ(※刀麻が攻め!)
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憲剛のことが好きな刀麻は、恋人になれないのなら憲剛と盃を交わしたいとお願いする
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憲剛はそれを強く拒否!そこから、体の関係を断ったふたり
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そこからおよそ20年・・・刀麻は、37歳。ヤクザではなく弁護士になったが、ひたすら憲剛を口説く日々を送っていて・・・
とにかく粘着質で諦めない刀麻の20年愛が重すぎる!
憲剛を守りたい!力になりたい!と子供の頃の願いをひたすらかなえるがためだけに生きてきた刀麻
1巻のクライマックスでは、自分が見ていないところで刀麻が危ない目にあうくらいなら、近くにおいて置こうと、憲剛がついに陥落!
ほだされ愛?ついに両思い?!
けれど・・・くっついたらくっついたで、今度は、憲剛がしつこい自分に折れて仕方なくつきあってくれたんじゃないかと不安になる刀麻
1巻では刀麻からのおもーーーーい執着愛が描かれていたが
2巻では、その刀麻からのおもーーーーい告白の答えを憲剛から聞けるという展開となっています
「白刃と黒牡丹 2巻」のここが面白い
当て馬が役不足になるほどの重ーーーい両思い
憲剛の目の傷・・・
すっごい気になりますよね~
その傷は、10年前に、組で面倒を見ていた赤羽くんがやんちゃしたときに、憲剛がかばったことでついた傷なのです
2巻では、その赤羽くんが登場!
憲剛の周りをうろちょろしだすのですが、刀麻は、それがむちゃくちゃ面白くない!
憲剛にかわいがられている自信がある赤羽くんと現恋人の刀羽の間でバチバチの戦いが始まる
赤羽くんに向かって、自信満々に「(たらし込めるなら)誑し込んでみれば?」という刀麻だけれど・・・
実は、憲剛がしつこい自分に絆されて、つきあってくれているのではないかと不安で~・・・刀麻の胸中はかなり穏やかじゃない
で!憲剛も、2人がバチバチの戦いをしていると知ってて、わざとなにも言わないんですよね~
正直、読んでいて、刀麻が不安になっているんだから、なにか一言いってあげたら?って気持ちで読んでいたのですが
憲剛からの刀麻への重ーーーい愛がクライマックスでわかるという展開になっていて!
もう・・・お互いにお互いの事しか見えていないふたりだけの世界を楽しむことができました
憲剛からの重い愛をしって刀麻は泣いています!
赤羽くん・・・当て馬にもならなかったですよ・・・(笑)
男前受けがかっこよすぎ!
この作品のなにがいいって・・・
攻め役の刀麻の粘着質な重い愛も面白いのですが
それ以上に、受けの憲剛の男前ぶりですよね
フッという笑みだけですべてを物語る男!
なのに!ベッドの中では受けという美味しさ!!!
刀麻がベッタベタにつけたキスマークを隠すことなく堂々としている憲剛の潔さがむちゃくちゃかっこいいのですが
最後には、刀麻の身体にもキスマークが!
つきあうことになっても、心のどこかで「片思いかも・・・」という不安のあった刀麻
最後のクライマックスエロで、憲剛に名前を呼ばれて、ほんとに情けない顔になってて
こう・・・刀麻のこみあげるような喜びがヒシヒシと伝わってきました
ああ~・・・もう!本当に!
余裕の笑みで攻めをメロメロにする受けが、むちゃくちゃかっこいい!
ホタルの感想まとめ
いやー・・・よかったです
攻めの執着愛もよかったし、受けの男前ぶりもよかった!
ゆくえ萌葱先生の描くキャラって、本当に魅力的なんですよね~・・・しみじみ・・・
脇キャラの伴田くんもすごく好き!
この絶妙なタイミングの間の悪さの数々!
サイコーです!
シリアスな展開の中にも、時々笑いがあって、重すぎず、軽すぎず楽しめる作品
男前受けが好きな方におすすめしたい作品です