みなさん!!こんにちは!!本日のレビューは、樹要先生の「お気に召すまま仰せのまま」です!!
これ、本屋さんで表紙を見る度、気になっていたんですよね!!電子配信されたのでさっそく読んでみました!!
主従関係ラブモノって、BLではよく見かける設定なんですけど、でもでも、やっぱり、いいですよね~!キュンキュンしたー!!
天真爛漫で無邪気なご主人様と、クールで賢い従者との同級生ラブを楽しめました。
では、レビューに行ってみよう!!
目次
作品紹介
登場人物&あらすじ
左:攻崇臣・・・光貴に使える従者兼ボディガード。クールで生真面目
右:受四宮光貴・・・名門・四宮家の次男坊。平和脳で天真爛漫で無邪気
「ちょっとおれの指 舐めてくれない?」
名門・四宮家の次男・光貴には、同い年の従者・崇臣がいる。従者兼ボディガードの崇臣は、光貴の朝の目覚めから夜眠るまで、いつも一緒だ。
ある日、クラスメイトから初体験の気持ちよさを聞いた光貴はためしに指を舐めてほしいと崇臣におねだりして……!?
好奇心から始まったふたりの関係は?
「お気に召すまま仰せのまま」のここが面白い
頬を紅潮させる受けの表情がいちいちかわいい!!
どこにこんなお金持ちばっかのご子息が通う学校があるねーん!!
って、つっこみたくなるほどのお金持ちのご子息ばかりが通う学校に通っている光貴と、その従者兼ボディガードの同級生の崇臣
お金持ちのご子息といえど、ムフフな猥談はするようで、悪友の丹羽くんからスケベな話を聞いて、純粋培養で未経験の光貴は「他人に舐めてもらうってどんな感じかなー?」って興味を持っちゃうのです
んで、この子、ほんと、無邪気な性格をしているのね~。
自分の一番身近にいる崇臣に、「ちょっとおれの指 舐めてくれない?」とお願いするのです。
いやいやいや・・・いくら、「どんなんかなー?」って思っても、他人に、自分の指を舐めてとは頼まないでしょ?
大人女子なら、その一言で、いろんな展開が、一瞬で脳内に広がっちゃうよね!!笑!!
そして、大人女子の期待を裏切らない展開が次ページから繰り広げられていくのです!
きゃーーーー!!(歓喜!!)
指を舐められるだけで、こんなかわいい反応をする光貴がかわいすぎです!!
頬を紅潮させ恥ずかしがる光貴の姿に、クールで生真面目な崇臣の自制心も吹っ飛んじゃいます!!うふふ
崇臣は、ずっと光貴のことが好きだったからさー・・・好きな人のそんな姿を見せられたら、そりゃ、もっといろいろしたくなっちゃうのも仕方ないよね!!
でも、この行為が逆に生真面目な従者である崇臣を追い詰めちゃうんだよね。
ささいな表情の変化がすばらしい!登場人物の気持ちがよくわかる!
焦ったり、不安になったりって登場人物の感情が、すごく丁寧に描いてくれているのも、すごくよかったです!!
いわゆる、登場人物の心の揺れ動きがわかりやすくて読者が絶対に迷子にならないってタイプのマンガ!
崇臣は光貴への気持ちを隠しながら、主人として大事に守っていくつもりだったのに、自分の主人相手に邪なことをしてしまい、しかも、今後、自制をコントロールする自信がなくなってきちゃうんです。
好きだからこそ、好きな相手から離れたくなる気持ちがすごく手に取るようにわかって、すっごくよかった!!
すれ違いや、勘違い・・・主従関係という縛りの中で、なかなか進展しないふたりの関係にドキドキしました。
まとめ
「あるあるBL」といえば、あるあるなんですけど、でも、描き方が巧いんですよね・・・主人公たちの、勘違いしちゃったり、不安になったりって気持ちにすごく共感しちゃいました。
前回読んだ、樹要先生のコミックでは、ムフフなシーンがちょっと薄目でそういう作風かと思っていたら、意外にも、ムフフって感じのシーンも品よく随所に散りばめられてて、ちょっとずつ進展していくのもポイントが高かったです。
いろんな主従関係BLはありますけど、その中でも楽しめる一冊だと思います