こんにちは!海ホタルです
「In These Words」4巻が出ました!
1巻の発売からかれこれ8年!
8年かけて、1巻の謎の部分に戻ってきました!!!
いや・・・これ!もう!これ大変!!!!ははは!!!
個人的に、「In These Words」は好きな作品で連載は読んでいまして!
でも、前の展開を忘れた頃に掲載されるので、毎回「?」って感じで読んでいるんですよ~!
だから!今回!4巻が発売されると知って、あわてて1巻から復習しました!!
4巻でようやく1巻の冒頭部分につながったので!
未読の方は「続きが気になって仕方ない」ストレスなしで読める!!
それでは!「In These Words」未読の方にも興味を持ってもらえるよう紹介をしたいと思います
では!いってみましょう!
目次
作品紹介
連続殺人犯×精神科医
殺人犯の元から逃げ出してきた克哉は――!?このコミックスのラストが1巻冒頭に繋がる!
そして新たな展開が…!!
未読の方のために「In These Words」のここが面白い
シリーズ累計100万部突破の人気作品!
1巻の表紙がおどろおどろしすぎて・・・まだ手に取ったことがないって方もいると思いますが!
謎解きサスペンスものや、ゾワッとくる猟奇的殺人ものが好きな人は絶対に読むべきBLコミックです!
著者は「Guilt|Pleasure(ギルトプレジャー)」!!←これはユニット名です!!
原作のNarcissus(ナルキッソス)さんは、警察官として働いていた経歴を持っているので、警察内部の描写がかなりリアル!
マンガ&イラストは咎井 淳(とがい じゅん)さん
アメリカンコミックス超大手各社にてカバーイラストレーターとして活躍している先生です
男性特有の分厚い胸板やたくましい二の腕がとっても魅力的なんですよ~!
個人的には外伝の表紙がすごい好きで!
どっちもいい男のカラダをしているのに!この体格差!!
まさに、受けと攻めって感じがムンムンしてすごく好きです!
「In These Words 外伝 NEW YORK MINUTE」
ストーリーはこんな感じ
ストーリーは、猟奇殺人事件の容疑者である男の自白をとるよう取り調べを任された精神科医の浅野克哉の登場で始まる
犯人と一対一で向き合って話をする毎日が始まるのだけど
克哉は、この事件の関りあいを持つようになってから自分が何者かに傷つけられ凌辱される悪夢を見るようになる
それだけでも精神的に追い詰められるのに
加えて犯人との会話の中で、克哉の夢とリンクする部分が現れる
夢の中の犯人と同じセリフをいう犯人
あの恐怖の出来事は夢の中の話であるはずなのに?
克哉本人が犯人の手によって凌辱された被害者なのでは?という考えが克哉の思考を惑わせ始める
この克哉が精神的に追い詰められるシーンがほんと読んでてゾワゾワして
そのゾワゾワを、早くすっきりさせたくてどんどんページをめくっていく作品なのです
魅力的な登場人物たち
ストーリーそのものもかなり面白いのですが
それ以上に、この作品のいいところは、登場人物がとっても魅力的なこと!
主人公の浅野克哉は、色気漂う美人で、イケメンホイホイな男
この人、きっと、自分に好意を持つ相手をキャッチする能力に長けてるんだよね・・・
駆け引きの仕方がむっちゃエロくてスマートで!
口説くと同時にベッドインってタイプ!!
ああ・・・これは、攻めがメロメロになるのも仕方ない!!
そして、アメリカ在住時代は、警察のプロファイラーとして働いていた経歴もあり、とにかく、ものすごくタフで精神力が強い!
いや、ほんとう・・・彼をみていると、精神力が相当タフじゃないと犯人と向き合う精神科医なんてできない職業だ!と思う!!
物語の中では、彼が、猟奇的殺人犯に、かなり手ひどく凌辱されるシーン(←主に1巻の夢のシーン)があります
ここねー・・・けっこう、胸えぐる感じで~・・・!
痛い系がダメな人はダメだと思うんですよ・・・
でも、救いなのが、克哉が、どんなに凌辱されても精神面では負けていないって部分で・・・・
この彼の強さに、ハッとさせられる部分もあるんです
そして!克哉の恋人である警察官の篠原もすごくいい!
重くなりがちなこのストーリーで、篠原の持つ空気が、シリアス感をちょっと和らげてくれています
篠原は、克哉にほんとメロメロで!
克哉はすごく篠原に愛されています!
ふたりの恋の出会いから、同じ事件を追いかけることで絆を深めていく展開は、ほんとドラマのようでとっても見ごたえがあります
「In These Words (4) 」のここが面白い!
1巻の謎がすべてクリアになる4巻!
1巻で、連続猟奇殺人犯の容疑者の自白を取るためカウンセリングを引き受けた精神科医の浅野克哉
けれど、この猟奇的殺人犯と一対一で向き合って話をしているうちに、奇妙な感覚に襲われるようになる
毎夜のように見る自分が凌辱される悪夢
夢の中で見る男と同じセリフを吐く連続猟奇殺人犯の容疑者の男
主人公の克哉は夢と現実とのはざまで恐怖を覚える
けれど、この克哉!
精神的にタフな色男で!!
1巻では夢と現実の間をさまよい恐怖に脅かされながら犯人と戦い
2巻では、夢と現実を切り離すことができる!
これは、克哉のタフな精神力のおかげ!
さらに3巻では時系列が戻り、なぜ、克哉が夢と現実の間をさまようことになったのかが描かれていく!
4巻のラストで!無事に1巻の冒頭部分に戻るのです!!!
もうね!すごく「なんで?こうなるの?」って謎が数々あったんですが、それがすべてすっきりした4巻のラストでした!!!
はぁぁぁぁ~・・・克哉についての謎部分が、8年かけて!すっきりした!笑!
4巻では甘いふたりを楽しみつつ、攻めの愛に涙!
サスペンス要素が強い作品で、犯人についてあれやこれや考えるのも楽しい作品なのですが
その中で、攻めの篠原が受けの克也にメロメロなのが面白いんですよね!
好きな人をからかうのが好きで、エロに積極的な克哉に振り回される篠原の献身愛に癒されます
4巻では、そのふたりの甘い時間を楽しめました
でも同時に、篠原の愛にも泣かされたのよね~!
精神的にタフで、犯人逮捕のために克哉のやりたいことを涙を流しながら受け入れる篠原の姿がつらすぎた!
これだけつらい思いをしたんだから、ほんと犯人逮捕してほしい!
4巻の「電子版かきおろしについて」
電子版には、2Pの描きおろしがついています
犯人が克哉を忘れるためにカウンセリングを受けるといった内容がコミカルに描かれてて、とってもワラエル内容です
本編のシリアスさを中和させるためのショートマンガですね!
4巻「初回限定版」と「アニメイト限定小冊子」について
4巻には、「初回限定版小冊子付」があります
小冊子は、2015年刊行の同人誌「Little by Little」より再録したものです
🦋アメコミ大人気作家が挑むBL!🦋
【In These Words 4】Guilt|Pleasure
初回限定版のご紹介❤小冊子は26Pのマンガ「Little by Little」収録(2015年刊行の同人誌より再録)。
克哉と篠原の間に赤ちゃんが!?👶🍼初回限定版詳細はコチラ➡https://t.co/hzl5eqyOxp pic.twitter.com/N6FGtHatOE
— ビーボーイ編集部 (@bboy_editor) May 7, 2020
同人誌は買ってなかったので、ワクワクしながら初回限定版を買いましたが
読んだことある作品でした・・・
あれ?どこで読んだんでしょう???
内容は、克哉の産んだ子供のおもりを篠原が押し付けられるというもの
恋人の克哉が、自分が知らないところで子供を産んでいたことにびっくりする篠原が面白すぎる内容となっています
そして!
アニメイトさんの方でも、「アニメイト限定小冊子付」が発売されているんですよ!
これね・・・「アニメイト限定小冊子付」には、「初回限定版小冊子付」がついてこないので・・・
わたし、4巻を2冊買いしたんです・・・
🦋アメコミ大人気作家が挑むBL!🦋
【In These Words 4】Guilt|Pleasureアニメイト限定版のご紹介❤
アニメイトオリジナルカバー+小冊子付き!
小冊子は小説「MAYBE SOMEDAY」を収録(2014年発売の同人誌より再録)予約はコチラ➡https://t.co/6NSI9akfVG pic.twitter.com/293vvwqupE
— ビーボーイ編集部 (@bboy_editor) May 7, 2020
「アニメイト限定小冊子」は、篠原の過去の事件を描いた小冊子でした
こちらも同人誌の再録です!
個人的には、克哉が出てこないので、ちょっと満足度が低かったです・・・
わたしは、篠原には克哉に振り回されている姿が好きなので!
でも、篠原のタフさを作った過去を垣間見た気がしました
篠原ファンなら読んで損はない作品かな?
海ホタルの感想まとめ
ひっさしぶりに1巻から読み返したのですが、やっぱり面白いですよね!
ここまでくれば、後は、犯人逮捕だけ?
映画であれば、クライマックス前のあたり?
そして!
これから読もう!って方のために、念のため書いておきますが・・・
この作品、マンガの方の攻めは篠原なんだけど
「In These Words 外伝 NEW YORK MINUTE」(小説8:マンガ2で構成)・「EQUILIBRIUM -均衡-」の方では、克哉がNY時代に付き合っていた相手が描かれています(←時系列的には篠原に会う7年前の克哉が描かれている)
個人的には、この今カレ・元カレが描かれている状態がどうもスッキリしなくてですね!
「EQUILIBRIUM -均衡-」は未読だったのですが
今回、1巻から読み返してみると、元カレも受け入れられる自分がいました
コミックの4巻を読んで篠原と克哉のつながりの深さを実感できたせいかも!
また、機会があれば「EQUILIBRIUM -均衡-」も読んでみたいです!