前回の、「明日の君に、言いたい事がある。」の紹介記事を書いていませんでしたので、一気に、3~4話と紹介したいと思います
こちらのコミック・・・
タイムリープものなのですが・・・
タイムリープものって、どんどん脳内で混乱してきますね・・・汗
今、わかっている設定はこんな感じ!
- 主人公のカナは、死ぬと24時間前に時間を巻き戻す能力を持っている
- カナの兄の律は、12月24日殺された
- それ以降、毎年、12月24日に同じ手口の連続殺人が起こっている
- 被害者たちの共通点は不明。残された遺族たちが集まって、犯人への復讐を誓ってる
- 月宮奏斗(カナ)・・・主人公。兄は連続殺人最初の被害者
- 花邑遠流・・・連続殺人事件3人目の被害者の双子の兄。大きな屋敷に住んでいて、毎年12月24日に遺族会を開いている
- 獅子川龍之介・・・連続殺人事件3人目の被害者の夫
- 水鳥翔太・・・連続殺人事件4人目の被害者の孫
目次
「明日の君に、言いたい事がある。」第3話(ネタバレ有)
妹を殺された遠流の話
24時間前に戻ったものの、結局、悠晟を助けることができなかったカナ
再び、悠晟が死ぬ24時間前にさかのぼり24日の朝を迎える
死んだはずの悠晟が生きている姿を見て安心して泣くカナ
今度は、悠晟を一人にしまいと、復讐を誓う遺族会が開かれる花邑遠流(はなむらとおる)の家へ悠晟を連れていくことにする
悠晟は、犯人に復讐したいと思う人間たちが集まるこの遺族会を快く思っていない
そのせいもあって、遠流に会うのは久しぶりだった
家の中で遠流が、お手伝いさんたちから「近華(このか)さん」と呼ばれているのに気付く悠晟
悠晟が「近華さんって・・・・」と聞くと
遠流は笑いながら、近華は亡くなった双子の妹の名前だと話す
遠流の家も事故で両親を失い、その後、双子の妹と一緒に父の会社を継いでやってきた
そして、祖母が認知症になったのをきっかけに、家のことを妹が、会社のことは遠流が切り盛りするようになった
なのに、妹が殺されたあの日に限って、遠流に熱があるということで、妹の近華のほうが会社の書類を届けるために出かけたのだ
「犯人の本当の目的は僕の方だったんだと思う」という遠流
悠晟は、遠流に「まさか・・・」というけど
遠流は「カナのお兄さんと僕・・・似てるでしょ」という
外面的特徴、話し方、雰囲気、境遇、年齢、性別・・・
遠流と殺されたカナの兄には共通点が多くある
「妹は、僕の身代わりで殺された」
けれど、妹の葬式が終わった後、認知症だった祖母は、遠流のことを「近華(このか)」と呼び始めて!
祖母が自分を殺してくれたと思ったと話す遠流
「だから、俺は妹の代わりに犯人を殺したい」と悠晟にいうのです
悠晟は、遠流の「犯人への憎しみ」を聞いても、それでも、犯人に復讐したいという気持ちには同意することができない
そして、水鳥(連続殺人事4人目の被害者の孫)が到着する
悠晟からの告白に答えたいカナだけど・・・そんな資格はないと責める
カナが部屋に入ると、水鳥が遠流の前で「俺なんて・・・あの時、両親と一緒に死ねばよかったんです」と泣いている
水鳥を慰めている遠流
ふたりの様子を見て、なにか心にひっかかるものを感じるカナ
立っているカナに、先に悠晟と一緒にお風呂に入ってきたら?と言う遠流
だまってしまう悠晟とカナを見て、ニヤニヤする
ニヤニヤする遠流の顔を見て、「こういうところが律兄に似てるんだよな・・・」と思うカナ
お風呂に一緒に入るカナと悠晟
悠晟は、今日、遺族会に連れてこられてきたのは、犯人に復讐を考えている自分たちのことを認めてほしいからだと思っている
「おれは、カナたちをやっぱり止めたい・・・カナが人を殺すくらいなら俺が殺す」と話す悠晟
でも、自分はカナのことが好きだから、離れるようなことはできない。という
カナは「お前の好きな俺はもういない」と答える
悠晟は、カナは、わざと俺に嫌われようとしている・・・と言って、そうなるのは、優しいカナがそうさせているんでしょ。と言う
「だから、俺は、昔から今も、これからもずっとカナが好き」と言うのです
悠晟の大きい愛とやさしい笑顔を見て「俺も好き」って言いたくてたまらなくなるカナ
だけど、カナは、タイムリープする力はあるのに、いまだ誰も助けることができずにいる
そんなカナを責める声が頭の中で響く
つらい気持ちでいっぱいになるカナ
悠晟と離れてしまったカナ
そして、遺族の会が始まるので、みんなが集まる部屋へ行こうとするカナと悠晟なんだけど
悠晟が、スマホを見ながら「仕事の電話をするから先に行ってて」とカナに言う
悠晟と離れて行動してしまうカナ
遺族たちが集まる部屋に入ったら、水鳥がまだ泣いている
そんな水鳥に「一緒に犯人を殺しましょう」と声をかけるカナ
そんなカナの頭の中では、何度かタイムリープする中で、一度だけ悠晟の気持ちを受け入れて結ばれた日を思い起こしている
悠晟からの告白の返事に、一度だけ「俺も」と答えて、身体も心も結ばれたことがあるカナ
今の悠晟は、「あの時の返事をずっと待ってる」というけど
本当は、一度だけ、返事をしたことがあるんだよ・・・と心の中でつぶやくカナ
ふと、悠晟が来るのが遅いな・・・と気づくカナ
悠晟を迎えにさっきまで一緒にいた部屋へと戻るけど
どこにも悠晟の姿はなくて!
「がっつきすぎだって」 「……それはあんたもだろ…」コンビニ店員の比嘉恒介とリーマンの建村篤は、“喧嘩するほど仲がいい”を地で行くケンカップル。ある日、篤の母が突如来訪!恒介によって片付けられた部屋を見て、女の影を感じ、紹介してほしいと言い出して!?!
「明日の君に、言いたい事がある。」第4話(ネタバレ有)
カナの奮闘もむなしく、悠晟は誰かに殺されてしまった
再びタイムリープするカナ
24時間前の悠晟に起こされて再び24日の朝を迎える
「自分には運命は変えられない・・・」と気持ちが折れそうなカナ
元気がないカナを心配する悠晟
カナは気持ちを奮い立たせる
苗回のタイムリープでわかったのは、犯人は無作為に相手を選んでいるのでないということ
連続殺人に共通点はないと思っていたけど、犯人は、毎年、念入りに殺す相手を選んでいるのかもしれない・・・と気づく
なら、なぜ、今年は悠晟なのか?
それがわかれば、自分のタイムリープできる能力を話すことなく、悠晟に「今年の被害者はお前だから気をつけろ」と言うことができる・・・と思うカナ
カナは義博に電話をし、今年の律兄の墓参りは一緒に行けないと話す
そして、水鳥に電話をし、「一周忌で忙しいと思いますが、会えませんか?」と電話をする
水鳥と会って話を聞けることに!
水鳥と会う前に、悠晟のスマホにGPSアプリを入れてもらうカナ
水鳥は、一周忌に呼んでもらえなかったらしく、ひとりで墓参りをする予定だったと、カナたちと合流する
一年前の12月24日に、祖父を殺された水鳥さん
遺族の会では水鳥さんは、いつも、泣いていて、カナは彼とゆっくり話したことはなかった
けれど、水鳥さんとお墓参りに行く途中、いろいろ話してみると、とても温かく、ふっと笑う笑顔になんともやさしさを感じる人柄であることがわかる
水鳥さんと話していて、フワフワした感覚を感じるカナ
そして、一周忌に呼ばれなかった水鳥に殺された祖父の話は・・・
水鳥の祖父が殺される3か月前に伯母夫婦が押しかけてきて、祖父の家で突然同居を始め
水鳥は、伯母夫婦の目的が祖父のお金であることに気づいていたが、祖父を一人にするのが不安だったため受け入れた
けれど、ある夜、酔った叔父に水鳥が襲われかけ、助けを求めた伯母に、水鳥が責められ叔母から無視をされるようになり
見かねた祖父が、水鳥に家を出るように言い
水鳥が家を出た後に、祖父が殺されたのです
水鳥は、あんな叔母と叔父の元に祖父を置いて家を出た自分のことをものすごく責めている
祖父の家を守れるのは自分しかいないと、今は、伯母たちが住む祖父の家に戻り一緒に住んでいると話す水鳥
「おれは、早く犯人を殺して解放されたい・・・」とカナと悠晟に言う水鳥
そんな水鳥に「水鳥さんは、ちゃんと眠れていますか?」と聞く悠晟
悠晟も昔、守りたいものがあって無茶をしていた時期があったと話し
その時、カナから「何かを守りたいなら、まず自分を守れ・・・自分の守り方を知らないうちは何も守れない」と言われたと話す悠晟
「水鳥さんは、自分を守るため、その家から離れた方がいい」という悠晟に
怒りをぶちまける水鳥
「何も知らないくせに!」と悠晟をにらむ
「守れないなら死んだほうがマシなんだよ!」と叫び、今にも悠晟に殴り掛かりそう水鳥
その水鳥を止めるカナ
カナは「お祖父さんの話をする水鳥さんが好きです・・・その水鳥さんを守ってほしいです」と言う
カナに抱きつかれて胸がつまる水鳥
そして、カナに向けて、「ありがとう」と言うのです
その水鳥の顔を見たカナは、水鳥の持つ雰囲気は兄の律に似ていることに気づく
思わず。「律兄」と言って水鳥にすがって泣く
そして、水鳥の年齢が、今年25歳であると知ったカナ
水鳥の祖父が亡くなった時、水鳥は24歳だったということになる
それに気づいたカナは、遺族に共通点があることに気づく
被害者の近くには、兄と同じ雰囲気を持った24歳の両親がいない人間がいるということ
今年、悠晟が狙われたのは、悠晟の傍に、兄に似ている、今年24歳で、両親のいない俺がいるせい?と気づくカナ
海ホタルの感想まとめ
いやー・・・
カナは24日の朝に何回戻るのでしょう?
犯人は、なにがなんでも悠晟を殺したいと思っているってことですよね?
3話と4話を読んでわかったのは
犯人は、律兄に似てる雰囲気を持ってて、24歳で、両親がいない子の近くにいる人間をターゲットにしているってことですよね?
カナと律兄に関しては、カナが逃げたことで、イレギュラー的に律兄が殺されてしまったということ?
被害者に共通点があるわけではなく、被害者の近くにいる人間に共通点があるんですよ!
うーーーーーん・・・すっごくややこしい・・・・
犯人は誰やねん!!!とすごい悩んでいるのですが
わたしは、氷室さんあたりが怪しいんではないかと思っていて・・・
なんでそう思うの?と聞かれたら、律兄が殺された時の第一発見者だし・・・
第一話で登場したきり出てこないし・・・
律兄の親友ポジとして登場しているのに、いまいち、謎な人物なのが気になるんですよね!
例えば、氷室さんは律兄に片思いしてたけど、両親不在のため律兄はカナのために氷室の気持ちを受け入れなかった
氷室さんはカナが邪魔になって殺そうとした
けど、律兄本人ともめてしまい、間違って殺してしまったとか?!
遺体がきれいな布で巻かれていたというのは、律兄に対して特別な感情を持つ人間の犯行ではないかと考えちゃうのですが・・・
でも、その後に連続殺人をする理由がわからないよな?
うーーーーーん・・・・???
それか、義博も怪しくないですか?
義博の場合は、いてもいなくてもいい立ち位置キャラで!
なんで、いるんだろう?って考えたら、もしかして犯人だから?と考えちゃうの(笑)
カナと悠晟にはぜひ幸せになってほしいけど・・・なれるのかな?
シリアスな中でも時々、息抜きするようにコミカルな描写が挟まれてくるんだけど
どうも、ハピエンにはまだまだ遠そう・・・
次回の展開に期待です