こんにちは!
「シークレット×××」・「セラピーゲーム」で大人気の日ノ原巡先生の新刊が出ました
いやーーーー・・・・
これ、コミック化を待っていた!
初連載が掲載されたのが「シェリプラス2016年11月号」
コミックに収録されているのは第4話まで!
現在も連載は続いていますが、かなりスローペースに続いていっている感じです
ジャンルとしては「人外押し掛け婚?」
1巻は、くっつくまではまだ遠い道のり?って雰囲気のふたりのやりとりをニヤニヤ楽しむって感じになっています
浮世離れした人懐こい神様が超かわいくて!読んでいてとっても心が癒されました
では紹介に行ってみましょう!
目次
作品紹介
智治はなかなか新作を書けないでいる小説家。久しぶりに祖母と暮らした故郷に帰ってきたら、寂れた駅前で、お腹をすかせ倒れ込んでいる男を見つけてしまう。今時和服すがたの男に、何をしているのかと尋ねると、「妻を待っている」と言うが、なんとその「妻」とはーーー!!? 新鋭・日ノ原 巡が描く、龍神×男嫁の異種恋愛譚、ここに開幕!!
「神様のウロコ 1巻」のここが面白い
ストーリーはこんな感じです
「昔々・・・ひどい日照りに困り果てた農夫が、白蛇に“雨を降らせてくれたら娘をお前の嫁にやろう”と戯れ事を言ったら
蛇は白銀の龍の姿へと変わり、雨を降らせ、農夫の娘を迎えにきて娘を連れて天へと昇って行った・・・」
天に連れていかれた娘の最後はわからない伝説が残るのどかな田舎町
そこで育った主人公の智治(ちはる)
都会で小説家として活躍していたが、スランプになってしまい、気分転換に一時的にこの町へと帰ってきたのです
そして、田舎で智治の帰りを待っていたのが
白髪の一風変わった浮世離れしたイケメンの鱗(りん)
鱗は智治のことを「自分の嫁」だといい
智治は「頭のおかしい人だ!」と思っていたのだけど
山の中でイノシシに覆われそうになった時、鱗が龍神の姿になって智治を助けてくれるのです
目の前で起こった摩訶不思議な出来事に腰を抜かす智治
鱗が言うには、町に残る伝説そのままに
智治を育てた祖母が、自分の願いをかなえる代わりに孫である智治を嫁として差し出すと約束したとのことで・・・
両親がおらず、祖母に育てらた智治
祖母はとてもやさしい人で、智治は小説家の祖母のようになりたいと自分も小説家になったのです
でも、祖母の死後、親戚たちから「智治を押し付けられてかわいそうな人だった」と陰口をたたかれたことで
祖母はもしかして自分を恨んでいたから、龍神とそんな約束を交わしたのではないかという不安を持ちます
心の奥底に不安を抱えながら、鱗とのハチャメチャすぎて賑やかすぎる毎日を過ごすことになる智治
神様だった鱗は、とにかく人間世界の生活と言うものを知らなくて!
お腹を減らした智治に生きたままの鶏やイノシシを与えようとしたり
狭い家の中で龍になって家具をボロボロにするトホホぶり・・・
でも、スーパーポジティブで明るくて陽気で憎み切れないキャラの鱗は
にこにこしながら「どうかわたしを受け入れて生涯の伴侶になってください」と智治を口説きまくっています
鱗のトホホぶりに振り回されながらも、智治も少しづつほだされそうになりつつあって・・・
テンポよくコミカル!グッとくるシーンはグッとくる展開がわかりやすい
とにかく、とってもテンポがいいいお話なんです
1巻は、ふたりの出会いから、摩訶不思議な存在である神様の鱗のことを主人公が受け入れられるまでを描いているので
BL的要素は薄めなのですが、
コミカルなところはとことんコミカルに!
しんみりくるところはドラマチックに盛り上げつつ、最後にはクスリと笑えるオチを用意しているという
むちゃくちゃ緩急のある展開が飽きないコミックになっています
そして、面白さの中に、不穏な展開を予感させる空気を時々漂わせていて!
これのせいで目が離せなくて最後まで一気読みしました!
あとね!なにより、龍である鱗のポジティブさがいい!!
智治に好きになってもらいたい!笑ってほしい!!と、一生懸命、料理を覚えたり、バイトしたりして、むっちゃ尽くしています
その尽くし方が、人間世界的にちょっとおかしいよ?ってところがこれまたおかしくて!かわいくて!!
一緒に暮らして、ほだされそうになりつつある智治の気持ちがすごくよくわかるのもよかったです
でもでも!智治は鱗にはむっちゃ塩対応~!
なのに、不思議な存在である鱗の体には興味津々という・・・
見ていると、ほんとうにいいコンビぶり!お似合いのふたりなんですよ!!!
海ホタルのまとめ
個人的に、押し掛け婚BLは大好きだし!
しかも、攻めがヨメポジっていうのがいいです!
今後の展開にむっちゃ期待しています
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