こんにちは!
鹿乃しうこ先生の「ササクレ・レクイエム」が先日発売されました!!!
「ササクレ・メモリアル」・「ササクレ・クロニエル」に続くササクレシリーズ三作目にあたるコミックです
実は・・・わたくし・・・鹿乃しうこ先生は大好きなのですが
この「ササクレシリーズ」に関しては
2作目にあたる「ササクレ・クロニクル」が、どうにもビミョーでして・・・
つい・・・母親視点で読んでしまって、どうしても心から楽しめなくてですね・・・汗!!
ちらちら登場するのんきな母親にどうしてもイライラしてしまうという・・・
本当に、本筋部分とはなんにも関係ないところに目がいってしまい!!主人公たちに集中しきれないのです!!!!(涙)
そして、新刊の「レクイエム」は、「クロニクル」に登場した弟くんにスポットが当たっていると知って
読むのを後回しにしようと思っていたのですが!!!
先日、腐友さんからおすすめされて、「よし!読んでみよう!!!」とポチさせていただきました!!
そしたら!
確かに、普段「男子高校生のかわいいラブが大好き!」と叫んでいる私に勧めてくれるのも納得の作品で!!!
すごくよかったんですね!!!
うーーーーーーむ・・・・
このシリーズ、巻によってスポットがあたるカップルが変わるから
読まないと、自分好みかどうかがわからないんだな・・・とつくづく思いました・・・
そういうわけで!!
せっかくなので!!
これを機会に、各巻、どういう作品なのかをまとめてみたいと思います
未読のかたはぜひ、参考にしてくださいね!!!
目次
シリーズ1作目「ササクレ・メモリアル」
- 「ササクレ・メモリアル」
- 「ササクレ・メモリアル SIDE-B」
- 「ラブデカ 」
- 「ラブデカ 2」
- 「迷う男 Xmas Limited Edeision」
- 「迷う男 in Summer 2009」
- 「渡る世間は××ばかり」(←番外編)
- 「車掌な彼氏、車掌な彼氏 2」(←番外編)
・・・・等
表題作「ササクレ・メモリアル」を紹介!
さて・・・表題作の「ササクレ・メモリアル」ですが・・・
もっさり癒し系のぽっちゃり男子が好きなサラリーマンの矢嶋が、イケメン車掌さんから突然告白されちゃって・・・ってお話です
自分のタイプとは違うから・・・と矢嶋が冷たくしていたのははじめだけで
お酒が入ってすぐにエロ展開になります(笑)
その時・・・イケメン車掌が、やたらと、年下として恋愛対象として見られていないことを気にしていて・・・
その理由が・・・
実は、このイケメン車掌さんは、矢嶋が10年前バイトをしていた塾の生徒で
矢嶋がこっぴどく振った相手だったんですね!!
その10年前にまだ高校生だったイケメン車掌さんは、「10年早い」って振られてて・・・
永遠に縮まらない年の差を気にしているのです
この作品の見どころは
10年愛を拗らせたイケメン車掌さんのヘンタイぶりが楽しめるところ!
これは、イケメン車掌さんが矢嶋に振られた10年前・・・
矢嶋がいろんな男と寝ちゃうビッチだったせいもあり
ヘンタイ要素たっぷりのAVを貸してくれる叔父の影響もあり・・・
もともとの性癖もあったということで
いろいろ脳内でムッツリスケベな妄想を楽しみすぎた結果・・・
AVでしか見たことないようなヘンタイプレイが大好きになってしまったという・・・
「ゴムフェイクで中出し」という妄想を実現させ満足したイケメン車掌さんの満面の笑みを楽しめます!!
10年もの愛を腐らせると、発酵しちゃって「ヘンタイ」が出来上がるー・・・
鹿乃しうこ先生らしいヘンタイ攻めが楽しめる大変面白い作品となっています
鹿乃しうこ先生が描くちょっと癖のあるヘンタイさんが楽しめる一冊となっています
シリーズ2作目「ササクレ・クロニクル」
- 「ササクレ・クロニクル」
- 「ササクレ・スパイラル 前編」
- 「ササクレ・スパイラル 後編」
- 「塾の講師がモサ男で淫乱だった話 by 三田悠介」
- 「隣人」
- 「大志 finally・・・!!!」
・・・等
表題作「ササクレ・クロニエル」を紹介
時系列として「メモリアル」に登場した三田くんの高校生時代を描いた作品です
大好きな矢嶋に振られた三田は、矢嶋に対して諦めきれない気持ちを胸に秘めることとなるのですが
そこに、隙だらけのクラスメイトの奏が近寄ってくるのです
奏の方は、三田のことを好きだから、そういう関係になってもいいと思っている
そして、失恋したばかりは三田は奏の気持ちに気づかない(?途中から気づいているよね・・・きっと・・・)
そして、10代の性欲を満たすだけのセフレとしての関係が続いちゃうってお話です
勘のいい方ならわかると思いますが
三田は、「メモリアル」で大好きだった矢嶋とつきあうことになっていますので
この三田と奏の関係は、セフレ関係で終わります
奏とやったあとに矢嶋の妄想でソロプレイする三田がこの上なくサイテーでして・・・
いわゆる「青くて苦い春」って感じのBL作品です
「ササクレ・スパイラル 前・後編」の紹介
「ササクレ・クロニエル」で描かれた奏と三田のセフレ関係は
奏の弟に現場を目撃されたことで終止符が打たれます
そして、ここからはじまるのが、奏と奏弟とのいけない関係!!
三田と疎遠になってしまった奏を奏弟が「母親に言いつけるぞ」と脅して、実兄に関係を強要するという展開がきます
個人的には
血のつながりのある兄弟関係でエッチするというのがダメな人は絶対にダメだと思う作品です
ちなみに
私自身は、兄弟もののBL自体は地雷ではないのですが・・・
この作品については、二人の間に「愛」がないという部分が、どうも、読んでいてつらい・・・
奏の弟は、奏に対してものすごく執着・固執を見せますが
これは、気持ちいことを覚えたサルみたいなセーヨクからなんですね!
でもって・・・奏の方も「拒めない自分の方が悪い・・・」って言っちゃってるし・・・・
こうなった元凶である三田は、奏が実の弟に犯されているとは全く知らないままという
もはや負のスパイラル!!!!
救いは、奏が、アルバイト先の後輩君と無事くっついたというラストでしょうか?
正直・・・ほんとうに、受け入れる人とそうじゃない人が二極化する作品だと思います
だけど、実弟が兄に執着するシーンなどは、ほんとエロいいので!
大丈夫な人はぜひ!と思います
同時収録「隣人」について
同時収録の「隣人」は、幽霊などが出てくるホラーBLです
目に見えない霊がお好きな人はきっと好きな作品です
シリーズ3作目「ササクレ・レクイエム」
「ササクレ・レクイエム」を紹介
こちらは、まるっと一冊「日向×絢斗」となっています
中一で実の兄を脅して性欲のはけ口にした日向
その罪の重さに苦しむこととなり、高校は全寮制の学校へ進学
なにも考える暇がないほどサッカー漬けの毎日を送るのですが
同じサッカー部の先輩の絢斗から好意をよせられることになる
日向は、自分がどんなにクソやろうなのか絢斗に教えて、全力で嫌われようとするんだけど
この絢斗がむちゃくちゃいい子で!
「俺には、今の藤野がいい子だってことで十分だから!」と日向の過去の罪をまるごと受け入れちゃっています
過去の出来事から絢斗とエロい関係になっても、自分の罪の重さから、なかなか挿入ができない日向の姿がよかったし
あと、絢斗が、まっすぐ、今、自分の目の前にいる日向しか見えていないっていうのもよかった!
最後に載っている描きおろしでは、完全にバカップルの領域まで到達するレベルで幸せそうなふたりです
この作品は、ある意味、救済BLになるんでしょうね
「罪を憎んで人を憎まず」って感じ?
絢斗の癒し系のキャラクター性に助けられている部分も大きいかな!
「麗人 2020年1月号」に掲載の「ササクレシリーズ」
熱烈なリクエストに応えて!あの人にスポットが!
大人気の「ササクレシリーズ」ですが
「麗人 2020年1月号」に、三田悠介の叔父である恭介のお話が掲載されています
甥っ子の三田悠介の同性アナルへの欲望を常に心配していた恭介
けっこういい歳なのに、カラオケ店のやとわれ店長をしているゆるい感じのおっさんキャラでしたが
なんと!脚本家を目指しているみたいで!!
そんな彼がお友達の可愛い顔の晶くんと
エロエロ展開しています
普段、悠介の性癖が理解できないと心配している立場なのに
晶に襲われる形で挿入しちゃう恭介の戸惑いとドキドキがむっちゃよかったです!
これ・・・読みきりなのかな?
最後には「END」マークが入っています
ふろくは「鹿乃しうこトリビュートBOOK」
「鹿乃しうこトリビュートBOOK」なるものが付録でついていました!
「レクイエム」発売記念のようです
日向×絢斗のショートコミック(およそ4P半ほど?)が載っています
モテる日向を女子の視線から守るため、自らが囮になる絢斗がアホすぎてかわいいです
そして、発売記念に11名のBL作家さんからトリビュートの寄稿が掲載されています
海ホタルのまとめ
いろいろあったけど、最後はみんな幸せな作品となっています
全体を通してみると、どの作品も「苦い思いからのハピエン」となっていますね
そういう展開が大好きにはたまらんBLコミックだと思います
鹿乃しうこ先生の描く、あのなんともいえない生々しさのあるエロ描写が楽しめるのも、押しポイントのひとつかな?
あ!!!
あとですね!!!
「麗人 2020年1月号」には、akabeko先生の「蝶と花シリーズ」番外編が掲載されています
二人の危ないカーセクシーンが楽しめます!
当ブログにはakabeko先生のファンの方も多いので~!
一応、告知しておきますねー(^^♪
ファンの方はぜひチェックしてみてね!
はーい!3兄弟の母なので、クロニクルの兄弟でのくだりはダメでした。
でも、最終的にはお友達とくっつくのでトータルでは嫌いじゃないんですよ。
というか、兄弟部分を抜けばメモリアルよりは好きです。
余談ですが、うちの次男(高1)と三男(中1)は結構な頻度で同じお布団(二段ベットの下)で寝てますよ。
二人ともちゃんとパジャマを着て寝てるんで、大丈夫だと思いますが・・・
まあBLにありがちなシチュエーションって意外とリアルでもありますね(^0^;)
まるかーとさんへ
きっと、まるかーとさんは「クロニエル」は、ガチ兄弟BLだし、そこの部分はダメだろうなーって思っていました!
BLさえ知らなければ・・・兄弟ふたりで同じベッドで眠っている姿をほほえましく見れたと思うんですけど・・・
BLを知っちゃいましたからねー・・・
そういえば、最近芸能人の方で、実兄にキスされるってお話をされていた方がいて!
兄の方も、堂々と弟が大好き!と宣言していて!
うわーーーー!!!ドキドキドキ!!!ってなりましたヨ
お兄さんからしたら、本気でスキンシップの範疇内みたいなんですけど・・・
BLを知っている私から見たらね・・・もう、コミック一冊分の妄想が仕上がりましたよ!
実は・・・
一緒に寝てるだけじゃなく、耳たぶを噛みあったり、チューのチキンレース(どこまで口が近づくのを我慢出来るからしい)とか、母としては心配、BL好きとしては美味しい兄弟のじゃれ合いが日常的に展開されてます(^0^;)
前記の通り3才差なんですが、高1の次男の成長がノンビリで・・・
次男(高1)161cm、36kg、第二次成長期はいつくるの?でPanch!の浩太状態のだそうです。←三男談
三男(中1)163cm、41kg、中学入学前後あたりで第二次成長期に突入。痩せてる以外普通に成長中。
こんなスペックなので、双子に間違えられることが多い二人だったりします。
高1なのに飲食店で未だ小学生確認される童顔で・・・ビジュアル的には、「心中するまで・・・」の葵おにいちゃんっぽかったりします。
こんな感じなので、BL脳の母はドキドキと否定の繰返しですよ。
ガチ兄弟ものがキツイというのは、このあたりもあって(-_-)
まるかーとさんへ
>一緒に寝てるだけじゃなく、耳たぶを噛みあったり、チューのチキンレース
それは!!!なんて!なんて!うらやましい・・・いや、ほほえましい・・・
高一で小学生認定される男子高校生だなんて!うらやましい・・・いや、目の保養・・・
時々・・・大学生・社会人になってもすごくおぼこくて童顔のかわいい男の子っていますよね・・・
見ていて、こっちは「ほえーーー」って感じで、目の保養と拝んでいますが!
職場のアイドルになる可能性大ですよね!
家の中で、兄弟の無邪気なじゃれあいを見れるまるかーとさんが、本気でうらやましいです
個人的には、母親の目の前で、キャッキャッやっている時点では、本気のじゃれあいだと思いますので・・・
仲良きことは美しきかな・・・と・・・
またドキドキすることがあれば、ぜひ、ご報告ください!