こんにちは!海ホタルです
苑生先生の「兎の森 1巻」 が10月4日に発売されました
苑生先生・・・いいですよね・・・
ジェットコースター展開はないんですけど
まるで、ポタッ・・・ポタッ・・・て漏れてた水が、いつのまにかコップいっぱいも溜まって、最後はあふれ出すって感じで
ゆるやかに盛り上がっていくのがすごく好きです
主人公二人の会話など、すごくいい感じで描かれています
そして!こちらの作品もすごい緩やかにスローに恋が進んでいくのがすごく楽しめる作品でして!
電子配信はまだですが、紹介したいと思います
作品紹介
弓永環は、人懐こくてよく笑う。そんな環の笑う顔が好きだった志井洵太。二人は1歳差の幼なじみ。環が先に入学しても卒業していっても一緒に遊んだ。小学校、中学校、高校──いつからか、それが少し変わっていった。家の前で泣く環を見た時から、志井の何かが違っていった。この気持ちは、清くない。正しくない。美しくない。禁則事項がふえていく中、高校生になった二人の関係は急速に変化していき…?
兎の森 1巻のここが面白い!
1歳差幼馴染み!迷いをふっきた年下くんと女の子と恋がしたい年上くん
しっかりものの弓永環と、ちょっとやんちゃな志井洵太は幼馴染
年の差はたったの1歳だけど・・・環のことが小学生時代から好きな志井にとっては
この1歳差がむちゃくちゃ大きいんです
前半は、この1歳差という壁のせいで、環の隣に立つことができない志井の焦りややきもちが描かれています
そして、志井は、環のことをあきらめうようとするんだけど
そういった迷いをすべて振り払って、環と一緒の高校へと入学するのです
ふっきった志井は、なかなかふてぶてしく、そして、図々しく環に自分を意識してもらおうとがんばります
そして、環のほうはというと・・・
実は、一見、真面目で優等生って感じの環のほうがいろいろ問題をかかえているんですね
環は水商売をしているシングルマザーに育てられて、せまい家に母親が彼氏を連れ込んでくるような家庭環境で育っている
この母親が息子に対してネグレストであるとか・・・息子より彼氏が大事とか・・・そういう薄暗さはないんですが
ただ・・・読んでいて、自分の息子のことを、自分を彩るファッションのひとつだと考えているのかな?って思うシーンはいくつかあって
母親の方が、しっかりものの息子に愛され、許され、甘やかされているって感じがします
そういった家庭環境の中育った環の愛情は、少々、世の中の「普通」とはかけはなれていて・・・・
悪く言えば・・・マザコン?
よく言えば、反抗期がない母親孝行な息子なわけです
母親が男と別れるたび「環はあんなひどい男にならないでね」と言われ続けた呪文の数々・・・
環は、女の子に対して恋心を抱けない高校生へと成長するけど
でも、母親のために、女の子と恋愛をしたいんですね
この環の心の中の複雑な矛盾・・・すごく、わかるんですよね・・・
母親が理想とする子供でいたい自分
でも、その母親から受けた影響で、その理想そのものがプレッシャーやトラウマになっている自分
外から受けた影響と、自分の内側からあふれる感情がひとつにならないんです
そういった矛盾をかかえているのに、それに気づかない環の素直な純粋さがほんと眩しいし・・・同時に痛々しい・・・
そして・・・そんな環に告白した志井
すごくさわやかに振られています!!!
でも、告白するまでいろんな迷いを乗り越えてきた志井は、簡単にはあきらめません
コミック1巻の最後らへんは、この志井の子供っぽい図々しさや強引さがすっごくよくって!
胸がきゅーーーんってしちゃいました
そういった志井のわがままを突っぱねることができない環のやさしさや困惑ぶりもこれまた素敵!
環が気を許している幼馴染がゆえに、きっぱりと断ることができないんだなーって思うと・・・
とっても美味しいなって思うんですよね~!
二人の関係が今後、どう展開していくのか?
すごく楽しみに作品なんです
いますぐ試し読みする!
エロシーンはあるの?
大事な情報なので・・・ここの部分をかかせてもらいますと
ズバリ!!!エロシーンそのものはありません!!
かわいくチューどまり!
でも!チューまでは進んでる!!!でも!チューだけで歓喜!という内容です(笑)
描きおろしの「おかずは一品」だけには志井が環の写メをおかずにソロプレイをするお話が収録です
これ・・・
面白かったです!
短パンを履いて座っている環の股部分をズームでアップするという・・・・
志井の環への愛の重さがわかるのもよかったヨ!
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