こんにちは!!海ホタルです!本日は、実力派の大御所作家様のタッグで話題のコミック「吸血鬼と愉快な仲間たち 2巻」のご紹介です(^o^)
これ、BLコミックなの?どうなの?原作を未読の私は、カテゴリーを迷ったんですけど、電子ストア各社では「BLカテ」に分類されてるので「BLカテ」に入れさせてもらいました!!(でも、「花とゆめ」なんだよなー・・・BLカテで大丈夫かなー?って思っている・・・)
もう!!もう!!アルの可愛さが一層磨きがかかった2巻で、朝からとっても幸せな気持ちにさせてもらいました!!
では、さっそく紹介しちゃうぞ!!
目次
作品紹介
木原音瀬の大人気小説コミック化、第2巻!!昼は人間・夜は蝙蝠という不完全な吸血鬼・アルと、無愛想なエンバーマー・暁との奇妙な共同生活が始まった。少しずつ近づく二人の距離…そこに連続殺人事件が――!?
引用:アマゾンより
登場人物
吸血鬼になって8年目。いろいろ半端な吸血鬼
アルと同居中。ツンデレさん。職業:エンバーマー
暁の友人。刑事
簡単に1巻のおさらいだよー
8年前、21歳の時にクラブで誘った女の子とイチャコラしている最中に首すじを噛まれ吸血鬼になってしまったアル。一度は死んだ身ゆえ、親の元へも帰れず、友人たちにも幽霊扱いされ、身分証がないため働くこともできず、昼はコウモリ。夜は人の姿になる半人前の吸血鬼としてホームレス生活をアメリカで送っていた。
しかし、ちょっとした手違いから、クール便で日本にやってきてしまう。
言葉も通じず、環境も違う場所でどうすればいいかわからない状況に陥るんだけど、アルをただのコウモリだと思った忽滑谷が、人付き合いが悪い友人の暁にペットとしてどうかと差し出すのね。しかし、アルが、夜になって、コウモリから人間に変身しちゃうもんだから!!もう!!そこから、ギャーギャー大騒ぎのパニック!
すったもんだの末、アルを吸血鬼だと信じた暁と忽滑谷
忽滑谷は、アメリカに帰ることもできず、言葉も通じないアルに同情してくれるんだけど、暁はものすごく冷たくて、「2週間の期限付きで面倒をみてやる。」と言い放つのね!!
まさに!!忽滑谷がアメなら、暁はムチ状態!!笑!!
そして、約束の期日2週間が迫る頃、テレビで無差別殺人のニュースが流れるようになり、1巻のラストでは、アルがその無差別殺人の標的になって刺されちゃうというところでEND!!!
ええ!!ちょっと!!なにこれ!!どうなっちゃうの!!!ってところで終わってたんですよねー!!
「吸血鬼と愉快な仲間たち 2巻」のここが面白い!!
忽滑谷の役に立ちたいと傷ついたアルの姿に胸が痛々しい
1巻での忽滑谷は、偏屈者の暁と付き合える、相当マイペースなおおらかな人間に見えたんだけど、仕事となると、けっこうスタンドプレーの多い刑事さんみたいです!!かっこいい!!
無差別殺人の犯人の顔を見たアルに捜査に協力してもらうんだけど、アルも忽滑谷の役に立ちたいと、ちょいとスタンドプレーをし、かなり無鉄砲なことをしちゃうんですよね・・・
犯人にアルが甚振られるシーンは、ちょっとグロ入っているから(ちょっとだけね・・・)、もしかしてNGな方もいるかも・・・
どんなに傷ついても、死なない吸血鬼といえど、痛みは感じるわけじゃないですか?ボロボロになった体で、出ない声を絞り出し、忽滑谷へのメッセージを暁に伝えるアルの姿にはウルウルしました・・・
不器用でいつも冷静な暁が狼狽える姿にも胸が打たれるよ。
2巻は、温かいユーモアさの中に心迫るシリアスなシーンが投入されて、すごく読み応えのある1冊になっていました。
アルかわいい!!と、百遍叫びたい!!
いや・・・ズルいですよ。このアルは!!
コウモリの姿になったときのつぶらな瞳!!ちょっと首をかしげる仕草!!「ギャッ」としか言わないコウモリなのに・・・読者の私と意思疎通できちゃうかわいさマジック!!私の母性本能くすぐる姿の数々にキュンキュンしました!!もう!!「かわいい!!」と百遍叫びたい!!
やべー!!これ!やべーよ!!ってかわいさ!!
さらに!!人間になっても、かわいいんですよ!!バンッ!!バンッ!!(思わず机を叩いちゃう!)
見た目イケメンなのに、性格がむちゃくちゃかわいい!!
1巻では、言葉も通じないこんな場所に来ちゃってこの子、この先どうするんだろう?(しかも、この子、ちょっと、おバカさんなんだもん!!)ってハラハラが大きかったけど、2巻では、ツンな暁の対応も、暁なりのやさしさだと理解し、一生懸命、カタコトの日本語を使いながら、自分の気持ちをストレートに伝える姿はキュートすぎ!!
不器用な暁を「抱きしめたい!」なんて思っているけど、わたしは、アルを抱きしめたいわ!
下手な料理を作ったりして暁に尽くす姿にはニヤニヤさせられました。
いいよね・・・こういう不器用さん(暁)を理解してくれるかわいこちゃん!サイコーです!!ふふふ
羅川真里茂先生は、やっぱり天才!!
羅川真里茂先生って、魅せ方が上手いんですよね!!コミカルなところはむちゃくちゃコミカルに攻めてきて、徐々にシリアスな展開になっていく空気を漂わせ、ジーンとくるシーンでは大コマを使って読者に登場人物の訴えかけてくる。
読んでると、どんどん物語に引き込まれていきます!!
読者の「感動したい」「笑いたい」って欲求に、時にテンポよく、時にじっくりとした魅せ方で答えてくれる。
2巻の発売を心待ちにしていたんですけど、その期待以上の面白さを堪能できました!!
気になる方は電子書籍をチェックしてね!!
まとめ
コミックが面白すぎて!!原作が気になってしゃーない!!笑!!
原作を知っている方は、この後、BL展開するかどうか知っているのかな?「花とゆめ」だから、そこまでの展開はないのかしら?
少しづつ、距離を縮めていく主人公(アルと暁)二人にほんとキュンキュンさせてもらっています(^o^)いろんなところで「疑惑」をかけられているふたりにも笑わせてもらいました!!
2巻の巻末には、木原先生の小説が少し載っています。暁と忽滑谷がアメリカに旅行に行く二十歳の頃のお話で、アルも絡んでくるお話です(^o^)
少女漫画は発刊ペースが早くていいね!!次巻の発売もむっちゃ楽しみです!!