少年ジャンプ+で連載中!「青のフラッグ」がニアBLと聞いたので読んでみた!

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オトクにBLが読みたい!

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ずっと読んでみたかった「青のフラッグ」

お正月に最新刊の7巻まで一気に読んでみたヨー!

こちらは「少年ジャンプ+」で連載中の作品です

ネットでは「ニアBL」という情報がちらほらあって!

期待大で読んでみたのですが!

うーーーーーん・・・・

これはねー

ニアBLというよりも、恋愛について真剣に向き合っているすっごい真面目なコミックだなって思いました

主要キャラはみんな高校生!

同性が好きでその気持ちを隠し持っている子もいれば

異性間で友情が成立しないことはおかしい!と叫んでいる子がいたりします

みんな真剣になにかに悩んでる!?

青春コミックやーーーん!!!

では!紹介に行ってみたいと思います

作品紹介

現在7巻まで発売中!

人生の岐路に立つ高3の春――。一ノ瀬太一は、なぜか苦手と感じる空勢二葉、幼馴染でリア充な三田桃真の2人と同じクラスになる。ある日、二葉から桃真への恋心を打ち明けられ、協力してほしいと頼まれた太一は…!? 青春に染まりゆく3人の新“純”愛物語、開幕!!

「青のフラッグ」登場人物紹介

一ノ瀬 太一
高校3年生。
どちらかといえば地味系男子!?トーマに好意を寄せる二葉に協力することになる。トーマに対して劣等感があり、距離を置いていたが、再び、昔のように喋るように!
空勢二葉
高校3年生。
小柄でかなりどんくさい系女子。でも「自分を変えたい」って気持ちもあって!片思い中のトーマへの恋をがんばろうとするけれど・・・
作中では「ハムスター女子」と言われている
三田桃真(トーマ)
高校3年生。
野球部キャプテンで、体格が大きくて、人当たりもいい人気者!
二葉と太一が「お似合い」といって、ふたりの関係を取り持つような態度をとっていたが・・・実は・・・
伊達真澄
高校3年生。
二葉の親友女子!けど実は、二葉のことを「恋愛的」な意味で好き!
同性の親友を好きになったことをかなり苦しんでいる
八木原 舞美(マミ)
高校3年生。
見た目も美人のリア充女子!男友達が多い!
けれど、自分は友達だと思っていても、相手は違ったりして・・・無自覚恋愛トラブルメーカー?!
本人は、異性同志だと「友達」にはなれないのか真剣に悩んでいる
海ホタル
みんな高校3年生なんです!
進路も大変な時期に!こんなに恋に悩んでいていいのか???

でも!このみんなバラバラになる最後の一年っていうのが!

逆になにか意味があるのかも!!!

「青のフラッグ」のここが面白い!

同性同士での恋愛はおかしいのか否か?読者に真剣に問いかけています

わたしは、同性愛者の友達もいたので!

同性を好きになることをおかしい!と思ったことはないのですが!

10代の彼らは真剣に悩んでいます!!!

1巻の最後で真澄ちゃんが親友の二葉が好きであるとトーマにカミングアウト!!!

その時は、トーマの好きな人は、読者には「もしかして?太一?」とにおわす程度の描写となっています

そして、2巻からは、トーマが太一と二葉の関係を応援するような態度に出るんですねー!

でも・・・

実は、この時は、まだ二葉はトーマのことが好きという・・・

二葉としては、なかなかつらい展開になるのですが

でもでも!

この二葉がかなりのおっとり系女子で!

人並みにみんなと同じことをするだけで精一杯という・・・

トーマが太一と二葉をくっつけようとお膳立てして、体育祭でふたりに副団長をやらせるのですが

ちゃんと体育祭に参加できたことだけですごくうれしそうで~!!!

なんて!いい子だ~!!!!

 

そして、太一は二葉と一緒に過ごす時間が増えて

トーマと二葉の恋を応援するはずが・・・

トーマの思惑通りに、二葉のことを意識していっちゃうんです!

むっちゃ!!アオハル展開やん!!!!

 

トーマの気持ちを知っている真澄は、トーマが、なぜ、ふたりをくっつけようとするのか理解ができない

真澄は自分の思いを持っていく場所がさらにわからなくなってしまう

さらに!

同性同士の恋愛の是非を問うテーマに加えて

トーマに失恋したマミによって「異性間の友情は成り立つかどうか?」というテーマがぶっこまれます!

 

5巻で、太一と二葉がつきあうことになるのですが

マミは、太一に彼女がいても近い距離で平気でしゃべるわけです

マミとしては、彼女ができたからって太一との関係は変わらないものと思っている

だから真澄ちゃんに責められて「太一と仲良くしちゃダメなのは私が女だからなの?」と問いかけるマミ

「男」とか・・・「女」とか・・・関係ないでしょ!と強く訴えるマミの姿は、結局、同性間での恋愛が成り立つかどうか?って問いかけに通じるものがあるんですよね~!

海ホタル
真澄ちゃんも、トーマも、マミも、すごく悩んでて~!

それぞれの性格がよくわかる悩み方がこれまたいい!

どの子もすごくいい子で!絶対に幸せになってほしいけど・・・

6巻で真澄ちゃんが、トーマの義姉に「“幸せ”ってどういう状態ですか?」「何の苦労もない生活って“普通”に生きることですか?」といろいろ問いかけるシーンがあるのですが

義姉が「高校生の時にしか見えない景色があるように、歳を重ねなきゃ見えない景色もある」って言っていて・・・

もう・・・

ほんとうにそうだよなーって深くうなずきました

わたしも、中高生時代の悩みなんて、宇宙規模で考えれば、ほんと、ちっぽけなものだった~って・・・今なら笑えるもん!

でも、彼らが、そう思えるのはまだまだ先のことですよね・・・

どうも、7巻を読んでいると、彼らの悩みは、まだまだ続くみたい・・・

どうか・・・彼らが、悩んで苦しんでいるこの時を、懐かしく思えるときが来ますように・・・!と願わずにいられません!

腐女子としては「青のフラッグ」のここが気になる?

BLコミックばかり読んでいる身だからこそ!

どうしても気になるのが!

トーマはゲイかノンケかってところ!!!

トーマが太一のことを意識したのって!

けっこうちっさいときなんですよ!

そのエピソードもちゃんと描かれているのですが!

それを読むと、トーマは相手が太一だから好きになったんじゃないかなー?って思うんですよね~

真澄ちゃんは、ガチの同性愛者っぽいかな~・・・

なんてたって!

悩み方がむちゃくちゃ重い・・・真剣・・・つらそう・・・・

同性愛者であること事態に苦しんでいる・・・

腐女子としては、トーマがゲイなのか?ノンケなのか?ってけっこう重要なポイントだと思うので!

今後明らかにしてほしいな~!

海ホタルの感想まとめ

すっごい面白いコミックです

もう!

みんな真剣に恋をしている!

それを見ていると・・・もしかして、自分は、誰かに恋をしたことがない恋愛童貞なのかもしれない・・・と不安に・・・

だって、わたし、こんなに恋に悩んだことないよ~!

ちょっと彼らがうらやましいです!

あと!トーマね!!!

トーマいいですよ~!

自分の気持ちを押し殺して二葉と太一を応援していたころとかねー!

もう!

読んでいて!

胸がギュゥゥゥゥ!!!!ってなる!!!

トーマーーーー!!!!そんな顔で笑うなや~!涙!!!ってかんじ!!

きっと、コミックに描かれていないところで、ひとりでいろいろ苦い気持ちを抱えているんだろうなって思った!!!

で・・・ふっと、「お前より大事なものがあるか!」って太一への思いが爆発しちゃうシーンとかあったりしてねー

いつもにこにこしているトーマの真剣な表情に、悶絶です

どんなコミックか気になった人は!

ぜひ!試し読みでチェックしてみてね!

試し読みはこちらから

追記 最終巻の8巻が2020年6月4日に発売されました!

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