こんにちは!海ホタルです
こちらの記事では「OPERA vol.73」より「同級生シリーズ“blanc”」の紹介をしています
今更ながら言いますが・・・
ほんと、この作品の空気感を言葉で表すのがすごく難しくて・・・
ほんとうに、書いていて自分の文章力のなさに凹むのですが
雰囲気だけでも伝わればいいなって思っています
では!どうぞ!!
目次
「OPERA vol.73」発売中です
「blanc(ブラン)」第7話 の紹介(ネタバレ有)
草壁くんとの会話に高校時代を思い出す利人
草壁くんと通話でつながっている利人だけど
なにをしゃべっていいのかわからず言葉がでてこない
そしたら、電話の向こうから「ふ・・・」って笑い声がして
「息するの聞いちゃった」という草壁くん
「え?」と赤くなる利人だけど
「そりゃ息するよ」と言い、それに続く言葉がまたもや出てこない
ようやく出た言葉は・・・
「い・・・息できなくなる」
「ふは・・・ごめん」と草壁くんが言って
ようやく喋りだすことができる利人
一段落ついたから、明日の午後には東京へ行くことを草壁くんに伝えます
「じゃあ、会おうか」と草壁くんが言って
ドキドキしだす利人
待ちあわせの時間と場所を決めている間「デートの日を決めているみたいだ」と思うのです
けど・・・
実際、草壁くんと待ち合わせデートをした経験がそれほどないことに気づきます
「なんでだろう?」と考えると、高校時代、いつも草壁くんのそばにいた教室の風景を思い出して・・・
高校生のいづみには、子供の頃から不思議な能力があった。それは、背中に“羽”を持つ人が見えるということ…。誰にもバレないよう隠してきたいづみだったが、美しい青い羽を持つ“マナ”という男と再会したことで、平凡な日常は急変し…?
明るく陽気なお母さんだけど、ここぞという時に大切なことを言ってくる
翌日・・・
母のお見舞いに行く利人
お母さん・・・明るくてとってもおちゃめ・・・
「聞いたわよ!仲直りできたの?ほら犬も食わないって言うじゃない!」と楽しく利人のことをいじってる
利人は、お母さんからの恋のアドバイスに「わかってるよ」とそっけなく答えるしかできない
そしたら、突然、お母さんが「大切なものって大切にしていても、ある日、急になくなってしまうこともあるのよ」と真面目な口調になる
「後悔しないで」というお母さんの言葉に
ちょっと驚きながらも、やっぱり「わかってるよ」とそっけなくしかできない利人
そして、お母さんは、利人に「音楽とかCDに焼くことってできる?」と聞く
「できるけど・・・」何に使うの?って感じの返事をする利人
お母さんは、キャッキャした感じで「ないしょよー!」とうれしそう
その後、ゴホゴホと咳き込むお母さん・・・
高校時代に好きだった、いつも正しく優しい先生。ぺこからの告白も“男同士だから”ではなく、“先生と生徒だから”という理由で断られた。たとえ、その先生が女子生徒を妊娠させていたとしても、ぺこの中で“先生”という存在は特別になっていた。
MVを作るため、撮影候補の場所を見に行く草壁くん
シーンは変わり、草壁くん
プロダクションのヒラオカさんと、MVを作るための撮影候補の場所に来ている
重厚感があってクラシックでおしゃれな西洋風の建物の中に入る利人
大きな窓から自然な光が入り、それを見た草壁くんは、高校時代、利人に「結婚して」と告白した教室の風景を思い出します
ヒラオカさんに声をかけられて、我に返る草壁くん
今、思い出した風景を忘れていたわけじゃない・・・ないけど・・・と思います
ヒラオカさんが、こういうイメージで撮影しましょう!と話し始めるんですけど
ヒラオカさんの中には、今回MVになる曲に「高校生くらいの女の子」のイメージがあったみたい
それを聞いた草壁くんが「あれ、女の子のイメージじゃないんですよ」と答える
ヒラオカさんは「ん?あれ?そうなんですか?」と聞く
勘のいいヒラオカさんは深くは聞いてこないけど、いろいろ察したようで
「ちょっと、一度、持ち帰ります。草壁さんがへんだなって思ってるのにおかしいでしょ」と言う
そうして、一度は別れる草壁くんとヒラオカさん
草壁くんは、建物を外から眺めている
そしたら、ヒラオカさんが、「今!会社から連絡があって!」と慌てて戻ってくるのです
そして・・・
ラストは、ストレッチャーで運ばれる利人の母
利人の顔は固くなっていて、「お母さん!」と何でも叫んでいて・・・
海ホタルの感想
草壁くんが撮影場所の見学で訪れた場所は実在する場所かな?って調べたら
どうも、池袋にある「自由学園明日館」というところみたいです!
すごく雰囲気のある建物ですね~!
さて・・・
本編の感想の方をいうとですね・・・
ふたりして「高校時代」の風景を思い出すってところがね
「同級生」ならでは恋人同士の醍醐味というか・・・
同じ時間・同じ空間を共に過ごした高校生カップルでしか味わえない気持ちだよなーって思いました
ふたりとも、その時の相手の表情とか・・・会話を思い出すではなく
同じ教室にふたりでいる姿を思い出すんですよねー・・・
こういう描写の仕方がねー・・・ほんと「まるでドラマみたい」って思うんですよねー・・・
通話がつながっているのに、なにも会話できないふたりの姿にも胸がきゅーーーーんってしました
「息するの聞いちゃった」って・・・
言うことがかわいいな!
最後、ストレッチャーで運ばれたお母さん
緊迫した空気を背負ったまま次回に続くとなっています