「蟷螂の檻 5巻」最終話 ネタバレ感想

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こんにちは。海ホタルです

「オンブルー vol.56」にて掲載の「蟷螂の檻」の紹介です

えー・・・・っと・・・

「蟷螂の檻」がついに最終話です!

感想は最後に書きます。

さらっと紹介をしたいと思います

ネタバレがありますので、ネタバレNGの方はご注意をお願いします

目次

「蟷螂の檻 第28話」(ネタバレ有)

自分が幸せにしたかった

K県にある廃診療所まで育郎を探しにやってくる飯田

K県にある廃診療所のことを話してくれた村人は、典彦のことをひどい父親に虐げられたかわいそうな子だと言っていた

診療所にたどり着いた飯田

診療所の中に入り、中を歩いていると、昔、飯田が育郎に貸したジャケットを見つける

それを手に取って、泣く飯田・・・・

自分が育郎を幸せにしたかった・・・と悲しむのです

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服役を終えた西浦を待っていたのは・・・

出所した西浦

刑務所から出ると、そこには蘭蔵がいた

西浦を見て「けんいち?」と呼ぶ蘭蔵

もう一度、蘭蔵と会えたならやりなおしたい・・・と思っていた西浦は蘭蔵の姿を見て驚く

泣く西浦を抱きしめる蘭蔵

「けんいち・・・・いいこ」と言って西浦の頬に手を添える

泣く西浦

ここに来る以前・・・蘭蔵はさち子に、自分は西浦のお兄ちゃんになりたいと言っていました

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エピローグ

最後にエピローグが入っていて、シーンは、育郎と典彦が再会し、エロいことをした事後と思われるシーンです

自分が最初に犯した罪は「父親を殺したこと」だと話す典彦

でも、そこに罪悪感はなく、葬式に来た人たちから「哀れだ」と同情されて、自分に良心というものがないと思い知ったと話す典彦

そんな典彦に「それは、寂しかったな」と話しかける育郎

こうなった今でも、育郎のすべてがほしくてたまらない典彦

でも、もう、育郎のことを傷つけたくないと困っている

そんな典彦に口づける育郎

育郎は、自分が先に消えてしまったら、典彦が孤独になってしまうと心配している・・・・

典彦のことを理解して受け止めてやれるのは自分だけだと言って・・・・

愛した相手に命を握られているのも悪くない。と言うのです

ここでENDです

海ホタルの感想まとめ

すみません・・・たぶん、文だけではわかりづらい心情部分がたくさん描かれています(汗)

結局、飯田が訪ねたK県にある廃診療所には、育郎も典彦もおらず、ただ、ここにいたという形跡だけが残っていて・・・

そこで飯田が泣いてしまうのは、ふたりがどこかで生きているって実感したからなのか?二度と会えないと実感したからなのか・・・ちょっと不明です

わざと曖昧になっているのかもしれません

蘭蔵と西浦は、結局、今後は幸せになるかもって希望がある終わり方をしていました

蘭蔵の髪が黒くなっていて、最初、蘭蔵だってわからず・・・え?って思ったのですが、片言の喋り方で蘭蔵だとわかりました

この作品の中で、蘭蔵だけは、唯一、心優しい希望のままいてくれましたねー

そして、育郎と典彦!

結局、このふたりは、今も生きているのか?亡くなっているのかが不明なままです・・・

エピローグもふたりが再会した時のお話で・・・

結局、一度は愛し、憎んだ相手の中で生きていくことを育郎が自ら選んだってことなんでしょうかね~?

育郎の目がなんとも意味深なのですが・・・

意味ありげに「蟷螂」の画が描かれてているので、これは、蟷螂が交尾中にメスがオスを食べるという残酷さを現しているのかな~って気もします(←深読みしすぎかな~って気も・・・)

しかし、典彦が、最後は、サイコパスじゃなくなったのが残念でした・・・

典彦には、最後までサイコパスぶりをさく裂してほしかったわ~っていう気持ちがありつつ、結局は、サイコパスの典彦を受け入れた育郎が一番ヤバい人だったってことなのかな~って思っています・・・

ほんとうに最終回?と寂しいです・・・涙・・・

最終巻を試し読みする

最終巻が発売されました。気になる方は、ぜひ、中身をチェックしてみてね

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