こんにちは!海ホタルです
「on BLUE vol.52」より「蟷螂の檻」の紹介です
わたくし・・・クライマックスまであと何話?!という緊張状態となっていまして!
まず、最後のページを確認してから読み始めました
では!紹介したいと思います
ネタバレがありますので、ネタバレNGの方はご注意をお願いします
「蟷螂の檻 第26話」(ネタバレ有)
育郎と典彦が再会!
再会した育郎と典彦
典彦は自分の部屋に育郎を連れて帰る
典彦は手や顔には、やけどの跡があって、そのやけど跡にそっと触れる育郎
「(育郎を)殺そうと思っていた」と話す典彦
育郎は、典彦の言葉に「そうか」と答える
穏やかな育郎の表情に「わたしが恐ろしくはないのですか?」と聞く典彦
育郎は、典彦に口づけをし「お前の方が、よほど怯えているように見える」と答える
「お前は、本当にどうしたかったんだ?」と聞く育郎
典彦は、「(自分は欲深いから)命をもらっても足りない」と答える
育郎は「愛していると言っても?」と聞く
典彦には、育郎に愛してもらう理由がないと言う
育郎は、典彦を失ったかもしれないと思っていた時の不安だった気持ちを打ち明ける
典彦は「今度こそ、本当に壊してしまうかも・・・」と言う
「それでも、選んでほしかったんだろう」と答える育郎
典彦は涙を流し育郎を抱きしめる
育郎は典彦にやさしくキスを何度もし・・・
そのまま体を重ねます
育郎を失った蘭蔵は・・・
育郎が行方をくらまして、飯田の元にひとり残された蘭蔵
蘭蔵は、育郎が行方をくらました日から、ずっと聞こえていた泣き声が聞こえなくなったと飯田に話す
蘭蔵にとっての育郎は、赤ん坊の頃のままで、自分は、そんな彼を守りたかったってことなのかも・・・
心理的な部分から聞こえる幻聴みたいな感じでしょうか?
海ホタルの感想まとめ
典彦と育郎が体を繋げるシーンは、詳細は省略しました
これは・・・読み手によって、かなり見方が変わってきそう・・・
確かなのは、以前とは、違うふたりの力関係が読み手に伝わってくるエロでした
以前は、暴力と支配で育郎のことを繋ぎ止めようとした典彦ですが、その面影はありません
育郎が騎乗位で乗っかっていて、慈しむように典彦のものを受け入れています
わたしは、弱々しい典彦の姿に同情する気持ちも湧きましたが、結局、典彦は育郎の心を手に入れたんだなーって・・・
ちょっと複雑な気持ちです
あれだけひどい目にあって、典彦を許せる育郎は天使か?!と思いましたよ・・・
正直・・・いろいろ思う部分があるのですが、でも、これが、最良の選択なんでしょう
人の奥底にある業とさらにその奥底にあるなにかを見たような気持になりました
きっと、典彦応援派の人には、また違う景色が見えると思います