こんにちは!海ホタルです
この記事では、最新号の「オンブルー」より「蟷螂の檻」の最新話を紹介しています
「蟷螂の檻 第19話」(ネタバレ有)
名門・富間家を舞台に起こる愛憎劇
父の遺言で遺産を継ぐのは発達障碍者の兄・蘭蔵
弟である育郎の心と身を慰めたのは使用人の典彦だったが、この典彦はかなり重度なサイコ野郎で・・・
妻も抱くことができなくなり、性接待を強いられ、心がずたずたになる育郎
育郎の妻のさち子は、すべてを知った上で育郎の力になるため、発達障碍者の兄の蘭蔵と一緒に過ごす時間を作る
けれど、蘭蔵の付き人の健一はそれが面白くない
典彦に「奥様は遺産目当てだ」とささやかれ、さち子を邪魔者として襲おうと計画するが・・・・
※「オンブルーVOL.36(8/25発売)」に掲載分も19話となっていました
ページ数が短いことから、19話が前後編。もしくは、「1話。2話」と別れている可能性があります
さち子!!暴漢に襲われかけるも危機一髪助かる
夜道で、覆面をかぶった男に背後から押さえつけられるさち子
男が「静かにしろ・・・これ以上蘭蔵さんに近づくな。遺産目当ての女め・・・・」と声を出す
その声で、さち子は覆面男の正体が健一であるとわかる
遠くに見える人影に向かい必死で叫び声を出すさち子
通りかかった人影は富間家の使用人たちで、奥様が暴漢に襲われているとかけつける
覆面をかぶった男は、あわてて逃げ出す
使用人たちは、犯人が健一であるなら、今すぐにでもやめさせましょう!と大騒ぎになります
けれど、さち子は「確証がないのに勝手にそんなことはできない」と答える
使用人たちの意見を押さえつけ「今、旦那様は心労がたたってお辛い様子なのに、それ以上の心配はかけたくない」というさち子
育郎はクビに?追い詰められていくだけの立場に!
そして、育郎のほうはというと・・・
叔父より「しばらく会社を休まないか?」という提案を受けている
一見、体調が思わしくない育郎を気遣っているようなセリフを並び立てているが、本音は乗っ取りである
それを察した育郎は「体のいい“厄介払いでしょうか?”」と聞く
「自分には家族がいる」と訴える育郎
育郎の妻のさち子は叔父から見ると姪にあたる
自分の姪を苦労させるつもりはない。と答える叔父
「君は若く、まだ未来がある。上に立つものならば、男の仕事の仕方を先に覚えてからでも悪くないだろう」と育郎の肩をたたくのです
海ホタルの感想
あーーーーー・・・・
前回、さち子!ピンチ!!のところで終わって、ハラハラしていたので、とにかく、さち子が無事だったので安堵しました
しかし・・・さち子・・・・使用人の忠告を聞かず、健一を野放し状態にしておいて大丈夫なの?
育郎の方は叔父さんから肩叩きされちゃいました・・・
生まれた家柄にがんじがらめになっている育郎ですが、彼なりに「家族を守らなければ・・・」という強い使命は持っていたみたいで・・・
相変わらず先の展開が全く予想がつきません!!
でも!!
ひとつはっきりいえるのは!!
個人的に、一番好きな登場人物が「さち子」である時点で、すでに、わたくし、この作品をBLという目線で読んでいない気がします・・・
あれ?それでいいのか?
ま・・・おもしろいからいっか!!!
次回の展開も楽しみにしています