こんにちは!海ホタルです
ネタがたまってきていますので、サクサク記事を書きたいと思います
この記事は、「オンブルーvol.36」(8/25発売)より「四人のにびいろ」の紹介です
今号は、ちょっと消化不良な部分があって、なんて表現していいのかわからない部分がありました
できる限りで書きたいと思います
ではいってみましょう!!
「四人のにびいろ」8話紹介(ネタバレ有)
ベティの回想
第8話はベティの子供の頃の回想からスタートです
家庭環境はよくわからないんですけど、ゴミの中から食べれるものを探しているベティ
まだ子供なのに・・・「生きることに必死だった」というモノローグが入っています
そんなベティを拾ったのが関西ヤクザの九鬼
ベティを「六(ろく)」と呼んでいるけど、それがベティの本名なのかな?
九鬼から「人生諦めるのはまだ早いで。持っとるやつから奪えばええねん」と教えられるベティ
そして、九鬼は、ベティに貴道会の幹部を殺るように命令します
九鬼のそばにいれば「死ぬことはない」と思っていたベティは、九鬼からの捨て駒のような扱いにショックを受けます
そして、ベティが貴道会の幹部を殺った夜・・・・
真っ青になって逃げるベティを拾ったのが誠
ベティの怯える顔を見た誠は、ベティの姿に母親の姿を重ねる
初対面のベティに向かって、母親の姿を重ねて「俺のことみろよ!笑え!俺にも笑え!」とおかしなことを言い出し、ベティの服をめくりチクビを吸いだす
初対面で見た誠の異常さにベティはただただビビるばかりで・・・・
ベティの報告に大笑いをする九鬼
そして、そのまま内偵者としてそこにいろ。とベティに命令をします
頼っていた九鬼に捨て駒扱いをされたベティ
このままだと「死ぬ」のみ
「生きること」へと執着が強いベティは、なんとかこの窮地を挽回しようと考えを巡らせます
相と誠
ベティを連れ帰った誠に、相は「本部の幹部が襲撃されたってのに暢気に男を連れ込んで・・・」と小言を言っている
母親の話しを持ち出され、誠は、近くにあった瓶を誠の頭に打ち付ける
相の額から血が流れ出す
相は、「ベティは母さんじゃない。虚像を抱いて虚しくないのか?」と誠に詰め寄るのですが、誠は、「おまえを抱いたって何も埋まらなかった。俺で埋めていたのはお前のほうだろ」と激しく言い返す
掴み合ってもみ合いになるふたり
誠が足で相をけり「もう、おまえは、二度と抱かねェ」といい去っていく
ひとり取り残された相
ここで、相の気持ちがモノローグで入る
どうも、相としては、誠を追い詰めて、最後に自分を頼ってくればいいと思っていたようです
ベティと再び逃げ出す勇
時間は、現代へと戻ります
勇を連れて組から逃げ出した相
相は勇に家に帰るように言います
ベティのことが気になっている勇は、帰ることを嫌がりますが、車を降ろされてしまう
車を降ろされ、仕方なく家へすごすごと帰る勇
家にいると、ドアをノックする音がして、ヤクザの追手か?と思ってのぞくのですが、そこにいたのはベティで・・・
ベティは、勇に「助けて」という
そして「俺と一緒に逃げて」と勇の手を握り夜の街へと駆け出すのです
海ホタルの感想
4人の気持ちが同時進行で描かれているので、かなり、難しいです
ベティは、「何がなんでも絶対に生き抜きたい」って気持ちがすごく強いんですね
このままでは九鬼の捨て駒になってしまうと、なにかしら計算があって動いているようです
そして、母親に愛されなかった誠は、ベティの中に母親を重ねている
けど、未だ、ココロは満たされないまま・・・
自分がほしいものがわからないまま癇癪をおこしている感じ・・・
そして、相の気持ちが一番、複雑でわかりづらかったですね・・・
誠を追い詰めることで自分を頼ってほしかったって気持ちはわかるんですけど・・・それが、言葉にするとなんという感情になるのかが難しい
相が満たしたいものはなんなんでしょう?
相も誰かに強く求めてもらいたいってことなんですかね?
それを自分と同じ血を持つ誠に求めてもらうことで満たしたいってことでしょうか?
同じ血だからわかりあえるものがあると思っているのかな?
勇は・・・・ほんと、この子はベティしか見えていないよね・・・
せっかく相に助けてもらったのに、また、ベティにのこのこついてっちゃってるよ・・・
ちょっと今号は、いろいろ難しかったです
消化不良の部分があるんですけど、もう少し、先を見ないとなんとも言えない感じですね
次回の展開を待ちましょう
※この続きは10月25日発売の「オンブルー」にて掲載予定となっています