こちらの記事では「イァハーツ2021年9月号」より「囀る鳥は羽ばたかない」45話の紹介をしています
今回はページ数が多くて・・・50Pほどありました!
全てのエピを書くとむちゃくちゃ長文になるので、骨組み部分だけ紹介させていただきます
確実な内容が知りたい方は本誌の方での確認をおすすめします
目次
「囀る鳥は羽ばたかない」第45話紹介!(ネタバレ有)
城戸兄と待ち合わせの場所へ!
城戸弟を連れて、城戸兄と待ち合わせをしている喫茶店へ移動する5人
喫茶店に入る城戸弟
城戸弟が座った席のすぐ後ろの席に背中合わせで神谷が座る
喫茶店の窓はガラス張りになっていて、二人の姿は外から丸見え
城戸が車で逃げたときを想定し、七原と矢代は車中で待機
百目鬼は、店の外で待機している
矢代とふたりになった七原は、百目鬼との再会について話し始める
「(百目鬼は)ヤクザをやるような人間じゃないと思ったんすけどね~・・・だから、あの時、社長も捨てたんですよね・・・」
七原の問いかけに「ヤクザやるような人間ってのは、どんな人間なんだろうな」と、まるで独り言のような返事をする矢代
矢代の言葉に、七原は「社長は、組を持つ気はないんすか?」と尋ねる
矢代は「おまえはどうなんだ?」と質問返し
七原は「俺は社長についていくので、どっちでもいいっす」と言いながらも・・・「帰るところがほしいから、持ってほしいっすね」と本音を漏らす
矢代は「ガキでも作って結婚すれば?」と冷たい・・・
百目鬼・神谷、矢代・七原は電話を通して会話がつながっていて、二人の会話は筒抜け状態
神谷が、「通話がつながっているの忘れないでくれます?」と会話を挟む
ついに城戸兄が登場!
百目鬼から、城戸兄が現れたと報告が入る
現れた城戸兄の後ろには、左頬に傷がある男が一緒にいた
ふたりは、城戸弟の前に座る
城戸兄は、弟の店の経営がうまくいってないのかと心配する
城戸弟の顔に、一瞬、返事に迷う表情が浮かぶ
神谷が大きく咳をし、自分たちが見張っているぞアピール!
城戸弟は、囮になっていることを言いだせず、店のお金が持ち逃げされたと嘘をつく
城戸兄は、弟のことを心配し、100万の金をわたし席をたつ
席を立ち歩き出した城戸兄の後ろには神谷が・・・
神谷に気づいた城戸兄は走り出す!
店の外に出てきた城戸兄を捕まえる百目鬼
神谷は、城戸と一緒にいた左頬に傷のある男をおいかける!
百目鬼に捕まえられて、矢代の乗る車に連れていかれる城戸兄
矢代を見て「矢代!」と声を出す城戸兄
矢代は「なんだ・・・覚えてるじゃん・・・変な鳥を置いてったきり、こないから忘れられていたかと思ったわ」と答える
城戸兄は、矢代の顔に唾を吐き「調子に乗ってんじゃねえぞ・・・半端モノのくせによ!」と悪態つく
百目鬼は城戸兄をなぐり、そのまま肩にかついで、車のトランクへと放り込む
そこに、神谷はひとりで戻ってくる。左頬に傷のある男に逃げられた様子!
百目鬼は、逃げた男の顔に見覚えがあるという
「どこで?」と聞くと、詳しくは思い出せないみたいで・・・
「帰りながら思い出す」と答える百目鬼
城戸兄は何者かに利用されていただけ?
事務所で城戸兄の胸倉をつかみ、怖い顔で「山川の金はどこだ?」と凄む神谷
だけど、城戸兄は「カネなんて知らねえ」「身に覚えがねえ」とふてぶてしい態度
城戸兄の態度に神谷の態度は一層荒々しくなる
二人の様子を横から見ていた矢代が「山川をなぜ解放した?」と聞く
城戸兄は「なんのことだ?」と本当に知らないという顔になる
矢代は城戸兄に近づいて「昔やったよしみで教えてやるが、お前、いいように利用されたんだよ」と言う
城戸兄は、利用されているという言葉に「なにいってんだ?」っと焦ってる
城戸兄は、本当に、山川が解放されたのを知らない様子で・・・
神谷は、山川が言っていたことが嘘だと気づき、「山川は今どこだ?」と焦る
百目鬼が山川の所在を確認するためスマホを手にする
同時に、仁姫からメールが入る
「仁姫」の名前を見た百目鬼は、城戸兄と一緒にいた左頬に傷のある男のことを思い出す
左頬に傷のある男が逃げた先は・・・ヤクザの事務所?
神谷から逃げきった左頬に傷が入った男
事務所らしきところで、左目に傷が入っているいかにもヤクザといった男に、城戸兄がつかまったことを報告している
男は「はぁ?」って態度で、誰につかまったのかと尋ねる
「桜一家です」と答える左頬に傷がある男
そして、百目鬼に顔を見られたことも報告する
ヤクザ男は、城戸兄のことを用なし扱いし、山川の所在を聞く
左頬に傷のある男は、山川には身を隠すよう連絡しましたと答える
ヤクザ男は「あいつは金の成る木やからな~」と言って、このことは、組長には言うなと口止めする
左頬に傷がある男は「桜一家と揉めて、組長に報告しないわけには・・・」というが、ヤクザ男は、「“共生会”の残党のお前は俺と同じ目的だろ・・・綱川には借りがある・・・俺たちがどんだけ辛酸をなめてきたか・・・組長も憎いはずだ・・・」と言う
「極星会の奥山」って誰?
シーンは綱川の屋敷へ
神谷と百目鬼から報告を聞く綱川
城戸兄と一緒にいた男は、仁姫の誘拐事件の残党で、城戸兄からの情報によると、今は、渋谷で武闘派の半グレ集団をやっている
その半グレ集団のケツ持ちをしているのが“極星会の奥山組”だと報告するふたり
“極星会の奥山組”と言う言葉に、綱川の表情がなくなり、「外すわ」と言って部屋を出て行く
部屋から出た綱川は柱に拳をたたきつける
綱川の頭に浮かぶのは、かつて桜一家にいた奥山の顔
綱川が部屋を出た後、連(むらじ)が、神谷や矢代に「奥山」のことを説明する
綱川の父親である前組長は、かわいい孫娘の父親をヤクザにしたくないという理由で世襲制をやめると言い出し、息子の綱川ではなく、当時、本部長だった「奥山」に跡目を継がせようとした
しかし、組を継ぎたかった綱川がそれを阻止
跡目を継げなかった「奥山」は、子分を連れて組を出て行った
連の説明を聞いた神谷は、その奥山が、仁姫を誘拐した“共生会”の残党のケツ持ちしてるってことは・・・
仁姫誘拐事件に奥山が関わっていたってことっすか?と聞く
矢代に手を引くように頼むが・・・
連は、これは身内に怨根・・・矢代を巻きこんだら三角会長に合わせる顔もなくなるから、ここで手を引いてほしいという
矢代は、うーんて顔で「保留にさせてもらえませんかね?」という
もともと城戸の借金程度で動く予定はなかった・・・でも、桜一家から、それ以上の金をもらうのも筋違いと言って、山川の持っている金の話をチラリとする
連は「端金では手を引かないってことですか?」と聞く
矢代は、「めんどくさいなって気持ちとせめぎあっているので・・・保留ということで」と答える
自分だけが期待している?百目鬼は矢代を抱きかかえ
帰ろうとする矢代に「送る」といい運転する百目鬼
車内でふたりきりになるふたり
だけど、百目鬼は、今回の件は矢代がこだわる程の内容ではないと真面目な話をしだす
「怨恨が動機なら、この先、危ない目に遭います」と言う百目鬼
矢代は「それを言うために、送るっていったのか?」と聞く
矢代「マジで?それだけか?」
百目鬼「マジでとは?」
矢代「マジはマジだろ・・・」
矢代は、「歩くわ」と言って車を降りる
ひとり歩く矢代は、自分がおかしいと認めはじめる
あきらかに百目鬼に対しての距離感を見失っていると思う
以前の俺はどうしてた?どうやって余裕でいられた?と自分に問うが、そもそも、最初から、余裕があったのか?という疑問がわいて・・・
矢代が自宅マンションの前に着く時、後ろから百目鬼が追ってくる
車は置いてきたという百目鬼
矢代の機嫌が悪くなった原因が百目鬼にはわからない
「どうしてほしいんですか?」と聞く
これじゃ、まるで、自分ばかりがなにかを望んでいるようだとムッとなる矢代
そこに、伊波が登場
車で矢代のマンション前にやってきた伊波は、クラクションを鳴らす
百目鬼に気づいて驚く伊波
矢代は、伊波のほうへと歩きだす
引きとめる百目鬼
「そんなに男が欲しいんですか?」
「そうだ・・・悪いか」
伊波の車に近づく矢代の身体を後ろから抱きかかえ、強引に伊波から遠ざける百目鬼
「じゃあ、かまわないですよね・・・あいつじゃなくても」
海ホタルの感想まとめ
すみません・・・文章が長いのでわかりにくいですよね・・・汗
わかりやすく説明すると・・・
- 城戸兄は、共生会の人間に利用されていただけ
- 共生会とは、仁姫誘拐事件を起こし、綱川の怒りを買いつぶされた組
- 極星会の奥山は、綱川が組を継いだことで桜一家を去っていった男で、綱川とは因縁がある
- 共生会のバックには奥山がいた
山川って・・・相当、お金を持ってる男ってことなんですかね?
庶民の私は、そんなにお金があって、どうして桜一家の借金取りから追われていたの?と不思議に思うのですが・・・
いや・・・でも・・・ヤクザ風の男が「金の成る木」扱いしているからな・・・
悪いお金を生み出せる人材ってことなんですかね?(←つい「ナニワ金融道」を思い出しちゃう私・・・)
そして、わたしがここが面白かったってところをお話すると・・・
7巻で出てきた仁姫誘拐事件がここにきて繋がってきてワクワクした
矢代の動揺ぶりはまるで乙女?困惑する矢代の心情にニヤニヤ
まあ・・・やはり注目は、矢代の百目鬼に対する心情部分ですよね
百目鬼が矢代を「送る」と言った時点で、矢代的になにかを身構えて助手席に乗ったのに、百目鬼が、迫ってくる気配がなくて、肩透かし感・・・一体なんだよって車を降りちゃったんですよね(←きっと!)
いつもの自分を見失いとまどう矢代
こう・・・百目鬼の態度に、なにかを期待して、勝手に傷ついて怒ってって姿は、まるで乙女みたいで!
もう~!
ニヤニヤです
このタイミングで伊波が登場したのもよかったですよね
本編では、城戸兄とも関係があったと聞いていた百目鬼の心の中は嫉妬でいっぱいでしょう~
強引に矢代を抱きかかえていく姿に胸キュンです
次回はどうなるのかな・・・ってドキドキです
今日、今回ボリュームページでワクワクが止まらなかったです、海ほたるさまのコメントにいつも、うん!そうそう(*^_^*)相槌打ってます。
今回の矢代さん、百目鬼の掛け合いがまーわたまらんです♪ドッキドキで、また初めから読み直しました。次回もお邪魔します(〃ω〃)
みゆきさんへ
今回は、ボリュームがすごかったですよね
お話もすごい進んだ感じがします
4人の会話がとても楽しくて!喧嘩しているのに仲良しだね~っ・・・絶妙に息があってて楽しそうだよね~ってニヤニヤしながら読みました
最後の百目鬼の強引さにはドキドキ・・・早く次回をくれ~って感じです
また、ぜひ、遊びに来てくださいね
はい(^^)またお邪魔致します♪
宜しくお願い致します(^^)次回が妄想で膨らんでしまってます。
みゆきさんへ
妄想するのが楽しいですよね!
こちらこそよろしくお願いします(^^♪