こんにちは!!海ホタルです!!
「テンカウント」が、いよいよ最終話を迎えました!!涙!!
2013年7月(ディアプラス2013年8月号)から連載がスタートした「テンカウント」
始まりがあれば終わりがあるものとわかっていても、もう、寂しさしかありません・・・
最終話という現実が、今はまだ受け止めきれず凹んでいます
だから、いつもよりパワーダウンした記事となっています。ごめんなさい・・・
テンカウント act.48より【ネタバレ含】
ここからネタバレ
「この世にあるものは全て汚い」
潔癖症である城谷さんが電車に乗っているカラーページからのスタートです。
マスクをして、手袋をし、吊革を握っている城谷さん
「自分が吐く空気でさえ汚い」「でも最近は少し呼吸も楽にできる」というモノローグが入ります
その後、現在の黒瀬くんの現在の状況説明
病院をやめた黒瀬くんは、臨床心理を更に専門的に学ぶために大学院の博士後期課程に進んだらしく、今は、大学の講師や研究室でバイトをしながら大学院で研究をしているそうです
少し前に黒瀬くんと喋った回想が入り、「どうしてそうしようと決めたんですか?」という城谷さんに問に「城谷さんに会ってしまったからですかね」と黒瀬くんが答えています
回想シーンから、城谷さんが電車から降りるシーンになり、「黒瀬くんは俺のカウンセラーでも友人でもない」とモノローグが入り、城谷さんが向かった先で、黒瀬さんが城谷さんを待っていました
ふたりで本屋に行き、城谷さんがほしかった本を手に取ります
黒瀬くんは、「東山佑一」の本を手に取ります
この作家の本が好きだという黒瀬の話を聞き、自分も読んでみようかな?という城谷さん
「読んだら詳しく感想教えてください」と城谷さんに言う黒瀬さん
本屋の後、カフェに入り、黒瀬が提案した10項目のリストにチェックをつけていく黒瀬さん
「まだ微妙なのもありますけど 一応10まで終わりましたね」「残念ですか?」と聞く黒瀬さん
「うれしいですけど、これは普通の人が出来て当たり前のことばかりですし ようやく俺はスタートラインに立ったくらいですかね」と答える城谷さん
そして、黒瀬さんは「10クリアする頃には必ず完治する」と最初に言った言葉は嘘だったことを伝えます
城谷さんは、ネットで調べて知っていたことを黒瀬さんに伝え、「俺も色々嘘ついてたことがあるのでおあいこですね」と笑って言います
そして、せっかくスタートラインに立ったんですし、普通の人もしないことしましょうと、黒瀬さんが白いメモ帳を城谷さんに渡します
そのメモに「城谷さんが俺にしてほしいことを書いてください」と黒瀬さんが言います
「本当にしてほしいと思うことを 嘘偽りなく」と言われ、なんともいえない表情を見せる城谷さん
黒瀬「城谷さんが望まない限り俺からは“何も”しません」
城谷「“何も”ってなんですか?」
黒瀬さんはちょっと笑みを浮かべ、テーブルの下で城谷さんの足に自分の足をすり寄せます
「ひゃっ」と驚く城谷さん
「けど懇願してくれたら何でもしてあげます」という黒瀬さん
とても複雑な表情を見せ、「何でもって 命に関わるようなお願いをされたらどうするんですか?」と聞く城谷さん
しかし、黒瀬くんはそれについての返事をせず、城谷さんをジッと見つめます
その黒瀬くんの表情にゾクってくる城谷さん
以前、「ねだらない限り何も与えてくれない」と聞いた時の会話を思い出す城谷さんは、黒瀬くんが差し出すペンを手に取ります。
黒瀬さんが「ゆっくりでいいのでここに記入してください」と言い・・・
はい!!ここでENDです!!!!
海ホタルの考察
最初の出だしのシーンにじ~んってきちゃいましたね・・・
「この世にあるものは全て汚い」
1巻の一番最初にあるモノローグで、すごく印象的だった一言です。
1巻では電車にも乗れず、気分が悪くなった城谷さんがひとりで電車に乗り・・・
1巻では、本屋に行って本を買うことさえできなかった城谷さんが本屋でうれしそうに本を手にしている姿・・・
ウルウル・・・感動です。
「命に関わるようなお願いをされたらどうするんですか?」って城谷さんが聞いた後の黒瀬くんの表情がなんともいえない表情で・・・
わたしは、これは、「かまいませんよ」って表情だと思うんが・・・みなさんはどうでしょうか?
黒瀬くんから出る「何でも」っていうのは、本気で「何でも」なんだと思います
あと、城谷さんが書く10項目ってどんな内容なのか・・・
すごく気になりますが、城谷さんが書いた項目をふたりでクリアしていってほしいなって思います
ふたりにはこれからも未来が続いているって感じのラストでした・・・
あ!!最終話は23Pでした!!
やはり、あの小ページ連載は、エロ小出し戦略だったんでしょうか・・・
小ページ連載が始まった当初は、びっくりしましたけど、慣れてきたら、あれはあれで毎号楽しかったです。
コミックス6巻発売予定!名古屋にてサイン会!有り
コミックス6巻の発売は来春とのことです。すごく楽しみですね!!
あと、デイアプラス20周年記念原画展in名古屋にて宝井理人先生サイン会開催決定だそうです!!
詳しい情報は公式ホームページよりお願いします
名古屋の方、うらやましいです!!!
まとめ
最終話ということが受け止めきれず、考えがまとまっていない状態で書いちゃいました。すみません・・・
いつか、心が落ち着いたら、まとめ記事をちゃんと書きたいと思っています
1巻からザッと読み直してみたんですけど、やっぱり、面白いよなってつくづく思いました。
城谷さんも黒瀬さんも、すごく魅力的でしたよね・・・・
実は、わたしは、潔癖症の気持ちがいまいち理解できず、途中、共感がしずらい部分もあり、迷子にもなったことがありました・・・
その度に、「あーだ。こーだ。」と考えて、自分なりに、答えを出してきた作品でした。
みなさんの口コミを見て、「あー。なるほど。あのシーンはそういう解釈もできるんだな」って勉強になることも多くあった作品です
城谷さんのやさしくておちゃめで負けず嫌いなキャラクターは最初から最後まで好きだったなー・・・
個人的には、三上くんのポジで城谷さんを毎日眺めていたい・・・
番外編とか、スピンオフとかは、もうない感じなのかな?
あるんじゃないの?あったらいいな・・・・
最後に・・・
4年間、たくさんのハラハラとときめきと感動をありがとうございました。
遂に最終回ですか。。宝井理人先生とはBLに興味を持った初期に「花のみぞ知る」に惚れ込んで、「テンカウント」を読んだのですが余りのエロさにある意味衝撃を受けたのを覚えています。5巻まで読んでその後間が空いてしまったのでまた読み直しますね。。6巻発売まで楽しみに待ちます!!
sayurinさんへ
宝井先生の「花のみぞ知る」は名作ですよね。わたしも、そっちの方を先に読んだ気がします
6巻の発売が今から楽しみです。でも、それを読んだら、ほんとに終わっちゃうんだーって悲しい気も・・・
いろいろ、複雑です・・・