穂積と旭の同棲編「ラブネスト 2nd」第13話 ネタバレ感想

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こんにちは!海ホタルです

こちらの記事では、「ディアプラス2020年11月号」より「ラブネスト 2nd」第13話の紹介をしています

一応・・・こちらの回が、本編の最終話となっています

では!紹介に行ってみましょう

この記事にはネタバレが含まれています。ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします
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「ラブネスト 2nd」第13話 紹介(ネタバレ有)

葬式の日・・・恒生と穂積

旭さんの父親の葬式に参列する穂積

隣にはナルがいて、穂積は、旭さんの父親に会えなかったことを残念そうに語る

ナルは、旭の心の中にいる親父さんを大事にしてやればいいんじゃないの?と答える

喪主としてあいさつをする旭さんを見つめる穂積

旭さんも穂積の方を見ている

 

一段落がつき、ロビーのソファに穂積が一人で座っていると、恒生(←旭さんの弟)が声をかけてくる

「いろいろ手伝ってくれてありがとう」という恒生

恒生は穂積の隣に座って、自分たちの子供の頃の話を旭から聞いている?と尋ねる

恒生が父親に対していい思い出がないということは知っている穂積

恒生は、「正直、早くくたばればいいのにって思っていた」と言って、「でも、死んだって聞いた時は、心に穴が空いたような気がしたな・・・」としんみりと語る

父親とあまり接点を持たなかった自分でさえもこんな気持ちになるのだから、父親の面倒をずっと見てきた旭さんの気持ちはきっと自分の比じゃないだろうという恒生

旭は、「誰かを守らなきゃっ!」ていう性分で、父親が施設に入った時、恒生が家を出た時、離婚した時と・・・

守るべき対象が無くなると同時に腑抜けになってきた

そんな「守りたい性分」の兄が、葬式の間、ずっと穂積のことを目で探していたのを見て、兄にも寄りかかることができる相手ができたんだと安心したという恒生

改めて、穂積に「兄さんの傍にいるのが匡人くん(穂積)でよかった」というのです

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父親との思い出に涙する旭さん

施設で過ごしていた父親の遺品整理をする穂積と旭さん

家に帰ってきて、父親が残した風呂敷に包まれたものを開けてみる

中から出てきたのは“継手”だった

“継手”とは、二つの異なった木材を継ぎ合せる技術。
金物を使わず、特殊な継ぎ方をすることで、ふたつある木材が強度のある頑丈な1本の木材のようになる

旭さんは、風呂敷から出てきた“継手”の説明を穂積にする

「このふたつを組むと、手を繋いでいるように見えるんだよな」という旭さん

言った傍から、昔、同じことを父親に言ったことを思い出す

まだ幼かった旭さんに、“継手”の説明をしてくれた父親

それを見た幼い旭さんは「手をつないでいるみたい」と感想を言った

父親は、異なった2本の木を繋ぐ棒2本を手にもって「これは、人間で言えば“愛と絆”みたいなものだ」と言った

周りの大工たちは、片っぽの木は虫食い状態の木じゃねーか!と冷やかしてくるが、旭さんの父親は「穴のひとつ、ふたつくらいは勲章みたいなもんだ」と答えて

幼い旭さんに向かって「虫食いだって、芯さえ強けりゃ大事なものを守れるんだ」と言ったのです

父親が残した“継手”には、父親の字で「旭 恒生 自分に負けるなよ」という文字が書かれていた

父親の思いを知って涙が出る旭さん

今更こんなことを言われても・・・文句のひとつだって言えやしねぇ・・・と静かに泣くのです

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欠陥だらけ?いえ、過去があったからこそ今がある

その夜・・・

ベッドで横になって一緒に眠る穂積と旭さん

旭さんは、母親が出て行くとき、父親に向かって「欠陥だらけの男となんて幸せになれない」と捨てセリフを吐いたことを話す

そして、母親が父親に放った言葉を忘れた頃、自分には子供ができないということを知り、母親の言葉を思い出したという

自分は欠陥品だから誰も幸せにすることはできない・・・と、すべてがどうでもよくなったと話す旭さん

けれど、そんな時に穂積と会って、自分の中で凝り固まっていたものが少しずつ解れてきて・・・

穂積の傍にいるのが居心地がいいと思ったと話す

だけど、今度は、いつか穂積が自分から離れていくんじゃないかと不安になったと話す旭さん

いつもなら、自分から離れる方が幸せなら離れることを受け入れることができたけど、穂積だけは、手放せないと思ったと話す

穂積は、ようやく旭さんの中にある「不安」を理解します

そして、「俺は、旭に子供がいなくてよかったって思っているよ」という穂積

もし、旭に子供がいたら、離婚はしていないし、俺とも出会わなかった

だから、旭の抱える傷は、俺たちにとって“幸運”なんじゃないかな・・・という

「こんな考え方はダメかな・・・」という穂積に

旭さんは「ダメじゃねえよ」と答える

「苦しんだ先にお前がいるなら、俺も、全部必要だったって思える」というのです

笑う穂積のことを優しい目で見る旭さん

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穂積にも変化が訪れて・・・

後日・・・旭さんの事務所で哲くんが旭さんに幸せになってほしい!と合コンに誘っている

そこに、たまたま居合わせた穂積は、哲と高見さんの前で旭さんにキスをして「こいつ、俺のオトコだから」というのです

哲は「ええええ!!!!」と絶叫!

高見さんは微笑ましい目で旭さんと穂積を見ている

 

ゲイバレしたくないと必死だった穂積の変化に「言ってもいいのか?」と聞く旭さん

穂積は「誰かれ構わず話すつもりはないけど、でも、必要なら言うことにした」と答える

そして、穂積と旭さんのふたりでラーメンを食べに出かける

外に出ると夜桜が一斉に咲いていて、夜景を見て和むふたり

「そういえば、あんたから“好き”って言われたことないな」という穂積

「今、ここで言ってよ!追加の誕生日プレゼントってことで!」とニヤニヤおねだりするのです

旭さんは、困った顔で「ガラじゃないから」と言っていて!

穂積は、絶対に旭さんから「好き」って言葉はでないだろうと旭さんをたしなめるように文句を言い続けているんだけど

ふいに、旭さんが「愛してる」と言って

途端に顔が赤くなる穂積

「もう一回言って!」という穂積だけど、旭さんは「誕生日プレゼントだから、また来年な」と笑う

そして、ふたりで手を繋いで川沿いを歩き出す

そこに鳴る穂積のスマホ

スマホを出ると穂積の母親からの電話で、穂積は「次に母さんがこっちに来た時さ・・・聞いてほしいことがあるんだ」ということができるのです

海ホタルの感想まとめ

本編の方はこれが最終回です

次号には、番外編が掲載予定となっています

いかがでしたでしょうか?

最終回!

心情部分に重きが置かれている作品なので、文章では伝わりにくい部分が多くあったと思います

個人的な感想を言うと・・・

わたしほどの年齢になると、もう、他人からの影響で大きく人間が変わったり、考え方が変わったりってすることが年々減ってきていまして・・・

そういう出会いは、もうこの先、一生ないんだろうなって思っているんですね

だからねー・・・なんというか・・・自分の考え方に変化を与えてくれる相手と出会えたふたりがとってもうらやましいです

いや・・・でも、まだ旭さんも38歳だからね~

わたしもそのくらいの年の頃には、まだ、他人からの影響で自分の考え方を変えることってあったな~・・・(←遠い目)

 

恒生からも信頼される仲になれたし

穂積も、旭さんのことをカレシだと言えるほど心境に大きく変化があったし

最後は、みんながいい方向にいってよかったなって思えました

穂積と旭さんの関係については、本当に「うらやましい」の6文字しか出てこないです

毎回、言っていますが・・・

ここまでの関係になるためには、このふたりくらいがっつり向かい合って会話をせねばなりません

自分をさらけ出すって本当に怖いですよね・・・

そう考えると・・・わたしにはきっと無理だなぁ・・・(あ・・・凹む・・・)

でも、旭さんは、最後の最後で、ちゃんと吐き出すことができて、最後の壁を乗り越えました!

ああー・・・やっぱり「うらやましい」

 

次回は、番外編と言うことで!

楽しみに待ちたいと思います

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