こんにちは!海ホタルです
「ディアプラス2023年2月号」より、『こまどりは、夜の帳』の紹介です
早くも第6話なのですが・・・
なんというか・・・
傷つきながらひとりでがんばる受けの姿がとってもいい作品です
早く攻めと幸せになってほしいな~と願いながら第6話を読みました
実は、前話である第5話の紹介を飛ばしていたので、合わせて紹介したいと思います
目次
「ディアプラス2023年2月号」の紹介
リレーエッセイ/参号ミツル先生
巻頭カラーは「こまどりは、夜の帳」
もれなくもらえる希望者全プレペーパー(送料負担あり)は、GO毛力先生です
『こまどりは、夜の帳』第5話をざっくり振り返る
三輪と慶臣を村から連れ出すことに成功した慎仁と紀人
(慶臣は、紀人と慎仁と一緒に行くことを拒否!三輪だけ連れて村を出るように言っています!慶臣の言葉を無視して、強引に村から連れ出す紀人)
(慎仁と紀人の父親は警視総監!紀人の強引な捜査を上層部が許容しているのは、父親権力のおかげ?!)
慎仁に三輪を連れて実家に帰るように言う紀人
慶臣は紀人のマンションへ!
かたくなに村に帰ると言いはる慶臣
慶臣を落ち着かせようと紀人が、慶臣に触れようとしたら・・・・慶臣は、紀人の手に噛みつく!!!
噛まれた紀人は、慶臣の首筋に噛みつき返す!!!!!
なにがなんでも村に帰りたい慶臣は、今度は、紀人の寝込みを襲おうとする
だけど、この作戦も失敗・・・
逆に紀人にピンコを刺激される展開に!
精を吐き出した慶臣は、うとうとと眠ってしまう・・・
でも、紀人の方が一枚も二枚も上手って感じ!!!
素直になれない強気な受けがお好きな人は好きな受けだと思いました
『こまどりは、夜の帳』第6話をざっくり振り返る
情報を共有するふたり
カフェで慎仁と会う紀人
お互いが持っている情報を共有する
三輪と慶臣の両親について調べた紀人
ふたりの母親の「斗部雫」は22年前に村を飛び出して、「宗像宏一」と出会って三輪と慶臣を産んだ
慶臣は雫の私生児として届けられているが、三輪は出生届が届けだされず戸籍がない状態となっていて、さらに、ふたりを生んだ後に雫と子供たちは行方不明になった
宏一は捜索願を届け出たが、警察はまともに取り合わなかった
慎仁の方は、三輪から聞いた話をする
三輪は「厭魅(えんみ)」という力を持っていて、それは、依頼者の目をのぞき込むだけで、依頼者が殺したいと思っている人間を「隠す(殺す)」力らしい
三輪は、物心がついた頃からその力が使えた
そして、慶臣は、依頼者が強く持つ呪いの「穢れ」を引き受けている
「強い呪い」は、本来は、自分に返ってくるもの・・・だけど、慶臣と依頼主が交わることでそれを回避できるのです
「三輪は、自分が何をしたのか?自覚はあるのか?」と聞く紀人
慎仁は「三輪は利用されているだけだ」と言うけど・・・
紀人は「わかってる。けど、何人もの人を殺している」と答える
実家に帰る慎仁
家に帰ると、慎仁が帰ってきた~!むっちゃうれしい~!!って顔で三輪がかけよってくる
三輪の「おかえり」って言葉に、「ただいま」と返事をする慎仁
でも、紀人の言葉を思い出して、気持ちは複雑みたい
慎仁は、慶臣に会いに行くか?と三輪に尋ねる
三輪は「俺は、兄さんに嫌われているから」と答えて・・・
紀人と慶臣
シーンは紀人のマンション
逃げずに待っていた慶臣のことをほめる紀人
慶臣は、見張りをつけておいてぬけぬけと・・・と不機嫌な顔
紀人は「三輪ちゃんを村から連れ出してほしかったのはなんで?」と尋ねる
キリっとした顔で「邪魔だったから」と答える慶臣
慶臣の答えには、返事をせず、いきなり「今日は、外で食べよう」と慶臣を外へ連れ出す紀人
慶臣のマイペースぶりにペースを乱される慶臣!!!
食事をして夜道を一緒に歩くふたり
紀人は慶臣に、「村に戻って誰かを殺すつもりならやめときなよ~」と言う
慶臣は、わかったような口を利くな!と、またもや不機嫌な顔
警察官なんて何の役にもたたない!逮捕もできないくせに!と一気にまくし立てる!!!
一気にしゃべった慶臣・・・・呼吸がつらそう!!!
慶臣を路地裏に連れていく紀人
慶臣を落ち着かせようと抱きしめる
紀人に抱きしめられた慶臣は「おまえなんて嫌いだ!」と文句言う
紀人は「ごめんね。おまえが助けを求めた時に助けてあげられなくて・・・」と言う
紀人の言葉に、慶臣の頭に浮かぶのは、小さい頃、自分を助けに村に来てくれた男の人との思い出・・・
慶臣の目に涙が浮かぶ・・・
慶臣の涙は、父親を助けることができなかった自分の非力さ?
自分のために犠牲になった父親を思っての涙?
しばらく慶臣を抱きしめて、慶臣の呼吸を整える紀人
落ち着いた慶臣に、次に、息が苦しくなったら、手のひらに俺の名前を書いて、ぱくっと食べたらいいよ。という紀人
「おまじないだよ」という紀人
「まじないは好きじゃない」と言いながらも、紀人が触れた手のひらを見つめる慶臣
紀人は、慶臣の手を握って歩き出す
生き返ったらうれしい?
シーンは三輪と慎仁
テレビを見ている三輪
テレビの中でアニメのキャラらしきものが生き返るシーンを見て、慎仁に「死んだ人が生き返ったらうれしい?」と聞く三輪
慎仁は「俺は嫌かも・・・」と答える
死んだ者は生き返らない。それが生き物として自然なことだよ。という慎仁
三輪は慎仁の言葉になにか考え込んでいる?
海ホタルの感想まとめ
最後、慎仁が、三輪に「テレビの続きは明日見ればいいよ」と声をかけるのですが、で、そのページの最後には「扉」が描かれて「続く」で終わっています
えー!これは、明日は、こんな風に平和にテレビを見れないぞってフラグか~?と思っちゃいました
第6話では里江たちが登場しませんでしたが、絶対に、三輪と慶臣を取り戻しに来ると思うんですよ
でも、警視総監の家に入り込むなんて不可能な気もするし~
どうなるんだろう~とハラハラが続いています!!!
三輪と慎仁の関係も気になりますが、それ以上に、気になるのは紀人と慶臣ですよね~
わたしの文書では伝わりづらいと思うのですが、どうも、慶臣は、ひとりでなにかと戦っていて、なにか、やり遂げたいことがあるみたいです
誰にも頼らずひとりで戦う決意をしている慶臣
これは、小さい頃、自分を助けに来た男性が亡くなってしまったせいだと思います
自分のせいで傷つく人を、もう二度と見たくないのかもしれません
だったら、素直にそういえばいいのに!
相手を傷つけることで、自分から遠ざけようとする慶臣
弟である三輪のことも「邪魔だ」と言っているけど、絶対に違いますよね~
そんな慶臣の意固地さを、ゆるーい空気の紀人が和らげていくのが手に取るようにわかるのが胸キュン回でした!
次回の展開も期待です!