こんにちは!海ホタルです
「ディアプラス2023年8月号」より、「花恋つらね」第63話の紹介です
「ディアプラス2023年9月号」の紹介
リレーエッセイ/「モエパラ☆」
巻頭カラーは「相愛系小説家とのロマンスについて」
もれなくもらえる希望者全プレペーパー(送料負担あり)は、待緒イサミ先生です
菊右衛門に会いに行く武兄と蔦丸
3月の末日・・・
武兄の運転で菊右衛門に会いに行く蔦丸
菊右衛門ならば、惣五郎と源介をいい方向に導いてくれると信じている蔦丸
だが、武丸が、菊右衛門に「惣五郎と源介のことで相談があるから時間を取ってほしい」と言った時、「それは、ヒデヒロ(←惣五郎と源介の仲を知っている記者)から聞いた話か?」と聞き返されたらしい
その話を聞いた蔦丸は、菊右衛門が惣五郎と源介の関係がかなり深いものと知りつつ放置していると察し、なぜ、菊右衛門がノーリアクションなのか?と疑問を抱く
武兄は「ふたりのことを黙認しているのかも・・・」と言う
蔦丸は「そんなバカな!」と受け入れられない様子
「大事にするって難しい」盛大な勘違いを経て、親友から恋人になった渡瀬秋良と渡里文屋。恋愛に不慣れな秋良から、キス以上のことは「あと二割文屋を好きになるまで待って」と言われ、お預けのまま。約束を忠実に守る文屋だったが、お泊りデートを前に自分の理性が崩壊するのではないかと恐れを抱く!暴走を鎮めるべく秋良の写真をオカズに自分で抜くことにしたのだが……
菊右衛門の回答に納得ができない
菊右衛門と会う蔦丸と武兄
蔦丸と武兄から惣五郎と源介の関係を聞き、なぜ、なにも手を打たないのかと問われた菊右衛門
「そりゃ、どうするかなんてあの二人が決めることだからね」と答える菊右衛門
菊右衛門の答えに「え?」となる蔦丸
「今は、まだ若いので適齢期まで好きにさせるってことですか?」と尋ねる蔦丸
蔦丸の気持ちを裏切るように、菊右衛門は「この先も、二人の関係に口を挟む気はない」と答える
歌舞伎界を代表するお家柄のふたりが恋愛関係であるとマスコミにばれたら大事(おおごと)になる!どうするのか?と問う武兄と蔦丸
しかし菊右衛門は、「起こっていない問題をどうするのかと聞かれてもね~」とのほほんといった感じ・・・
菊右衛門の答えに納得ができない蔦丸!!!
「俺も正直まだ浮かれてる お前と暮らすの」ファッション雑誌『gem』の新人編集・片桐白兎は、イケメンで敏腕な上司・西脇瑛二とお付き合いをしている。同棲もスタートさせた二人だったが、すべて順調! …とはいかず、初めて任された企画がうまく進まず落ち込む白兎。その上、『gem』のデザイナーである國見が瑛二の古くからの友人で、彼の掲げる『恋愛七ヵ条』に当てはまっていることに気づいてしまい――!
納得する蔦丸
ふたりの関係をこのまま放っておけば、きっと苦労をする。それを阻止したい!
強く訴える蔦丸に、菊右衛門は、それはあなたが背負うものではない。という
蔦丸は、男形の家に生まれたのに、女形にしかなれなかった自分は、源介の苦労を一緒に背負うべきなんだと答えます
菊右衛門は「あんたはいい役者になるために女形を選んだんだろ?それを“逃げた”とは言わないよ」と言う
自分の経験上、周りの期待に応えることも大事だけど、それを優先して、自分の気持ちを無視したら、どこかでほころびが出ると思うんだよ・・・と話す菊右衛門
菊右衛門は、自分の経験から、惣五郎と源介の関係についてなにか言うことはない。どんな道でも壁にはぶつかる。それなら、自分の意志でいい役者になってほしい。と話す菊右衛門
菊右衛門の言葉に感銘を受け感激する蔦丸・・・
海ホタルの感想まとめ
蔦丸と武兄が帰った後、寿一郎が残した手拭いを見つめる菊右衛門が描かれています
強く惣五郎と源介の仲を見守ると言ったものの・・・
自分は選ばなかった道を歩く惣五郎と源介の試練を考え、憂いる気持ちもあるようです
蔦丸が源介と惣五郎のことを心配する気持ちも伝わってきた回でした
しかし、こういう流れがくると・・・
惣五郎と源介の関係はマスコミにリークされる展開がくるような気がします
ちょっと心配ですね!
今後の展開からも目が離せません!
試し読みはこちらからどうぞ!
蔦丸は、そんな世界で惣五郎と源介の恋は許されないものだと信じていて、菊右衛門に相談すれば、すべて解決すると思っています