「花恋つらね」7巻の発売が決定しています
予定は9月1日です(^^♪
花恋つらね7巻のカバーです!🙌皆さんの予想の色とどうでした?私は意外なところきたな!て感じだった😁シルバーぽいグレー! pic.twitter.com/mbnuUQVsNe
— 夏目イサク (@isakuna) August 6, 2021
こちらの記事は、「ディアプラス2021年9月号」から、夏目イサク先生の「花恋つらね」の紹介しています
目次
「花恋つらね」第47話 紹介(ネタバレ有)
大嫌いな相手の孫に自分の孫をって・・・おかしいよね?
武市から、菊右衛門が源介と惣五郎の関係を知っていると聞かされた蔦丸は衝撃を受けている
「なんで、今までわたしに黙っていたんだよ・・・」
武市は、菊右衛門にもなにか考えがあって言わないのかなと考えていたそうで・・・
もしかして、10代のつきあいなんて続かないって判断したのかもなと話す
それを聞いた蔦丸は「いや・・・それはない」と真っ青になっている
「だって、うちのじーちゃん(←寿一郎)と先生(←菊右衛門)は、大喧嘩して共演NGになった仲なんだよ!大っ嫌いな相手の孫に自分の孫の将来が変えられるかもしれないのに!」
武市は、言われてみれば・・・って感じで考え込んでいる
そして「なんで、そこまでの大喧嘩になったんだ?」と聞く武市
蔦丸は、意見が食い違ったとしか聞いたことがない
武市は、うーんって感じで「直接聞くか?」というが、蔦丸は、ブツブツ言って迷っている
混乱してきた蔦丸は、この件を、一度持ち帰ることに・・・・
菊右衛門と寿一郎の間で何があったのか?
家に帰った蔦丸は、菊右衛門と自分の祖父である寿一郎が一緒に舞台に立っているDVDを見る
この頃のふたりはぴったり息があった芝居をしていた
でも、蔦丸が子供の頃、祖父である寿一郎に、菊右衛門に稽古をつけてほしいと何度お願いしても、寿一郎は聞き入れてくれなかった
本当に、寿一郎と菊右衛門の間で、なにがあったのか?と不思議に思う蔦丸
源介と練習すればいいじゃないか
その頃・・・
家でDVDを見ながら、今、やっている舞台の稽古をしている惣五郎
通りかかった祖父・菊右衛門が「感心だね」と声をかける
惣五郎は、今、やっている役をもっとかわいい感じしたほうがいいのかな?と菊右衛門に聞く
菊右衛門は「ちょっとやってごらん」と惣五郎の稽古を見てあげる
そして、夜中の12時近くになり、練習を切り上げる惣五郎
菊右衛門は、すでに舞台の中日を過ぎてるのに、役の言い回しを変えるなんて珍しいね・・・と話しかける
惣五郎は、一緒に舞台に立っている源介が、ちょっと言い回しを変えてよくなったのを見て、俺も負けてられねえって思ったんだ・・・と答える
「でも、こういう掛け合いの稽古は相手がいた方がいいよな~」とぼやく惣五郎
菊右衛門は「なら、源介も呼べばいいじゃないか」という
惣五郎が「でも、舞台が終わってからだと時間が遅くなるし・・・」と言うと
菊右衛門は「泊まればいいじゃないか」と言って・・・
惣五郎は「いいの!」と明るい顔になる
菊右衛門から泊りの許しが出たとごきげんになる惣五郎
その様子を見ていた菊右衛門は、最近、源介との間にそういう素振りが見えなかったが、家と外で使い分けていたんだな・・・と思う
「順調でなにより・・・」と思った菊右衛門
だけど、「なによりって・・・別に、望んじゃいないよ・・・」と自分の中に浮かんだ考えを訂正する
ただ、自分は何も言うつもりはない・・・好きにすればいい・・・と思う菊右衛門
海ホタルの感想まとめ
オチは、寿一郎と菊右衛門の舞台のDVDを見て感動して涙する蔦丸です!(笑)
菊右衛門は、惣五郎と源介の関係については、あくまで見守っているだけって立場を貫こうとしていますが・・・
蔦丸と武市が、寿一郎と菊右衛門の関係悪化の原因を気になりだしたことで、火の粉が飛んできそうです・・・
ほんと、寿一郎が生きていたら・・・菊右衛門と・・・って想像せずにいられませんよね・・・
歌舞伎の世界を舞台にした業界BL「花恋つらね」