巻数を重ねるごとに面白さ増し増しの「十二支色恋草子」
こちらの記事では、「ディアプラス2020年5月号」より、「第四幕 第二話」(4巻 2話)の紹介をしています
では!紹介に行ってみましょう!
目次
「十二支色恋草子 蜜月の章」第4幕(4巻) 二の巻を紹介(ネタバレ有)
「案ずるな」と自信満々の虹悦が提案した正隆を戻す方法とは!
虹悦(辰の神使)がウロコの時間を巻き戻したことで、依り代の正隆の時間も巻き戻ってしまいました!
巻き戻ってしまった正隆の年齢は15歳
記憶は、この拠り所に宮司の仕事を引き継ぐために修行をするため来た頃みたいで、神使たちに丁寧に深々とあいさつをし
胡太朗のこともわからないみたいで、胡太朗に「あなたが現宮司さまですか?」と聞いてる
みんな大パニック!!
胡太朗は、虹悦に「早く戻して!」と怒ってる!
虹悦は「案ずるな!俺がウロコを元に戻せば正隆は戻る!」と力強い言葉を言ってくれる
はぁーーーーって安心する胡太朗
けれど、虹悦は、ウロコを元に戻すため、胡太朗に正隆とエッチするように言って!
それを言われて、はぁぁぁぁ?って顔になる胡太朗
今の正隆とエッチできるわけないでしょ!!と虹悦につっかかる
虹悦は「なぜ?番なのに?」と胡太朗のいう意味がわかってない!
記憶をなくした15歳の正隆と胡太朗に当然のようにエッチをすすめる論理感のなさがワラエル!!
けれど、ふたりの会話を聞いていた正隆が、「僕でお役に立てる事ならなんなりとお申し付けください」と言うのです
15歳の正隆が言うには
宮司候補が、もし、宮司として力不足だった場合は、憑き物憑きの血を増やすための子種をつけるための存在になるそうで
自分で役に立つのなら本望だと正隆はいうのです
正隆のセリフにショックの胡太朗
「胡太朗さん・・・僕ではお役に立てないのでしょうか?」という正隆に
胡太朗は「今の正隆には頼りたくない」と答える
胡太朗は、自分の気持ちよりも宮司候補として立場を重んじている正隆の態度がショックで「今日はもう寝る」と部屋を出ていく
一緒に朝ごはんを食べる正隆と胡太朗
朝、正隆の好物ばかりを用意し並べる胡太朗
胡太朗が部屋に戻った後、虹悦から、胡太朗との関係を聞いた正隆は
「自分なんかが、人と触れ合える日が来るんでしょうか・・・信じられません」と胡太朗にいう
正隆の過去を考えれば、15歳の正隆が自分の存在価値を小さいものと思っているのも仕方ないこと
でも、胡太朗は、そんな正隆の姿を見たくなくて「知らない・・・今、正隆を好きってことしかわからない」と答えるのです
そこに、ウリズやコマたちがわーーーってやってきて、一緒に朝ごはんを食べだす
一気ににぎやかになります!
ウリズがうれしそうに「正隆の好きなおかずをいっぱい胡太朗が作ったんだよ」と言う
胡太朗は、余計なことを言うな!って照れて「正隆に作り方を教わっておいしいって言ってくれたやつを作っただけ」と答える
正隆は、「作ってもらった食事を、作ってくれた人と一緒に食べるのは初めてです」と嬉しそうな顔をする
朝陽は平々凡々の地方公務員。ただし、恋人いない歴=年齢のこじらせゲイ男子だ。一生に一度の恋を目指し、なぜか出会い系に走った朝陽は外見好みのイケメンに遭遇するも、中身は変人さんで…!?
コマの爆弾発言に!颯助が「ダメ!」
そして・・・・
この事態をなんとか解決しようと集まった十二支たち
胡太朗が「解決方法があるなら早く教えてくれ!」というと
虹悦は、「俺と胡太朗が交われば解決する」と言うのです
それを聞いて驚く胡太朗
正隆も、なにか感じるものがあるのかショックな顔をしてる
胡太朗は「却下だ!」と、怒るけど
十二支たちに、正隆の精が残っているうちにやった方がいい!とせっつかれて、胡太朗は強く拒否できなくなる
迷う胡太朗
すると、正隆が「ダメです!」と言って、「胡太朗さんは僕の!」となにか言いかけて、自分でも「?」って顔をする
そして、そのまま胡太朗の手を繋いで、走り去る正隆
逃げたふたりを見送りながら「あと一歩だったな」とのんびりしてる十二支たち
虹悦は「番の居る者に言い寄るなど・・・」とがっくりしてる
みんなに「自己犠牲はノーカンだよ!」と励まされている虹悦
それを見たコマは「もしかして・・・発破をかけただけか!」と騙された!ってショックを受けてる
みんな「当たり前でしょ!マジなわけないじゃん!」って態度!
コマは、みんなが自分にだけないしょにしていたことがショックだったみたいでフルフル怒りで震えてる
みんなは、このままでは、このお休み処は宮司不在となって荒れ果ててしまうから仕方ないよ!って態度
コマは、そんな大事なことなのに、どうして自分に一言も相談がないんだよ・・・と怒りが収まらない
そして「俺が虹悦と交尾する!」と言い出すのです
驚く十二支たち
でも、コマは、依り代が番なら憑いているもの同士で力の補給ができるはずだ!と言う
「精気を補給するだけだ!俺と虹悦ならあと腐れもない!」と言うコマ
けど、それを聞いていた颯助が「ダメ!俺がイヤだ!」と言う
コマの意志を尊重し、一度は身を引いた颯助だけど、誰かに渡すとなれば話は別だ!と言うのです
海ホタルの感想まとめ
あーーー!!!
面白かった!!!
正隆が、虹悦と胡太朗が・・・ってなった時、「ダメ!」と言って、胡太朗を連れ去ったのは
記憶がないなりに胡太朗への気持ちが残っているのか?
それとも、朝ごはんの最中にすでに胡太朗への恋が芽生え始めたのかは不明ですが・・・
「胡太朗さんは僕の!」という自分のセリフに「?」となって、連れ去っちゃう正隆がすっごいよかったです
十二支たちの一芝居も楽しかった!
ドッキリを仕掛ける的なワクワク感で溢れてて楽しそう!
けど・・・ここで、コマが、「俺が虹悦と交わる」と言い出したのはビックリ!
前回、あっさり身を引いた颯助を、ヘタレ扱いしましたが
今回は、ズバリ「ダメ!」って言ってくれました!
颯助には、ヘタレなりにあと一歩がんばってほしいんですよ!!!
応援したいと思います
神使さまたちのお休み処の宮司とネコ憑きの胡太朗のラブを描いたコミック!
個性豊かな十二支たちに囲まれて、関係を深めていくふたりにキュンキュンできるBLコミックです
こちらは3巻までとなっています
ラブラブな新婚生活をおくる正隆と胡太朗
だけど、トラブルがつきない新婚生活のようで~!
どんなトラブルが起きても、十二支たちの助けを借りながら、協力し、乗り越えていくふたりの姿にほっこりできるBLコミック!
こちらは、3巻で完結していません