こんにちは!海ホタルだよ
「シェリプラス2018年3月号」から、夏目イサク先生の「飴色パラドックス」が巻頭カラーで新章がスタートです
5巻に収録されると予想されます
仲良しケンカップルの蕪木と尾上の新しいお話はどういう感じなのか?紹介したいと思います
目次
おすすめBL!「飴色パラドックス」只今4巻まで発刊中!
夏目イサク先生が描く「飴色パラドックス」は、現在4巻まで発刊中です!
ストーリーは、「週刊DASH」という編集部で働くふたりがBLしちゃうというもの
分類としては「リーマンBL」「同僚BL」「ケンカップルBL」といったところでしょうか?
1巻は、会社命令でコンビを組まされたふたりが、最初はお互いいけすかない者同士で、喧嘩ばっかりしていているのに、口と心は裏腹とばかりに惹かれ合ってくっつくって展開になっています
喧嘩ばっかりしているのに、相手がどんどん気になっていく微妙な心の変化がすごく上手く描かれていて、読んでいるとすごくキュンキュンできるBLコミックなんですよ
根っこの部分がお人好しの尾上と、人の裏側をよく理解し、汚い仕事でもやりこなす蕪木
蕪木が、自分にはない人の良さを持つ尾上のことが大好きで執着している(←ここ大事!!キュンポイントだぞ!!)のがとってもキュンってくるんです
「飴色パラドックス 」第12話 (ネタバレ有)
新キャラが登場!このイケメン、誰やねん?
テレビを見ながら、ベッドでイチャコラ!!
うふ・・・幸せそうなふたりが見れて、うれしすぎるー!!
そんなふたりのラブラブタイムを邪魔するのが、会社からの1本の電話
「タレコミあったから今すぐ 現場迎えってだってよ」
狙ったターゲットは、蕪木たちの休みなどおかまいなしで動くものです
今、蕪木たちが追っている案件は、大物俳優の不倫ネタなのですが、結局、不発で、なんの情報も得ることなく帰ることとなるふたり
しかし、とっとと帰って、イチャコラの続きをしようと歩くふたりに声をかけてくる人物がいて・・・
蕪木のことを「元治(もとはる)」と下の名前で呼び止めた人物は 眉がちょっとキリッとした感じの黒髪のイケメン!
三条君は、「相談したいことがある」といい、蕪木だけを連れてふたりして夜の街へと消えていきます
蕪木が転職?断ったはずだけど、諦らめらない三条くん
尾上は、蕪木と一緒にいて、今まで、友達という存在を感じたことがありません
だから、勝手に、蕪木には友達はいないものと思っていたので、突然現れた、「友達」の存在が気になってしかたありません
親しげに、下の名前で呼んでいたし・・・
もしかして・・・元カレか?
帰ってきた蕪木に尋問すると、「それはない」と蕪木が頭を抱えながら返事しています
尾上は、そんなことを聞いちゃったこと自体が恥ずかしくなってきたのか、赤くなって「ホントか!?」と再確認をしちゃいます(←かわいい!!)
「言っておくけど おれ お前以外で男と付き合ったことねえからな」という蕪木
いやいやいや・・・
蕪木くん・・・君・・・確か、1巻でそれらしいこと匂わせたよね・・・・?(1巻第4話参照)
尾上もそこの部分、ばっちり突っ込んでいます!!笑!!
んで、三条くんの相談ってなんだったかって話になるんですが、蕪木は、三条くんに、転職を勧められたんです
いわゆるヘッドハンティング
三条くんには、ホテル経営をしている親がいて、関東ではじめた新事業を任されているようなのです
それで人手がほしいくて蕪木を誘ったみたいなんですが、蕪木は、即答で三条くんの誘いを断ります
けれど、蕪木を諦らめてくれない三条は、その後も、蕪木と尾上の前に直々現れるようになります
空き巣被害で一文無しになった会社員の泉は、家賃の安いおんぼろ長屋に越してくる。そこには大家代理の無愛想な大学生・春人をはじめ、自由すぎる先住人たちがいた。皆の遠慮のなさと春人の口の悪さに疲れ果てる泉だが、ふとしたきっかけで春人になつかれ……?
「昔とは違うんだよ」って、今のほうがいいってこと?
どうも三条くんは、高校時代、かなり蕪木と親しかったみたい
「お前がおったら おれの仕事うまく回ると思うんや」
「あの頃のおれら最強やったやん」
一生懸命に、蕪木を自分の会社に誘う三条
しかし、その三条の誘いに「昔とは違うんだよ」とあまりいい顔をしない蕪木
そして、尾上と親しげに歩く蕪木を見て、三条くんの中に、どす黒い何かが生まれます
三条君は、ターゲットを、蕪木から尾上に変更します
お人好しの尾上は、すぐに三条君に振り回されてしまいます
三条の知っている蕪木と、尾上の知っている蕪木はまるで別人?
蕪木の元に届く「どうしても聞きたいことがあるから家に行ってもいい?」という尾上からのメッセージ
夜中なのに、一体どうした?と家に尾上を迎え入れる蕪木
尾上は、三条くんから聞いた話を蕪木に話します
「おまえ、芦屋(←関西にある高級住宅街)のお坊ちゃまだったのか?」「お前が旅行好きなんて聞いてない」
三条くんから聞いた蕪木の話は、尾上の知っている蕪木とは別人だったんですね
三条くんの知っている蕪木と、尾上の知っている蕪木は、全く別人・・・?
ということは、蕪木は、どちらかに嘘の姿を見せているということになる
尾上は、蕪木が、三条くんを騙していたんではないかと、蕪木に問います
そして、今は、おれのこともだましているのか?と蕪木を問い詰めるのです
蕪木の中で、高校生時代の自分がよみがえります
人の良さそうな笑顔で近寄ってきた三条くん
ソレを見て、悪い顔で笑う蕪木
そこで、次号に続くとなっています
海ホタルの考察
第一話、むっちゃ、面白かったです
まず、尾上と蕪木のリラックスした感じのイチャコラから始まる時点で、星5つつけたいです
新キャラで現れた三条くん・・・
彼の中では、蕪木は、まるで気の合う大親友のようなイメージがあるみたいなんですが、蕪木の方は、三条くんと過ごした時間をあまり思い出したくないみたい
これは、たぶん、蕪木が高校生時代、人の良さそうなお坊ちゃまの三条くんを、都合のいいように利用していたってことが想像ができますが…
1巻で登場した頃も蕪木って、どちらかといえば、枕営業だって平気でやっちゃう悪さや泥臭さがありましたよね
人のいい嘘がつけない尾上と一緒に過ごすことで、その部分が、すっかりなくなってしまいましたが、もともと、蕪木って、ちょっとずる賢い側の人間だと思うんですよ
気になるのは、三条くんが、そういった蕪木の悪さを知っているのかどうか?ってところですよね
実は、三条くんも人のいい顔をして、けっこう強かなずる賢い側の人間だったりして・・・と、つい想像しちゃいますが・・・
そして心配なのは、尾上・・・
まあ、このカップルは、何があっても鉄板なので、大丈夫だと思いますが、蕪木としては、尾上には知られたくなかった過去なのかもしれません
第2話の展開が気になるのですが・・・・
残念ながら、次号告知に、夏目イサク先生の名前がありません!!
次回の掲載を正座待機で待ちたいと思います!!