こんにちは!海ホタルです
先日発売されたcanna62号より「ひだまりが聴こえる-リミット-」の最新話の紹介記事です
ひだまりが聴こえる-リミット-2巻の発売が12月28日予定と告知がありました!
目次
「canna」62号
canna62号より、桂小町先生の「真っ赤なフリージア」の連載がスタートです
すごく大胆な表紙ですよね!
鈴倉温先生の新連載もスタート
リーマンBLのようです。
とても読みごたえのある号となっています
「ひだまりが聴こえる-リミット-」第11話紹介(ネタバレ有)
大事な人の重荷になりたくない。
電車の中でスカイプを通じて会社の同僚と会話をするリュウ
リュウは手話で会話をしていますが、リュウの前に座っている女子高生たちが、そのリュウの動きを面白おかしく見ている
その女子高生たちの人をバカにしたような態度にリュウは、新作ゲームのお披露目会で太一のことを手話でバカにしていた連中の会話を思い出す
「金なくて大学やめたって」
「勉強できない言い訳?」
「見るからにバカそうな面してるし」
「大丈夫。何言ってるか分かんないから」
女子高生たちが色めき立ちテンションがあがります
女子高生たちの声にそちらを見る航平
航平に「なにか?」と話しかけられ、恥ずかしそうに下をうつむく女子高生たち
その姿にリュウは「ざまーみろ」って感じでニヤニヤ
そして・・・
電車から降りて会話する航平とリュウ
航平は、この間のゲームのお披露目会勝手に帰ってごめん。と謝ります
リュウは、「なんで航平があやまるの?」とキョトンとした感じ
リュウは、太一のことを手話でバカにした連中を「立場が変わった途端、力を持った気でいるバカな連中だよ」と言います
リュウは、太一がなにを言われていたのか気にしていなかった?と航平に聞く
「俺から教えてあげようか?」というリュウに、「こんなことで太一を傷つけたくない」とい怖い顔で言う航平
思わずきつい物言いになり、航平は、またもや謝ります
リュウは、航平のその様子から、以前、前に言っていた「正反対のやつ」というのが太一のことを指すのだと気づきます
リュウ「航平はあいつみたいになりたいの?今のままがそんなに嫌なの?なんで?聴こえないから?」
航平は、太一の持つ何事にも平等な目線を語ります
偏見を持たずに人と接することのできる太一
そんな太一を見ていると、自分も周りに優しく出来るんじゃないかと思えてくる
だけど・・・それはできない
なぜなら、自分自身が、聴こえない人を心の底で差別しているから
太一を傷つけたのは自分だったかもしれない・・・・と語る航平
航平「聴こえないことより、大事な人を傷つけることのほうがいやだ・・・」
そして、航平は、リュウが兄である千葉さんと距離を取っているのは、同じ気持ちからじゃないかと言います
以前、リュウが、自分にとって大事な人が、自分を世話するために人生を棒に振ってもいいのか?と言ったのは、自分自身のことじゃないのか?と言う航平
航平の言葉に顔がゆがむリュウ
そこで・・・雨が降り出し・・・雨が強くなり・・・・
そこで次のシーンに移ります
航平から「距離をおこう」という言葉に、なにも言えない太一
次のシーンは太一の会社
強く降る雨を会社の窓から見る太一
会社社長の昔の彼女との思い出話を聞く太一
社長の元カノも聾唖者でした
彼女のことを思って先回りしていた社長
でも、それが彼女にとっての負担となり別れたそうです
彼女の最後の言葉は「障碍をもって生きるということは寂しさに慣れる作業だ」
社長からの言葉に、「もし、航平がそう思っていたら嫌だな・・・」と思う太一
「どうやったら、自分が側にいる」ってわかってもらえるのかな?と悩みます
すると・・・
航平が太一の会社へとやってくる
突然の航平の訪問に驚く太一
航平とビル中にある階段で話すことになる
航平の突然の訪問に驚く太一は、なにかあったのか?と心配します
航平は、太一のことを愛おしそうに見つめて「しばらく太一と距離を置こうと思って・・・」と話し出す
航平のその言葉にショックを受ける太一
航平は「ごめんね」と帰っていくけれど、太一はあまりの驚きに追いかけることも出来ない
海ホタルの感想
えっと・・・
リュウの顔が歪んだ後に一体なにがあって、航平がこういう行動にでたのかがさっぱりわかりません・・・
「距離を起きたい」というのは「別れたい」って意味で言っているとは思わないんですけれど・・・
「頭を冷やしたい」って言ってるしね・・・
でも、世の中の恋愛において「距離をおきたい」イコール「別れたい」ですよねぇ?(え?違うのかな?)
うーん・・・
正直、太一を向かい合わないで、勝手に自分解釈してどんどんこじれていく航平がこの上なくかっこ悪く見えてきました
うじうじうじうじうじうじうじ・・・・しやがって・・・・・(←あ!思わず本音が!!)
自分が障碍者という負い目があるからこそ、マイナスに物事を捉えてしまうんだ・・・と思っていましたが・・・・
それを好きな人を傷つけていい理由にしちゃいかんと思う!
これではあまりに太一がかわいそうです!!!
後出しで「実は・・・」って流れがくるのかな?
もしそうなら、許す!
次号の展開を待ちたいと思います
オススメBLコミックス『ひだまりが聴こえる』シリーズ
映画化もされた「ひだまりが聴こえる」のシリーズ
シリーズ1作めでほのかに気持ちを通わせ、シリーズ2作目で無事に両思いに!そして、続く3作目では・・・すれ違い始めています・・・・