こんにちは!海ホタルです
「canna vol.69」にて、最終回を迎えた「ひだまりが聴こえる―リミット-」
コミック3巻の発売日が5月28日発売予定に変更となっています
さて・・・
4月30日発売の「Canna Vol.71」には、千葉兄弟と天童さんの出会いのお話が描かれた番外編「無色透明」が掲載されていました
本日は、そちらの紹介をしたいと思います
目次
「ひだまりが聴こえる」番外編「無色透明」 紹介(ネタバレ有)
派遣で働きながら人間の真っ黒な裏部分を見るのが大好きな天童さん
会社で喋ってる千葉さんと天童さんを見た太一が、「千葉さんって、なんで天童さんには敬語なんですか?」と聞く
そしたら、千葉さんが「天童さんが年上だからだろ」と答える
太一は、その答えに「うえっ!?」と驚きの反応をする
天童さんは「千葉くん、老けてるから~」と答える
そこに、千葉くんを呼ぶ声が聞こえて、千葉くんは、天童さんに、やるべき仕事を伝えてその場を去っていく
仕事を言い渡された天童さんは「千葉くんは、昔から人使いが荒いな~」とぼやく
それを聞いた太一が「昔、なにかあったんですか?」と聞いて・・・
時間軸は4年前までさかのぼる
当時の天童さんの本業は、主にB級映画やゲーム関連の音楽を作ってるミュージッククリエイター
だけど、週3ほど、派遣としても働いていて、数々の会社で華々しい功績を上げていた
「ぜひ正社員に!」と引く手あまたの天童さん
たけど、天童さんは正社員になる気はない
音楽仲間たちも、なぜ、天童さんが、派遣として働いているかなぞのようで・・・
その気になれば、音楽だけで食べていけるのに?と質問すると
天童さんは、うふふって悪い顔をしながら「派遣楽しいよ・・・ブラックな会社とか魑魅魍魎として人間関係をライブで見れるからね~」と答える
天童さん曰く・・・・人間って「大福」みたいなものらしい
どんなに柔らかく白い建前で外側を覆っていても、中身は真っ黒なもので詰まってると言う天童さん
天童さんとリュウと千葉さんの出会い
ある夜、行きつけのクラブでクスリを売りつけられそうになっている少年を気まぐれで助けた天童さん
クラブの外に少年を連れ出す
大きなヘッドホンをつけて、制服の上にパーカーを羽織っただけの少年に、未成年なのにこんなところ来ちゃだめだよーと話す天童さん
だけど、少年は、じっと天童さんを見てて、なにも返事をしない
天童さんは、「あれ?もしかして?」と、手話で「君、耳、聞こえないの?」と聞く
少年は、驚いた顔をして手話で「なんで手話ができるの?」と聞きかえしてくる
天童さんは、「前勤めていた職場に聾の人がいて、手話の方がコミュニケーションが取れそうだから覚えたんだー」と手話で返事をする
それを聞いてうれしそうな顔をする少年
その少年が、リュウ
リュウは天童さんに懐いて、天童さんに会いにクラブに出入りするようになる
天童さんも、自分に会うためにクラブに出入りするリュウを怒ることなく、会えば喋るという日々を過ごしていた
そんなある日・・・
クラブでリュウと喋っていたら、、突然現れた黒髪の男が、天童さんの顔をいきなり殴る
黒髪の男は「こんなところに、未成年を連れ込みやがって!二度とリュウに近づくな!」と言ってリュウを連れて帰る
天童さんは、突然のことになにが起こったのか「?」
翌日「、顔を腫らしながらスタジオに行くと
スタッフが「お前に会いたいって人がきてるぞ」と言ってくる
「誰だろ?」と待合室に行くと、そこには、昨夜、天童さんの顔をいきなり殴った男の姿が!
天童さんは「ええ!!!なんでいるの?」って感じでビックリする
男は、天童さんに深く頭を下げて、自分はリュウの兄で、なにも聞かずにいきなり殴ってすみませんでした!と謝罪
リュウの兄の千葉さんと天童さんの出会いは、けっこう衝撃的な出会いだったんだね~
東京から京都に赴任してきた相馬。引っ越し当日、大家の息子・周(あまね)が帰って来たことで、二人はルームシェアをすることに。相馬は同居人として仲良くしようとするが周は塩対応。だけど偶然、泣いてる姿を見てから周のことがどうにも気になって――…。東オトコと京オトコが繰り広げる、ホンネとタテマエの恋。
過保護な千葉。保身のためにリュウの面倒を見ていると思ってたが・・・
千葉さんは、治療費を払います。被害届を出してもらっても構いません!と謝る
その千葉さんの熱いまっすぐさを、天童さんは「こういうタイプは苦手なんだよな~」と思いながら見てる
できるなら関わり合いになりたくないと「今回はリュウくんに免じて貸しにしとくよ」と答える
「ありがとうございます」と答える千葉さん
天童さんは、これで、この男との縁は切れた・・・と安心するんだけど
千葉さんから「今後、リュウのことでなにかあったら、連絡ください」と強引にメアド交換をさせられるのです
天童さんは、心底、めんどくさーって感じ・・・
さらに・・・それから、リュウのことで千葉さんからメールがくるわ。くるわ。で、頭が痛いって感じでトホホ状態に・・・
そしたら、ある日、スタジオまで「リュウが帰ってこない!」と千葉さんがやってきて!!
天童さんは、うえーって顔!
千葉さんと天童さんを見ていたスタッフが「もしかして野外フェスに行ってるんじゃない?」と言う
千葉さんは、天童さんを連れて野外フェスへと向かうのです
天童さんは「あのさー・・・俺もついていく意味あるの?」と関わり合いになりたくない気持ちでいっぱい!
千葉さんは、「リュウは天童さんのこと信用してるので!」と答える
天童さんは「千葉くん・・・過保護すぎじゃない?」と言います
リュウくんは、高校生だけど、企業もしてるし、十分自立してるよ・・・と言う天童さん
天童さんは、リュウくんから、千葉さんとは親が違うことを聞いていて
だから、リュウくんのことを心配している千葉さんは、放置することで責任を問われるのが嫌で、リュウのことを必死に構っていると思ってる
心配してる千葉さんに、本当のことを言えばいいのに・・・と思いながら「なんでそんなに心配するの?」と質問する天童さん
千葉さんは「は?あいつが弟だからに決まってるだろ」と答えます
千葉さんの答えに「は?」って感じの天童さん
この人・・・ただ超がつく単細胞のブラコンなの?とビックリして、大笑いしだす
いきなり笑い出した天童さんに驚く千葉さん
そして、天童さんは、千葉くんの会社って手話を扱ってるんだよね?と聞く
千葉さんは「はあ・・・そうですけど」と答え
この3か月後に、天童さんは千葉さんの会社へと入社したのです
そして・・・今!
千葉くんと同じ会社で働く天童さん
目の前には太一がいる
太一が来た時、リュウくんと会った時のような予感があったんだよね・・・と考えてる天童さん
千葉さんや太一のような人間が増えたら、この世界はもっと面白くなると思ってる
海ホタルの感想まとめ
天童さんと千葉兄弟の出会いを描いた番外編!
すっごいよかったです!
天童さん!謎が多い部分が多かったので!
すっきりしました!
千葉さんは・・・天童さんと出会ったとき、まだ24歳だったそうで!
まだ、若かったから、頭に来たら、すぐに手が出たのかな?
なにも聞かずにいきなり殴るのはダメですよね~?
あれ?太一もそういうところあるな・・・太一に似てるな・・・
すごく楽しかった番外編でしたが
ただ・・・BL要素はまったくないのね~・・・笑・・・
まあ・・・登場人物、全員がくっつければいいってもんじゃないんだけどさ!
腐女子としては、ラブの部分も見たいわけですよ・・・
まあ本編のほうは、ヒューマンドラマ要素が強いし、仕方ないのかな
しかし・・・すでに、3巻のコミックは、発売に向けて、まとまっている頃だと思うんですよね・・・
これ、どこに収録されるんだろう???
今から、3巻の収録には間に合わないと思うんだけど・・・
それとも、すでに収録済み状態で刷られてるのかな?
答えは、3巻発売と同時にわかる感じですね!
3巻の発売を楽しみに待ちたいと思います
オススメBLコミックス『ひだまりが聴こえる』シリーズ
映画化もされた「ひだまりが聴こえる」のシリーズ
シリーズ1作めでほのかに気持ちを通わせ、シリーズ2作目で無事に両思いに!そして、続く3作目では・・・すれ違い始めています・・・・