本屋で、雑誌の平台でダントツに目立ってたこのビーボーイゴールドの表紙!!
最初、「え?もう、クリスマス号ですか?早すぎじゃないですか?」と近寄って見たら、クリスマス号ではなく、「雲田はるこ先生デビュー10周年お祭り号」でした!!
(笑・・・だって、クリスマスカラーじゃん!!勘違いしても仕方ないじゃん!!)
10周年なんですね!!おめでとうございます!!
で、買って帰って読んだら、ひたすら面白かったので、レビューを書いちゃうことにしました。
目次
「雲田はるこ先生デビュー10周年号」のここが面白い!
いとしの猫っ毛スペシャル付録ドラマCDがついている!!
内容は、ハルくんと北原さんのスピンオフ出逢い篇(いとしの猫っ毛 3巻収録)「Love in Motion」と「cast talk」です。
ハルくんと北原さんは、最初、生徒と教師として出会ったんだよねー・・・
んで、生徒のハルくんにオラオラやられちゃったんだよね・・・北原先生は・・・
尖っててちょっと乱暴でSっ気のあるハルくんの魅力にハマると同時に、怖さを感じる北原さんの揺れ動く気持ちがほんとよかった作品なんだよね・・・・
(cv.岸尾だいすけさん、平川大輔さん)
ハンドメイドで猫っ毛を楽しもう!!
みなさん!!ハンドメイド好きですか!?
わたしは、料理もいまいちなら、裁縫も苦手という・・・ハンドメイドという言葉から一番遠い場所にいる人間なのですが、この企画は、見ているだけでも楽しめました!!
「ねこっけキャラクターDEチョコレート」を作ろう!
ホワイトチョコの上にみいくんと恵ちゃんを書いちゃおうというもので、チョコレートの型紙があります・・・
料理があまり得意じゃないわたしは、OPPシートとは、一体何やねん?って感じなんですが、作ったら、きっと楽しんでしょうね!!
クロスステッチ図案
クロスステッチの図案がついています。
もう・・・こんな細かいことができちゃう人がいたら、尊敬しちゃいます!!
図案は猫耳がついているみいくんと恵ちゃんです
刺しゅうふかふかチャーム
初心者でも挑戦できるように、使用するステッチの図案が丁寧に説明が入っていました!!
うーん・・・バックステッチしか知らなかったよ・・・
得意な人は、ぜひ、トライしてほしいです
ねこっけを振り返る雲田はるこ先生スペシャルインタビュー
いとしの猫っ毛の連載って、2010年から始まったんですね・・・
同年に「昭和元禄落語心中」の連載もスタートしています。すごいなー・・・2作品とも、先生を代表する大作となりましたね。
インタビューを読んでいたら、いとしの猫っ毛を読んでて、泣いちゃったシーンとか思い出しちゃって・・・ウルウルきちゃいました・・・
たったの5冊(※新刊情報をこの後に載せています)なんだけど、ほんと、密度が濃かった作品ですよね・・・
やっぱり、みいくんと恵ちゃんの過去を描いた小樽編が途中に入ったことが、大きかったかな・・・
「これは、ただのBLじゃないぞ」と思ったもん・・・
悲しさを愛しさに変えて、お互いを支え合って生きる主人公ふたりの姿は、ほんとBLを超えて人として理想の関係だと思った・・・
6Pに渡るインタビューは、ファンなら読み応えがあるものと思います。
「春抱き大好き対談」三浦しをん✕雲田はるこ
「春抱き」20周年記念スペシャル企画第二弾と企画で、三浦しをん先生と雲田はること編集さんを交えての対談が8Pあります。
すみません・・・わたし、未だに、「春を抱いていた」未読です(厳密に言うと、2巻までは読んでいます!!)
何度も、今度こそ読みます。今度こそ読みます。と言いながら、読む読む詐欺状態が現在進行系です・・・m(_ _)m
8Pのインタビューの後に、いろんな先生からのあつーいメッセージページもあって、それを見ていると、ほんと、面白い作品なんだろうなって思いました。
「春抱き」ファンは、うれしい企画だと思います
雲田先生「イラスト集」制作中です!
雲田はるこ先生のイラスト集を現在制作中だそうです!!
発売は、2018年4月予定です!!
待望の新刊発売予定は・・・
5巻のラストで大円満のラストを迎えた「いとしの猫っ毛」
その後、脇役たちのスピンオフを何作品か発表されてて、それをまとめた新刊がいつか出ると、みんな思っていたと思います
んで、今月号の「ビーボーイゴールド」にて、ねこっけスピンオフシリーズ、最終話が発表されました。
「ええ!!スピンオフ最終話なん?うそやん!!」ってちょっとショックだったんですが・・・
2018年4月に新刊発売の告知が出ました!!
え?これ、「いとしの猫っ毛」の新刊って受け取っていいだよね・・・・
だって!!「待望の新刊」って書き方じゃー、そうとは限らないって感じにもとれない?
でもでも、いとしの猫っ毛の扉絵の下にそう書いてあるから、きっと、「いとしの猫っ毛」の新刊だと思うの~!!!
また、詳しい情報が出次第、ツイッターかこちらのブログで告知あげます
まとめ
いとしの猫っ毛ファンなら楽しめる号だったと思います。
最後に、本音を書くと・・・
「いとしの猫っ毛」の5巻のラストは、私の中で、このうえなく完璧なラストだったんですよね・・・
このラストで締めくくるからこそ、最後に抱いた幸福感が作品そのもののイメージになったんですよ
だから、スピンオフはうれしいけど、スピンオフがあることで5巻のラストがラストじゃなくなっちゃって・・・
うれしいけど、なんか、複雑だなって心境があったんですね・・・
でも、今回の雲田先生のインタビュー記事の中で、「キャラクターたちがずっと自分の傍にいる」ってあって・・・
先生の中では、キャラクターたちが本当に生きていて、それを、スピンオフという形で発表したと思うと、それはそれで、感動したし、すごくうれしかった!!
生きているなら、終わりがないのが当然なこと・・・
ほんと、すばらしい作品だよな・・・
最後に・・・雲田先生は、12月25日発売のアンソロジー『onBLUE vol.32』で、『新宿ラッキーホール』の続編を描く予定となっています
こちらの号でも、デビュー10周年を迎える雲田先生の特集があります!
『onBLUE』では11月15日まで、同作のキャラクターへのアンケート&質問募集を実施しています。
参加者には、抽選で10名に複製原画がプレゼントされる企画もあるので、ぜひ、ファンの方は、アンケートに挑戦してみてくださいね!!
コメントはこちらから