こんにちは！海ホタルです！
今回ご紹介するのは、もうタイトルからして気になるBLコミック、梅田みそ先生の「好きって言ったのお前だろうが！」1巻です！
この作品、228ページとボリュームたっぷりなのに、1話1話が短いんです！だから、もうページをめくる手が止まらない！あっという間に読み終わっちゃうサクサク感！！！
なのに、ストーリーはしっかり進んでて、そのギャップに驚かされました！
そして、この作品の魅力はなんと言ってもキャラクター！
攻めは、大学院で量子力学を研究するゴリゴリの「研究脳男子」！（←とにかく頭がいい！でもって、難しい研究をしている！）
この男が、大変、心の機微に疎い男でして～！
研究者としてかなり優秀なのに、他人への執着が薄すぎて、教授から研究室への出入りを制限されちゃうレベルの唐変木っぷり！
そんな唐変木男に恋をした受けの受難の数々…もう、読んでるこっちの心がほっこりするBLとなっています！
では！この沼にハマる準備はできてますか？では、詳しくご紹介していきましょう！
💡この記事を読めばわかること
- 『好きって言ったのお前だろうが！』1巻の詳しいあらすじと登場人物
- 研究脳男子・大前くんとツンデレ俳優・暁の関係性の魅力
- 読み始めたら止まらない！サクサク読める構成の秘密
- どんな人におすすめなのか
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作品紹介
売れない俳優の桐生暁は、
かつて自分の大ファンだった同級生・大前に再会。
だけど彼は暁のことを一切覚えていなくて…「俺のこと好きだったくせに忘れてんじゃねーよ! 」
ムカつく大前に一泡ふかせるべく、絶対オトすモードの暁。
でもエッチな罠を仕掛けるたび、返り討ちにあってしまい!?無自覚セクハラ理系男子×チョロくて不憫なツンデレ俳優
デレたっぷり初H描きおろし20P
「好きって言ったのお前だろうが！」ってどんな話？
詳しいあらすじはこんな感じ！
この物語の主人公は、売れない俳優の桐生暁（きりゅう あきら）。
暁は演劇一座で生まれ、幼い時から当たり前のように舞台に立ってきましたが、妾の子である暁にはいつも端役しか回ってこなかった…
家族であるべき一座の中に自分の居場所がないと感じていた暁。
だけど、そんな暁の前にファンだと名乗る少年が現れます。
それが、同じクラスの大前くんでした。
いつも自分を見てくれる大前くんは、暁にとって特別な存在に。でも、大前くんは一つのことに夢中になると周りが見えなくなる天才少年。好きなことに没頭しすぎて、食事も忘れて保健室に運ばれることもしばしば。
ある日、保健室で大前くんの手を握り励ます暁でしたが、目覚めた大前くんの傍には、同じクラスの美少女・倉持さんが。大前くんは、ずっと手を握ってくれていたのは倉持さんだと勘違いしてしまい…。まるで童話の「人魚姫」のように、暁の淡い初恋は儚く散ってしまったんです。
大人になった暁は、どこかで大前くんが自分を見ていてくれるかもしれないという思いを抱き、芸能事務所に入ります。しかし、回ってくるのは役名もないような小さな役ばかり。
なのに態度はめちゃくちゃ偉そう（笑）。自分に自信満々な暁なんです！
自分に自信がある暁。とにかく自信満々！見ていて痛快で楽しい！
そんな暁が、ついに大学院生になった大前くんと再会します！しかし、小学生の時、あんなに「暁のファンです！」と言っていた大前くんは、なんと暁のことを一切覚えていないんです…！
「忘れていたことを、泣いて後悔させてやる！」と奮起した暁は、研究室を追い出された大前くんと、まさかのひとつ屋根の下での同居生活をスタートさせるのでした！
おちゃめで独りよがりの暁の性格がかわいすぎる
「俺を忘れたことを後悔させてやる！」と意気込む暁ですが、相手は研究オタクで他人の心の機微が全く分からない大前くん。なんとか気を引こうと、恋愛のセオリーである「気のない相手を落とす方法」を次々に実行していきます。
まずは、「褒める」！
それでだめなら「相手の興味のある話で盛り上がろうとする」！！
共通の話題がないなってわかったら「手料理で胃袋をつかもうとする」！！！
もう、暁、頑張りすぎ！と応援したくなっちゃうんですが、研究オタクの大前くんの反応は、どれもこれも斜め上を行くんです（笑）。なぜか暁の方が大前くんの反応にドギマギさせられちゃうんですよ～！
しかも、研究室を追い出されて泊まるところを探していた大前くんを、勝手に「貧乏認定」していた暁。ところが大前くんは、暁に手持ちのクレジットカードを渡して「好きに使ってください」って言うんです！
「親のカネなのに偉そうに～！」と憤慨する暁ですが、実は大前くんが業界誌の表紙を飾るほどの有名人だと知って…。「数年後にはテレビにバンバン出ているかもねー」なんて友達が話しているのを聞いて、「俺の方が先に有名になって、あいつを捨ててやる！」って躍起になる暁。
ゲテモノ食レポの仕事まで引き受けて瀕死状態になってる姿はもう爆笑ものでした（笑）。
研究オタクの大前くんの気を引こうとすればするほど、なぜか胸キュン展開になるこの不思議！胸がときめくと同時に、ムッとなる暁が、本当に可愛くてたまりません！
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大前くんはなぜ暁を忘れていたの？
大前くんを振り向かせたい！と必死になる暁
そんな暁の、言動と行動が伴わないところに、大前くんは目が離せなくなっていきます。
恋愛には鈍感な大前くんは、暁を身勝手に連れ回したりして…。この鈍感な大前くんの態度も読んでいてすごく楽しいんです。
しかし、こんなに頭がいいのに、なぜ暁のことを忘れているのかが最大の謎でした。物語の後半で、暁の方から「僕たち、子供の頃に会ったことがあるんだよ」と告げるんですが、大前くんはそれを聞いても思い出せないみたいで…。
でも、安心してください！気になるその謎の部分も、ラストにはきちんと回収されてスッキリ読了できますよ！
エロはこんな感じ
「デレたっぷり初H描きおろし20P」という一文があるので、期待値が高まりますよね！普段、ドエロなBLばかり読んでいる私からすると、この作品のエロはライトで可愛い感じでした！
デレっぷりというよりは、二人の会話を楽しむエロだと感じました。例えばこんなやり取り！
暁「これ（←大前君のブツ）！二度と、俺以外に使うなよ」 大前「あなたもですよね」 暁「俺はいいんだよ」 大前「はぁ？！」（←と言って、暁の乳首を強く吸っています♥）
もう、ケンカップル最高！「ああ言えばこう言う」って感じの会話が、本当に微笑ましくて楽しいんです！
こんな方におすすめしたい
コメディ要素強めのBLが好きな人
暁の空回りっぷりや、大前くんの斜め上の反応がとにかくコミカル！読んでて思わず笑っちゃうような、明るいBLを求めている方にはぴったりです。
鈍感な相手の組み合わせが好きな人
暁のツンデレ具合と、大前くんの恋愛に対する鈍感さのコントラストが最高に面白いです。この手の関係性に「萌える！」という方には刺さること間違いなし。
海ホタルの感想まとめ
全体的にとってもコミカルな作品です！自分の本音に向き合わず、空回りして暴走する暁が本当に可愛くて、読む手が止まりませんでした。
そして、個人的に大注目なのが、研究オタクの攻めが、実はけっこう溺愛系カレシってところ！随所に見え隠れする、暁を溺愛していると思える態度やセリフに、何度も胸がキュンとしました！
作者様も描いていて楽しかったとおっしゃっていましたが、読んでいる私も本当に楽しかったです！「続きがあったらいいな～」と思わせてくれる、素敵な作品でした！
ぜひ、あなたの目でこの可愛い二人の関係を確かめてみてくださいね！
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