こんにちは!海ホタルです
ラブコメBLが大好きです
そんなわたしが作者買いしているのが高峰顕先生
先日、2作品同時配信されました
「ほっぺにクリームついてるよ!」は、2016年から2017年にBE-BOYさんで連載されていた作品
「あいしていると言ってみろ! 」は、「ほっぺにクリームついてるよ!」に出てきた宇佐見先生を主人公にした、2018年に連載していた作品です
さて、本日は「あいしていると言ってみろ! 」のご紹介をしたいと思います
「ほっぺにクリームついてるよ!」が未読でも楽しめる内容となっています。(「ほっぺにクリームついてるよ!」の登場人物もちらほら出てくるが、本筋そのものには絡んでこない感じなので!)
では!いってみましょー!!
目次
作品紹介
お前を見て人生で初めて欲情した
平凡高校教師・宇佐見の前に現れたのは大学時代からのセフレ・成瀬。この男「雄は自分の雌を巣に迎える」と謎の理論で有名大学勤めを辞め宇佐見に求婚するため高校教師になった変人。神聖な学校内で結婚を迫られ、身体をもとめられ…宇佐見をロックオンした成瀬の暴走は止まらない! 逃げては捕まり、えっちでほだされて…なんかやるもんか!
「あいしていると言ってみろ!」のここが面白い
大学時代からのセフレからのいきなりのプロポーズ!答えは「NO」
宇佐見弘明、28歳・・・
大学生時代から続くセフレの成瀬がいるが、「好き」「愛している」の告白をすっとばして、ある日突然「結婚してくれ」と告白されてしまう
「“はい”か“イエス”の二者択一だ」とまで言われてしまうが・・・・
宇佐見の中では、成瀬はセフレであって、それ以上の存在でない
例え、実は成瀬のことが好きだったって気持ちがあろうとも、そこに愛がなければ、成瀬のプロポーズを受け入れるわけにはいかないと断っっちゃうの
なのに・・・この成瀬・・・
なにがなんでも宇佐見と結婚がしたいみたいで「365日、おまえを口説く」「おれと番え」とかなりグイグイくる
宇佐見の方は、成瀬のことが好きだから、その顔でじっと見られてそんな口説き文句を言われると、身体も気持ちもぐらぐら揺れる
だけど、どんなにグイグイ来られようと、気持ちは流されまいと踏ん張っちゃうの
生物学専攻の変わりものの成瀬の告白が面白いんです!
そもそもこの成瀬・・・
かなりIQが高い変人のようで・・・
大学院にいて、将来有望視されている逸材
宇佐見にプロポーズを断られる可能性も考え、大学院をやめて、宇佐見が勤める高校の教師としてやってくる
専攻は生物学なのですが、なにしろ、凡人にはわからない思考の持ち主で口説き文句もなかなかのおもしろさ
大学生時代から成瀬に学食のプリンや、おやつのチョコをチョコチョコもらっていた宇佐見
プロポーズを断った宇佐見に成瀬はこう言うんです
成瀬「お前・・・俺がオナガ(鳥)やカワセミ(鳥)なら婚約不履行で訴えられて敗訴だぞ」
この言葉に、わけがわからないと思う宇佐見
だけど、それに続く成瀬のセリフがコレ!!
成瀬「動物が特定の相手に贈り物をするのは“婚姻贈呈”と呼ばれる求愛行動のひとつだ。受け取った場合カップル成立となる」
この成瀬の言い分に宇佐見もポカン・・・
今まで成瀬にもらったお菓子の数々を思い出し、それがすべて求愛行動だったのか?と思わずときめいちゃう宇佐見
いや・・・その言い分・・・かなりおかしいでしょ?
でも、この言葉でときめいちゃう宇佐見は、相当、成瀬に惚れているわけです!
だったら、成瀬からのプロポーズを受け入れればいいのに!!!
でも、宇佐見は、どうしても「好き」「愛している」って言葉にこだわっちゃうんですよー
けーれーど!!
実は成瀬は成瀬で、宇佐見に「好き」って言わない理由がちゃんとあるんですね!!!
「好き」って言葉を言わない成瀬だが・・・宇佐見の一言で、「好き」って言葉の衝動を知り・・・
成瀬が「好き」って言葉を使わない理由を聞いて
宇佐見の中は、すごく雲が晴れた気分になる
宇佐見にとって成瀬のこだわりは、ものすごーーーーくつまらない理由で
でも、同時に、「すごく成瀬らしい」とも思えちゃうんですね
その気持ちを「好き」って言葉で言い表しちゃう宇佐見
さらりと出た宇佐見からの「好き」って言葉に、今度は、成瀬の心も突き動かされちゃうの
自分の中に「好き」って伝えたくなる衝動が生まれたという成瀬も、宇佐見に「好き」って言ってくれる
成瀬にとって、自分の感情を大きく揺れ動かすのは宇佐見だけ。だと改めてプロポーズします
もう・・・これでハピエンなんじゃない?って山場なんですが・・・
いやいや・・・ここからさらに、同性のカップルがゆえに突き当たる問題が起こっちゃって・・・
当て馬役の成瀬の同僚が登場し、宇佐見は成瀬のプロポーズがなかなか受けれることができなくなってしまうんですね・・・
海ホタルの感想
最後は、もちろんハピエンです
生物学専攻の成瀬の口説き文句がいちいち面白かった
特定の誰かを求める感情はどこから生まれるのか?
生物としての本能から他人を求めているだけなのか?
そもそも「愛」とはどこから生まれる感情なのか?
そこらへんは、けっこう真面目な話がされています
けど、なんか、いっつもエロいことしているときに喋ってる
それも面白いです(笑)
宇佐見の方も、いつか成瀬と別れる。ってずっと思っているけれど、それをリアルに考えていない部分があったりして、かなりリアルに近い恋愛感情を見せてくれました
まあ・・・
なにが一番よかったって・・・
攻めが受けのことを「拉致監禁したいほど好き」って部分かな?
プロポーズされて「“はい”か“イエス”の二者択一だ」なんて、一度でいいから言われてみたいわー!
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描きおろしは生クリームプレイ!糖度高めの作品となっています