こんにちは!海ホタルです
「僕はすべてを知っている」の6巻が昨日、配信スタートとなりました
1巻のときと、主人公が入れ替わってしまったような感覚もあるこのBLコミック
私個人的には、犀川先生✕歩カップルの方が好きだったので、寂しい気持ちもあるんですが、でも、加賀✕金沢カップルは、ふたりとも体格もいいし、オス同士、対等同士って恋愛の仕方がなんともそそるカップルですよねー
(このふたりは、加賀さんがバイで、金沢先生がノンケだから、なおさらそういう感じなのかな?)
では!!
遅漏患者の加賀さんと下半身専門医の金沢先生のカップルのその後をサクッと紹介しちゃいましょう!!
目次
作品紹介
初Hではイケなかったけど、できたての恋人・加賀(かが)の遅漏にも回復の兆し!! 最近は難しい手術を任されることも増えて、金沢(かなざわ)の毎日は公私ともに順風満帆。そんな充実したある日、海外研修を終えた院長先生がついに帰国!! 新人の頃から目をかけてくれた恩師は、金沢に長年の夢だったアメリカ行きを提案して…!?
5巻のあらすじをざっくりおさらい
患者と先生から、一緒に飲みに行ける友達へと進展し、いつかしか、お互いがお互いにとって一番愛おしい存在になっていたふたり
そんなふたりが5巻でついにつきあいだし、気持ちが求めるままエッチな関係をする「恋人関係」へと進展します
しかし・・・
遅漏患者の加賀は金沢の中でイクことはできない
専門医という知識があるゆえに、遅漏というハードルも軽々と飛び越えられると思っていた金沢は、自分がいかに机上の教えの中で患者と向き合い、加賀の病気のことを軽く思っていたかを反省します
患者であった加賀さんと恋仲になったことが、院長代理である犀川先生にバレて、担当医も外されることとなるなどの心痛い展開もありますが、しかし、そんな数々の困難を超えて、遅漏の加賀さんとほんわか金沢先生の絆は一層深まっていくのです
そして、続く6巻はこんな感じ!!!
加賀さんの中にある「遅漏」の原因が気になります
まず・・・・6巻こそは!!
加賀さんの遅漏問題が解決するんじゃないの?って思っていたら・・・・
解決しない!!!
まーじーかーーーー!?
どうも、加賀さんの中では、相手の中でイクことは「恋愛」において重要視すべきことじゃないようなんですよね?
まあ、前戯だけでも気持ちいいですもんね・・・
相手がイク姿に満足しちゃうタイプなんでしょう
だから、過去の恋人たちが、加賀さんがイカないことを責める描写が入り、それを言われるたびに加賀さんが心を痛めている様子が描かれています
しかし、気になるのは、犀川先生の治療中、イキそうになるとそれをわざとセーブする加賀さんの姿
犀川先生も「あと一歩のところで、なぜ自分でセーブをかけてしまうんでしょう?」と質問します
その答えは、加賀さん自身が自覚しているのか?していないのかが非常に気になります
しかし、加賀さんも金沢先生に甘えながら、「自分たちが自然にセックスできる日がいつか来るかな?」と期待しているんですよねー
なにか、遅漏になった原因があるんでしょうか?非常に気になります
心穏やかに「遅漏」問題を受け止めている金沢先生でしたが・・・
そして、一方の金沢先生は、5巻でぐるぐる悩んだ分、加賀さんの遅漏問題に関しては自然な流れにまかせていく気持ちになっています
患者さんや、犀川先生の彼氏の歩の体験から、加賀さんの遅漏を治すには「信頼しあえる関係を構築していく」ことが重要だとわかるんです
だから、甘えたいときは自分も正直に甘えて、加賀さんからの「甘えたい」サインもすかさずキャッチ!!
もともと、性根がやさしくて面倒見の良い金沢先生
加賀さんへ対する接し方は、もはや、菩薩のよう・・・・
どんな自分でも受け入れてくれるような金沢先生の深い愛情に、加賀さんも「この人で一生ダメなら、俺は一生治らないだろう・・・」と思うのです
しかし!!!
そんな、大人ならではの、しっとりした深い愛情を育てている最中のふたりを引き裂く案件が舞い降ります
すれ違う金沢先生と加賀さん?どうしてこうなった?
金沢先生のアメリカ留学の話です
犀川先生の父である院長が海外出張から帰ってきて、自分の代わりに金沢先生をアメリカに海外研修にいかせると言い出します
降ってわいたスキルアップとキャリアアップのお話なんですが、金沢先生は、恋人である加賀さんを選び、この話をソッコー断ります
しかし!!院長は、諦めません!!
金沢先生にだって、人がやりたがらない下半身専門医になったからには、少なからずとも志があるわけです
その部分を院長に刺激され・・・・
ひとりでアメリカ留学にいくことを決意しちゃいます
いや・・・この時点では、一応「恋人に聞いてみます」なんだけど、すでに金沢先生の中では、「アメリカ留学に行く」に心が傾ききっている
しかし!!!
これが、むっちゃタイミングが悪いんです・・・
だって!!金沢先生!!酔った勢いで加賀さんにプロポーズしちゃってるんだもん!!!!
もちろん酒に弱い金沢先生は、自分が加賀さんにプロポーズした記憶はないという「あいたた」ぶり!!!
けれど!遅漏で悩む加賀さんは?
金沢さんが酔った勢いとはいえ「プロポーズ」してくれたことに、むっちゃ気持ちが高揚しちゃっています
どうなる!どうなるんだ!!!!
ってところで「次巻に続くです」
海ホタルの感想
いやー・・・しっとりとアダルトな心重視のカップルを描いているかと思いきや・・・
またもや、金沢先生の想像力のなさが暴走しちゃっています
金沢先生・・・この相手を気遣えない想像力のなさで過去に加賀さんを数々傷つけているのに・・・・
まだ、傷つけるつもりかぁ?
いやいや・・・金沢先生、ほんといい人なんですけどね・・・
やさしいし、真面目だし、周囲の失敗を責めないし、いつもにこにこしているし・・・
けれど、自分におおらかだからゆえに、周りの人の心に鈍感なところが少々難点なんですよね・・・
ふぅぅぅぅぅぅ・・・・
対する加賀さんは、遅漏になるくらいだから、実は繊細なハートも持ち主なんですよ
つきあうまでも、ひとりでぐるぐるこじれてたもんなー・・・
作者様もあとがきの「より楽しんでいただける内容にしていきたいと思っています」って言葉を信じたいと思います
困難があるカップルゆえのハピエンを期待しているよー
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