暴君官能小説家×快楽に弱い編集「とろけて開いて 」しゅがーぺろぺろ

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オトクにBLが読みたい!

αの花嫁 共鳴恋情 1【コミックス版】

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新装版 秋山くん

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こんにちは!海ホタルです

しゅがーぺろぺろ・・・

すごいペンネームですよね!

始めてみた時、タイトルよりも表紙よりも作者さまのお名前のほうに目がいってしまいました!笑!!

でも・・・

こういうちょっといろいろ妄想が広がるペーンネームにしちゃうと、作品へのハードルがちょっとあがっちゃいません?

5ミリ?10センチ?100センチほど・・・?

そんなのわたしだけかな?

けど!!読んでみたら・・・

いやいや・・・これがなんとも、エロいい作品で~!

大満足!!!!

1話1エロタイプ。攻めさまは少々強引で暴君な小説家

受けちゃんは、うるうるっとした目が保護欲をそそるタイプ

「清楚な淫乱」

作中に出てくる言葉ですが、まさにそういう感じの受けちゃんです

では!紹介にいってみましょー!!

作品紹介

新人編集の夏目は、暴君と名高い売れっ子ポルノ作家・獄本龍之介の担当に。
我儘で気難しい獄本が突きつけた初仕事の条件は『抱かれて官能小説の執筆に協力する』こと。
考え抜いたあげく渋々条件を呑むが…。「本当は後ろも気持ちいいんだろ」
「さっきから中の締め付けがすごいぞ?」読み上げる淫らな文章通りに獄本は夏目の身体を暴き、激しく抱き潰す。
これでもかと初めての快楽を教え込まれ、その先にあるのは…?
極上エロスの気鋭デビューコミックス!

「とろけて開いて」のここが面白い!

1話に1エロ!隠語朗読・玩具・メスイキ!フルコース!!

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画像出典:コミック帯より

なにがいいって・・・

やっぱり、卑猥なセリフの数々!

官能小説家が処女を主人公の話を書くのに、実体験がないと書けないと、編集者である受けちゃんの初めてをもらい、小説の主人公をトレースし、さらに開発していくというストーリーなんだけど

ヤッている最中、自分が書いた主人公と同じことを受けちゃんにさせるのに、小説を音読するんですよ!!

例えば・・・

彼は私の頭を押さえつけ、口の中を優しく犯していく
無知な私が思い受かべたのはアイスキャンディーだった
子供の頃のように・・・はしたなく先端を舐め回し・・・・」

自分の小説を音読している間、小説に出てくるヒロインと同じように、受けに口淫させる先生

受けちゃんはヒロインと同じく処女で、口淫は初体験

受けの動揺する気持ちが同時にモノローグで表現されるのです

逆に、受けちゃんが音読し、攻めである小説家が犯すこともあり

その時は、受けは、自分が先生に次になにをされるのか・・・それがわかって期待してドキドキしてしまう

先生は、小説のためゆえに、その時、その時で受けがどんな快楽を感じるのか言葉で言わせようとしたりして・・・

 

ほんとね!これが、くっそエロいわけですよ!!!

 

そして!

この作品、受けの表情が抜群にいいんです

内向的な感じがする受けが顔を真赤にさせて、目をぎゅっとつぶっているところとかね!!

トロトロになってしまって眉が下がっている感じとかね!!

攻めが前をなかなか触ってくれず、早くイキたくて、自分のブツを思わず自分で握ってしまったシーンがあるのですが

「こんな清楚系の美人が!こんなことしちゃう!?」とドキドキしちゃいました

(しかも、その時、先生に「勝手なことするな。そろそろここだけでイカないとだめだろう」と両手をつかまれ、ついにメスイキを開眼しちゃいます)

いやいや・・・ほんと、すばらしい!!!

あとね!!攻めが受けちゃんの後孔を犯しつつ、竿に刺激を与えつつ、会陰を押す描写がなんともすごかった!

これは・・・受けはたまらんだろうね・・・

BLにおいて会陰を刺激する描写ってあまり見ないんだけど、会陰も性感帯だからねー・・・

前立腺を刺激しつつ、会陰を同時に刺激されたら、きっとイチコロだと思われます

さすが!官能小説家!!!刺激すべきポイントを抑えている!!って感じ!ムフフ!!

エロ描写の部分だけでも、100点満点をあげたい作品となっています

ストーリーはこんな感じ

1話1エロということで、エロ重視な作品かと予想していましたが・・・

ストーリーもちゃんとしっかりありました

受けちゃんは、純文学を書いていた頃の攻めさまの大ファンで、ファンレターを出したことがあるのです

先生も受けちゃんのファンレターに刺激を受けたようで「一緒に純文学の頂点を目指せたら・・・」とお返事をくれる

大ファンの先生からそんなお手紙をもらったら、ファンであれば、心踊り、浮かれて、その気になってしまいますよね?

けれど、受けちゃんが、先生に会いに行ったら、先生から「どちら様ですか?」とそっけない態度を取られてしまうのです

もともと自分に自信があまりなく、何事にも消極的だった受けちゃんは、この上なく傷ついてしまう

そこから数年たち・・・受けちゃんは、社会人になるのですが、勤めていた会社が倒産

そして、友人からの紹介で、先生の編集者として再会してしまう

けれど、その時の先生は、純文学作家から官能小説家へ転身していたのです

一度は傷つけられたものの、先生の作品が好きだからこそ、自分の身を差し出してでも、すばらしい作品を描いてほしいと願う受けちゃん

そんな受けちゃんの健気な心を知らず、受けちゃんの体の開発に夢中の先生・・・

だけど・・・

受けちゃんが同僚と話していると、不機嫌な態度になったり・・・

受けちゃんから「仕事だから関係を持っている」と言われたときの傷ついた表情とか見ると・・・

先生にはなにか事情がありそう!?

受けちゃんの方も、先生にどんどん体を開発されていき、自分から快楽を求め、先生に犯されたいって思いはじめたとき、自分の中の先生への思いが「恋」だと気づきます

最後は、ちゃんとハピエン

なんやかんやと10年越しの思いを無事に叶えられたふたり

末永く幸せになってほしいです

同時収録「社畜Mの不埒な残業」収録

同時収録作品あります

こちらは、リーマンBLですね

社畜のごとく働く受けと、そんな彼が気になって仕方ない攻めのお話です

ページ数的には、40Pほどなので、さらっと読めるタイプの作品です

海ホタルの感想

個人的には、受けちゃんのふとももの後ろ足がすごくそそりましたね

キレイな長い足でうらやましい!って素直に思っちゃいました!!

玩具とか使うシーンもあって、そこら辺では、攻めの真意がまだわからず、けっこう、受けをいじめたいタイプの攻めなのかな?と思っていたんですが、攻めなりにいじわるする理由があったようです

本質的には受けをぐずぐずに溶かしたいタイプの攻めみたい

しかし・・・10年もの間、お互いこじらせていたわけなんだけど・・・これ、再会できたからよかったけど、もし、会えなかったらどうしていたんだろうねー・・・

10年が20年?20年が30年?果ては墓場まで・・・・一途に思い続けたんでしょうか?

10年目に再会できてよかったね!!!

しゅがーぺろぺろ先生はこちらの作品がデビューコミックのようです

絵がキレイだし、今後の作品も要チェックですね!

試し読みはこちらから
強引な小説家攻めを楽しめるBLコミック

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2 件のコメント

  • こんにちは、海ほたるさん
    私も読みました〜!シーモア使ってるんですが、まとめ買い30%割引の時に評価高かったので試し読みをパラパラと見て軽い気持ちで購入しました。初単行本ながら絵も綺麗だし、ストーリーもしっかりしているのでこの先P.N.に悩まされる日が来るんじゃないのか気になるところです。主人公の見た目が城谷さんみたいな清楚系?で可愛らしくて、見た目も中身(手紙のやり取りしてたので)も好みなのに高校生と知って動揺して知らんぷりって(笑) そして欲望の捌け口に純文学からエロ小説にシフトチェンジって先生ナイス過ぎる〜って思いました。

    全く違う話なんですが、「昨日何食べた?」ドラマ化されるんですね。西島秀俊さんが主人公だそうです。基本実写化に興味無いんですがこれは楽しみ。料理もするのかな?薄い本の部分はしないだろうし。

    • うらさんへ
      うらさんも読んだんですね!これ、よかったですよね
      デビュー作で、このペンネームで、不安もあったんですが、最後まで楽しめましたよ!
      わたしも、読んでて、「城谷さん」思い出しました!テンカウントのファンの方に怒られるかも・・・と記事中では書けなかったんですけど!
      私以外にも、そう思っている人がいた!と安心しました!

      >「昨日何食べた?」ドラマ化されるんですね。
      ええええ!!!そうなんですか!?西島秀俊さんって!!すごいじゃないですか!!!
      「おっさんずラブ」がすごい話題になったから、BL要素のあるドラマが絶対にまたくる!と思っていましたが・・・
      そうかー・・・「昨日何食べた?」かぁ・・・いいところに目をつけたなーって感じです。
      こりゃまた、社会を騒がせるドラマ誕生の予感ですね!
      「昨日何食べた?」は、全巻読んでいなくて・・・巻数を飛ばし、飛ばしで何冊か読んでいるって感じなんですが・・・主人公二人の会話や空気感が好きです。
      見てて、心があたたまる感じのドラマになるんでしょうか?チェックしてみますね!

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