「俺が好きなど嗤わせる」の配信がスタートしました!
「俺が好きなら跪け」のスピンオフです
「俺が好きなら跪け」のメインカップルである松田と加藤も登場しますが、そちらが未読でも楽しめる内容となっています
目次
作品紹介
飲みすぎた夜、目覚めた梶の上で、同期で普段はクールな神谷がシャツを羽織っただけの姿で腰を振っていた。しかも、どういうつもりか尋ねると、「セフレと切れて溜まってただけだ」とうそぶく。
その日から、梶の中に神谷への好奇心と執着が生まれて!?
エリート達が凌ぎを削る東都第一銀行本店を舞台に、バツイチ×隠れビッチのオフィス・ラブ開始!
「俺が好きなど嗤わせる」のここが面白い
エリートサラリーマンだって恋の沼にはまる
登場人物の肩書が「東都第一銀行本店M&A事業部次長」とか・・・「東都第一銀行営業第二部次長」とか・・・
もうね~!
平々凡々な私から見たら、想像ができないような日常を送っているエリートサラリーマンが登場するこの作品
で!この作品の面白いところは!!
そんなエリートバンカーたちが、こういうごく普通のぐだぐだな社内恋愛(しかもBL!)をしているんだぞってところなんですよね!
妻と別れたばかりの梶
ぼさぼさな頭とか・・・崩れたスーツ姿・・・寝不足なのかいつも機嫌の悪そうな目
まさに仕事に忙殺されているサラリーマンって感じの梶が、酔いつぶれた夜、自分に乗っかって腰を振る同期の神谷に気づく
神谷は、きちんとした身なりのクールな感じのサラリーマン!
いつだって私情を挟まず、そつなく仕事をこなしそうな雰囲気の男なのに、色っぽく感じている顔をして腰をふる神谷
もう、絶対に、梶は、この神谷のギャップに惹かれたと思うんですよ!!!
だから、ノンケなはずなのに、神谷に「もし、おまえが俺のことをすきならつきあうか」なんて言っちゃう
しかし、神谷からの返事は「忘れろ」
この時の梶の不服そうな顔といったら!
そして、しつこく神谷を口説きだす梶
けれど、神谷の「NO」って態度は頑なに揺るがなくて・・・
ほんとに・・・相手が気になる始めるきっかけは、ささいな一瞬
雄味あふれる梶がクールビューティな神谷を落とすことができるかどうかを楽しめる作品となっています
クールビューテイな神谷のギャップにキュン
見た目は冷静沈着なクールな雰囲気な神谷
しかし、この神谷はビッチ設定でして・・・
脳内では常に「そろそろハメてほしい」とか・・・「あーーーー我慢できない」と性欲がフルスロットル状態!
こんなに綺麗な見た目で!!いつだってソツなく難しい仕事をしてるのに!!
そんな彼が、いつも、誰かにハメてほしくて頭の中はムラムラしている!のがよかった!
神谷から見て梶は「ノンケ」だから、「なし」な相手なんですが、梶に熱心に口説かれるようになってから
誰かれ構わず寝るということができなくなっています
ビッチなので・・・相手は誰でもいいはずなのに・・・?
梶の存在を「NO」と拒みながらも意識していっているのが読者には駄々洩れ状態なのが面白いのです
無骨な梶の雄味にキュン!
離婚したばかりの梶は神谷に寝込みを襲われて、神谷を熱心に口説き始める
けれど、神谷にはいつも別の男の影があるわけです
上巻で梶が神谷を押し倒すシーンがあるのですが、そこで神谷が、梶の抱き方を「意外と丁寧なんだな」というんですね
それに対して梶が「お前が雑なやつしかしらないんだろ・・・一緒にすんな」と言うシーンがあって!
ここ!すっごいキュンてくるんですよね!
ほんとね・・・里つばめ先生はこういう会話がむちゃくちゃおしゃれでドラマみたい!
キュンの投下が絶妙すぎる!
エッチの最中に他の男と比べるなっていう梶の嫉妬がよかったです
各話の扉絵に胸キュン!
各話の扉絵がむちゃくちゃよかったですね
梶と神谷が描かれていますが、雨上がりのふたりとか、リラックスする神谷の近くで仏頂面する梶とか・・・
2人の関係性がわかるイラストに胸キュンです
海ホタルの感想まとめ
里つばめ先生の作品はどれも好きです
けど、唯一、残念なのは、どの作品も、突然恋が始まるんですよね(笑)
正直、今作も、梶が、たった一度の過ちを犯しただけの相手にこんなにハマっちゃったのかはわかりにくい・・・
梶みたいなハイスペックな男なら、たぶん、この年まで、一夜限りの相手なんてごまんといただろうに・・・
そのたびに、「責任を取る」なんて言っていたのか???
上巻を読むと、どうも神谷のことは最初から「有り」だと思っていたと思われる描写があるので・・・
まあ・・・性的対象として、最初から、「なし」ではなかったんでしょう・・・
神谷のほうは、たぶん、最初から梶のことは「有り」って対象で見ていると思うんですがね!(←いきなり乗っかかるくらいですから!)
頭のいいリーマンたちの恋愛模様にニヤニヤできる作品です
試し読みは下のボタンリンクからどうぞ!