謎が多く残る1巻だった・・・「ギリギリアウト!」佐藤アキヒト

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オトクにBLが読みたい!

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こんにちは!海ホタルです

「GUSH」で連載されていた「ギリギリアウト!」がコミック化されました!

これねー!

連載の扉絵が超かっちょよくて~!

毎号、すげー!かっこいい!!!とうっとりしていたのですが、中身は読んでいなくって~(笑)

で!なんで?読んでいなかったかと言うと・・・

わたし、基本、あまり、頭を使ってマンガを読みたくない人なんですよ・・・

だからね・・・ハッカーとか!サイバー犯罪とかって文字が出た時点で「うえぇぇぇ~・・・ついていけない~・・・」って思ってしまって!

サイバー犯罪を取り扱ったドラマとかも、頭を使わないとついていけないので、見ているとむちゃくちゃ疲れちゃう~!

だから、コミックの発売を知っても、スルーするつもりだったのですが!

このイケメンふたりのかっちょいい真っ赤な表紙・・・・

あまりにかっちょよすぎて無視ができなくて・・・

読んでしまった・・・・・

わはは!

さて!わたしのおバカな頭で理解ができたのか?

ご報告をしたいと思います

作品紹介

ページ数234P
設定 犯罪
テイストスリル
レーベルGUSH COMICS
エロ度数 ←本命とのエロシーンはなし

警察関係者でサイバー犯罪を請け負う組織に所属している加藤。
不覚にも加藤に捕まり、その組織で働くことになったスリ師の里中。
10年前、繰り返し補導されていた里中は警察官だった加藤に初めて恋をした…。
当時のことを思い出した里中はしばらく加藤の家に転がり込むことにしたが、
加藤は相変わらずつれなくて――!?

「ギリギリアウト!」のここが面白い

謎が多いまま続く最後・・・事件を追うふたりに注目したい

これね・・・表紙が超かっちょいいじゃないですか?

だから、内容がよくわからないまま表紙買いする人も多いと思うのですが!

声を大にして叫ばせてもらうと

これ!1巻ですから!!!!!「続く」で終わってるから!!!!!

 

いやね・・・いろんな部分がナゾのまま次巻に続いているから、最後まで読んで「くっそー!」って叫んでいる方がきっといると思う!!!

 

さて!ストーリーはこんな感じ!

主人公の透は、高い身体能力とIQを持った行動力をもつ男の子

未成年の頃から、スリなどをし、何度か交番のご厄介になった子なのですが

だけど、交番勤務の加藤という警察官に会いたくて、いろいろ悪いことをしていたみたいで~

不器用で淡い初恋ですよね~

けれど、未成年から大人になるタイミングで、加藤さんから「ほかに夢中になれるものを探せ」と言われる

これは、今は未成年だからいいけど、大人になったら逮捕されちゃうぞ!という加藤なりの思いやりのある一言なのだが

言われた透のほうは、振られたも同然の重い一言だったのです

 

それから云十年!

田舎の交番勤務だった加藤は、サイバー犯罪や対テロの一部を請け負っている外部組織をまとめるリーダー役になっていて

透をその組織にスカウトしに来る

透自身の中で、加藤との再会は、風化しそうになっていた初恋に、再び、熱を灯すには十分な燃料材料で!

加藤からのお願いを断れず、加藤率いるサイバー犯罪特捜班に加わることになるのです

 

ストーリーとしては、ものすごい面白いんですよ!

でもね・・・サイバー犯罪の事件内容については、けっこう、読み取りづらかった!

これは、わたしがバカだからなのか?

様々な事件に潜入し、解決していくふたり

怪しいコマは怪しいって雰囲気が出ていて、それには気づくことができるんだけど~

なんで、ここで主人公たちがこういう行動に出るのかが自分の中でカチッとハマらないままで~

だから・・・事件の内容自体に、ワクワクしたりドキドキしたりすることができず、作品のよさを100%受け取れなかった自分がすごくくやしい!

 

でも、透と加藤の関係性はすごくよくって!

加藤への恋心を再びたぎらせて、シャワーをあびている加藤に忍び寄る透とか!

透の気持ちに気づいているのか?気づいていないのか?わからない加藤の態度とか!

なんかねー・・・加藤への気持ちを出すことができず抑えているのに、抑えきれずに時々バッと爆発する透の不器用ぶりが読んでてキュンとくる

わたしは、加藤が透の気持ちに気づいていてこの態度なのか?がすごく気になって!

でも、気づいていて、チームに引き入れたとしたら・・・加藤さん・・・かなりひどくないですか?

でも、加藤さんが、10年前に透からもらった「チンアナゴ」のキーホルダーを大事にしているってエピも投下されて?

加藤さんも透のことを少なからず思っているような気もする・・・

1巻を読むと、このふたりの関係の続きが気になって仕方なくなるコミックなのです!!

チーム物!がお好きな方におすすめ

加藤率いる「サイバー犯罪特捜班」なのですが、警察ではない・・・

あくまで「外部組織」という位置づけになっている

加藤が、サイバー犯罪に強そうなハッカーの子やエンジニアの子を寄せ集めて作ったチームなのです

加藤は警察官なんだよね???って思っているけど、ちょっとそこも確信が持てないまま・・・???

もともと地方で交番勤務をしていた加藤・・・

一体なにがあって、こんなチームを作ってサイバー犯罪に立ち向かっているのかが謎のまま・・・

でも、チーム一丸でひとつの事件を追いかける姿は、かっこいいので!

チーム物が好きな人はきっと気に入る作品だと思います

エロシーンはあるの?ないの?

透の片思いなので・・・

加藤との結合シーンはなし!

でも、何も話さない加藤への不信感を爆発させた透が、顔見知りの相手と激しくエッチするシーンがあります

個人的にツボだったのは、エロシーンじゃないけど、捜査中に「アナルイヤホン」なるアイテムが出てきたことですよね!

これ・・・マッサージ店に潜入捜査に行った時、登場したアイテムなのですが

腸内の振動が鼓膜までつながって発声をクリアに聞き取れるってアイテムで!(仲間からの指示を聞き取ることができる)

なんつーいやらしいアイテムを作るんだ!とひとりアワアワしていました!

このマッサージのお店・・・性感マッサージだったのですが!

前立腺マッサージをされていたら、100%、このアナルイヤホンも見つかっていたと思う!

見つからなくてよかったね!笑!

すげー笑わせてもらいました!

海ホタルの感想まとめ

バシッときまる達成感がなく、曖昧なまま進むところがあって・・・

それがナゾで残って面白いんですが・・・

でも、達成感を感じることがないまま読み終わったので・・・

こう・・・なにか消化不良というモヤモヤが広がる読後感です

ちょっと「雰囲気」を重視しすぎて、言いたいことがぼやけている感じがしました

口コミも高評価とそうじゃない評価が分かれているけど

これ、「雰囲気重視のマンガがOK」な人と、そうじゃない人でクチコミが二極化している感じでは?

描きおろしは、10P

本編の方であった10年前に透が加藤にあげた「チンアナゴ」のキーホルダーをあげた経緯が描かれていました

作中に出てきた「チンアナゴ」のぬいぐるみが超かわいくって!

読んだ後にネットで探してしまった!笑!

続巻を読んで、改めて評価をしたい作品だと思います

続きに期待したいと思います

試し読みはこちらから

ギリギリアウト!

ギリギリアウト!

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