こんにちは!!海ホタルです!!今日のレビューはさちも先生の「Flaver 」です。
口コミを見て「攻✕攻」というキーワードに惹かれて読みました!!(攻✕攻が大好物です!!)
面白かったけど、主人公の思う「勝ち組」とわたしの思っている「勝ち組」は別物すぎて・・・その部分は、どうも共感できる部分が少なかったです。
頭が良すぎるとこうなっちゃうのかなー?
でも、主人公はゲスでクズ設定やったわ!!だから、真面目な私とは、もともと感性がいろいろ違うんだよね・・・きっと・・・
エロスはバッチリ!!展開も面白いですよー!!
目次
作品紹介
登場人物&あらすじ
左:「攻」久瀬:ホームレスでクズ。下條に飼われている
右:「受」下條:インテリヤクザ
下條はなんでも思い通りになる人生を心底つまらなく感じている。刺激を探し続け、ついにはエリート街道から外れ、ヤクザまがいのゲスへと堕ちていた。それでも、人生はイージーゲームで進んでいく。 そんなある日、ひとりの汚いクズ男を見つける。それは、かつて青春時代にたった一度だけ下條へ敗北感を与えた男、久瀬だった。 落ちぶれた久瀬の姿に下條は苛立つ ──お前を堕とすのは、俺の筈だった── 不愉快さと懐かしさで複雑に絡まる気持ちをよそに、下條の口からぽろりと言葉がこぼれる。「金ならくれてやるから、俺に飼われるか?」インテリヤクザなゲス男とホームレスでヒモなクズ男、ふたりの人生が再び交わった時、未来はどこへと繋がっていくのか…… 青春時代に止まった世界へ新たな轍が刻まれ始める!
引用:アマゾンより
「Flaver」のここが面白い
ゲス設定の下條が面白い
人の隠したい弱みをつけこんで、自分の思うがままの高校生活を送っていた下條。相手の弱みを握るのも簡単ならば、相手を服従させるのも簡単すぎて、刺激のないつまらない高校生時代を過ごしていた。そんな彼の目の前に、とても目力のある同級生の久瀬が現れるのね。
人の弱みを握り思うがままの人生を歩む下條のことを軽蔑すること無く、「お前のこともっと知りたい」と笑う久瀬。彼と過ごしたのは、たった2ヶ月のことだったんだけど、この上ないく歪んだ下條相手に「フェア」であることを望み、好敵手として刺激を与えてくれる存在だったわけです。
まあね・・・この時点で思うのは、「人の弱みにつけんで“勝ち組”って自分で言っちゃうってどうよ?」って下條にモヤッとするんだけどさ・・・あ・・・・ゲス設定だから、私と感性が違うのね!!!って思って受け入れた!!
でも、実は、悪人の弱みしか握らず善人には手を出さなかったりする一面もあったりしてね・・・あれ?本物のゲスじゃないじゃん?どっちやねん!!って感じ。
何不自由なく暮らしているのに、生まれた時から人を蹴落とすことが快感という歪んだ心を持って生まれた下條のことを軽蔑すること無く、「好敵手」として向き合って刺激を与えてくれる久瀬のことが気になって仕方なくなっていっちゃう流れは説得力がありましたね!!
読んでてモヤッとする部分を回収してくれてスッキリ!
そんな好敵手だった下條くんと大人になり再会するわけです。下條くんは、高校生の頃の面影はなく、立派なホームレスクズ男になっていました。
いつか自分が蹴落としてやると思っていた相手のクズな変貌ぶりに怒りさえ感じてしまう下條
ぶっちゃけ、わたしから見ると、「いやいや・・・あんたも、頭がいいのに、刺激求めて、893の裏方になっちゃってるやん!!世間的には成功しているとは言えない立場やで!」ってつっこんでしまったよ・・・
過去の回想が間間に挟まえるんだけど、その時に受ける久瀬の印象と、今のクズ印象が別人なんですよね。だから、この部分にもモヤっとしつつ読んでいたんだけど・・・・
そういう私のモヤモヤが全てすっきりする展開を見せてくれます!!おお!!なるほど!!これは、小気味いいー!って感じ!!
すべてが解決してはじめて体を繋ぐ展開にもムラっときたわ!!(※それまでもいろいろ致しています)
まとめ
ストーリーそのものは、少々複雑だから二度読み、三度読みすることで、一層面白くなるコミックだと思います。攻属性のふたりがいろんなプレイをするのも、よかったです。
いやいや・・・足コキしてるけど、それ気持ちいいんですかーーー!?って思った!それでもって、汚れた足の裏を舐めさせてますよーーー!!きゃーーーー!!!って感じで楽しめた!
あと、攻属性なのに受けになった久瀬が騎乗位をするけど、下で攻めているはずの下條が食われているようなエロシーンはすごくよかったですよー!!!
襲い受けが大好物なので、この描写は、むっちゃ美味しかったーー!ムッハーーーーー!!