こんにちは!!海ホタルです!!
「東京心中」の7巻となる「ブラックドッグノービスケッツ」が本日配信開始です!!
電子派の人は待ちわびていた一冊だと思います
もう、こんなブログ読んでいる場合じゃないよー!!即!!電子書籍ストアに行ってちょーだいね!!
さて・・・・ここからは、まだ未読の方のための記事となります
「東京心中は」2014年度「このBLがやばい!!」大賞 1位!!に輝いた作品です(*^^*)
すごいですね!!1位ですよ!!1位!!!
どんな作品が気になった方は、このまま読み進めてちょうだい!
目次
作品紹介
テレビ制作会社のAD、宮坂 絢(みやさか けん)は突如、
深夜ドラマ制作勝負のディレクターに選ばれた!!
イヤミな後輩の橘(たちばな)が率いる対戦チームに
まさかの矢野(やの)さんがプロデューサーに加わり…
ストレス値がMAXになった宮坂は黒いオーラが支配する『ブラック宮坂』に覚醒!!!
人気のワーキングBL第7弾! 絶不調に絶好調!!!
「このBLがやばい!!」大賞 1位!!に輝いたぐらいなんだから、さぞや、エロいBLなんだろう・・・って期待を込めて読むと・・・
ぶっちゃけ、一部の腐女子は裏切られた気分になります!!
このコミックは、マンガとして、すっごく!!すっごく!!面白いんですよ!!!
でもねー・・・ぶっちゃけ、甘い糖度高めが好きな夢を求めてBLを読んでいる方の飢えは満たしてくれません
じゃ、どんな方なら喜んで読んでもらえるかというと・・・・
朝起きて、仕事に行って、ささいなミスで怒られ、上司は使えないやつで、同僚とは上辺だけのつきあいで・・・・そんな、忙殺さる毎日の中で、ふと横を見ると、同僚の男ふたりが、ひとつの作品をつくりあげているのに気づく・・・見ていると、あら?なに?これ、萌える・・・
こだわりの強い先輩に、その先輩にひたすらついていく後輩・・・全く噛み合っていないふたりなんだけど?!でも、仲良しさん?
なに?これ!!このふたり・・・見てて、すっごく、楽しい!
この二人を見て、なんとか、つらい日々を乗り切ろう・・・って考えられるタイプの腐女子さんにオススメしたい作品です
この作品「お仕事BL」としても話題になっている作品なんですよね・・・
だから、ふたりのラブの関係にだけスポットが当たっている作品じゃないんです・・・
甘さだけじゃなく、お仕事を通じて成長していく姿を楽しむ作品なんですよね
時間に追われ続けるテレビ業界のウラガワで働くふたりが、仕事に忙殺されながらも、同じ家に帰り、意見が食い違いを繰り返しながら、恋人関係になっていく
最初は、ほとんどスポーツセックス状態だったのに、その描写も巻を重ねるごとに変わっていく・・・
しかも!!攻めである後輩・宮坂の一方的片思い状態ともいえるカップル状態で!!
受けの矢野さんの愛は、ちょっと、小難しいんですよね・・・(矢野さんは傍若無人なツンデレだし!!)
矢野さんに尽くす宮坂が不憫過ぎて、思わず涙が出るほど・・・
いや・・・でも、人を好きになるってこういうことだろ!?って思える作品なんですよね
海ホタルは、この作品は、すでに、BLとしては読んでいません
どんなにエロが投下されようと・・・どんなに、キュンが投下されようと・・・・
BLとしてではなく、マンガとして楽しんでいます
最新刊の7巻もすごく!すごく!よかったです!!!
「ブラックドッグノービスケッツ-東京心中・7-」のここが面白い!
「夫婦」になると「家族」になるは違うこと?
6巻で、矢野さんに「家族になってください!」とプロポーズをした攻めの宮坂!!
もう!!このシーンは、ほんと、よかったんですよね!!
矢野さんがすごくいい表情で「いいよ!!」って言ってくれて!!!!
ツンデレの矢野さんに尽くし続けた宮坂の努力の数々が実った瞬間です!!!!
けど、7巻の矢野さんは「家族にはなるけど、夫婦にはならない」と、よくわからない矢野哲学を言い出します
宮坂くんは「夫婦」って形態にこだわりたいんですが、矢野さんとが「“家族”の中に“夫婦”も入っていると思う」という言い分にグウの音も出ません
しかも!!
「家族になる」宣言をした矢野さんは、積極的に家事をやりだすんですねー
今まで、同居はしていても、家事はすべて宮坂まかせだった矢野さんが家事をやりだすと、もう、ほんと、大変なことになる。笑!!
矢野さんがおかしな家事便利グッズを買ってくるたびに「タハハ…」って感じの家事上級者の宮坂
でも、宮坂は、その「タハハ・・・」を「新しい幸せ」って思うんです・・・
もう・・・読んでいる読者は、ほんと、ハッとさせられちゃいますよ・・・
自分とは違う生き物を受け入れて一緒に家族というコミュニテイを作っていく大変さこそが幸せなんだと宮坂はよくわかっている
イラってすることもあるけれど、そのイラって思う心そのものを幸せだと思える宮坂の器を見習いたいですね!!
「ふざけてません、本気です」――まっすぐといえばまっすぐ、バカといえばそうかもしれない瞬(17歳)。イケメン坊ちゃんの夏目(17歳)と言い合ったり、辛辣最年長・迫(23歳)にイジられたり、一見温和な牧野(23歳)にフォローされたしつつ、ひたすら「勝ちたい」と思う毎日。アホで間抜けでど真剣、将棋野郎成長群像劇!好きか嫌いかと聞かれたら嫌いでないと答えるけれども、なりたいかと問われれば間違いなくすんごくなりたいと言ってしまうけども、「なんでなりたいか?」と聞かれたら理由はよくわからないから考えながら暴れまわる。強いって、なんだ!?
ブラック宮坂が誕生!むちゃ!ワロタ!!
映像の知識がないがゆえ・・・大きな志がないがゆえに・・・テレビ業界で、器用に生き抜いている宮坂
そんな宮坂が橘という野心にあふれる後輩と映像対決することになったんですよね
その番組がいよいよ編集段階に入るこの7巻
けれど、宮坂は、ドラマ編集が初めてで、どうしていいかわからない
矢野さんに教えてもらおうと矢野さんのいる部屋へ行けば、矢野さんとチームを組んだ橘が矢野さんのそばにいて・・・
矢野さんに褒めてもらっている橘のドヤ顔に、やきもちを焼いちゃう宮坂・・・
その、ドロドロした感情をドラマの編集につぎ込んでいきます
人のいい宮坂のブラックな一面が見れるのが本当に笑えました!!
でも、矢野さんの前になると、ブラック宮坂は出てこない・・・
好きな人の前では乙女になっちゃう宮坂が、これまたかわいいんですよね!
今日も殴られた。恋人のかんちゃんに。でもそれは別にかまわない。俺の恋なんか、ふたり分の体液で錆び付いてるんだ。
そんな錆びた俺の前に、中学の同級生、真山が現れて、そしたら急に俺は気になった。
自分についた青あざとか、傷跡が。だってお前はあの頃と同じなんだ。
俺をキスだけで動けなくした、あの雨の日と――。
矢野さんから出た「好きだ」の威力がすごかった!
ひたすら仕事をしているふたりが主人公ですので、エロが少ない巻もあったんですけど、7巻は、比較的多めだと思います
本気で語り合うために服を脱ぎだす矢野さんが拝めます・・・
矢野さん!!どこまでも男前!!!なのに、受け!!!
しかも、自分が言葉で表現するのが苦手だから、肌を合わせることで気持ちを伝えたいって、ほんと、矢野さんらしいですよね
そして、宮坂は、念願だった矢野さんからの「好きだ」って言葉をようやくもらえるのです
うう・・・
宮坂!!ほんとによかったね!!!
どこまでも常識が通じない矢野さんに尽くし続けた甲斐があったよね!!
でも、この後、矢野さんがマリッジブルーになっちゃうんですよね・・・
貞木 薫(さだき かおる)は、由緒正しい学園の真面目な音楽教師。彼には心に秘めた片想いの相手がいた。その相手、大河内 明幸(おおこうち あきゆき)は清く正しい“学園の王子様”と呼ばれている。ある日、不良の“情報屋のショウ”に目を付けられた貞木は秘密をバラさない代わりに飽きるまでセックスするようにと命令されて――……。
海ホタルのまとめ
7巻もすごく楽しかったです
思いがけずエロが多くてびっくりしました!!
このふたりのエロは、どことなく生々しくて・・・それはそれで楽しめます
7巻では矢野さんに大きな変化が見えて、それもよかったですよね
1巻の頃の矢野さんだったら、こんな風に家事をやりだすなんて絶対になかったと思う・・・
とても読み応えのある巻でした
以前も紹介してくれた作品ですが個人的に絵が好みじゃなくて読んでいなかったんです。2014年に1位の作品とは知らず。。8巻まであるなら間違いなく面白そうですね。。これは読まなきゃ。。
sayurinさんへ
あー。それわかります!!ちょっと絵が個性的な感じですよね!
BLっていうよりお仕事マンガって感じです。でもエロもあるから、やはり、BLなのか・・・矢野さんの哲学がすごい難しいんですよね。宮坂のがんばりを楽しむ感じです。