【悶絶必至！】『アフター・ミッドナイト・スキン 2巻』衝撃の「初結合」と、犀川さんの不穏な真意！

こんにちは、海ホタルです！

今回は、「まんがPark」で大人気のBLコミック、『アフター・ミッドナイト・スキン 2巻』の感想をお届けします。「まんがPark」は少女漫画からBLまで幅広いジャンルを扱うアプリなので、もしかしたらこの作品を「男女もの」と勘違いして手にとった方もいるかもしれませんね！

何せ、コミック2巻の表紙、虎谷くんがショートカットの女の子に見えなくもないんです。男性のシンボルである部分が、うまい具合に帯で隠れていたりして…！

さて、1巻のラストに登場した当て馬らしき男性（鳥野さん）や、読めない犀川さんの真意など、気になることが山積みのまま終わった前巻。2巻では一体どんな展開が待ち受けているのか？ その深すぎる沼に、あなたもきっとハマります！

作品紹介

上司の犀川(さいかわ)に弱味を握られ、バラさない条件として恋人関係になった虎谷(とらや)。
遊ばれているだけかと思っていたが、取り引き先の鳥野(とりの)に嫉妬するような素振りを見せたり、動画をばらまく気配もない。
それどころか態度はますます甘くなっていく。
犀川の真意が読めないまま

「アフター・ミッドナイト・スキン 2巻」のここが面白い

1巻を振り返り：性欲強めな虎谷くんと、脅迫からの甘すぎる奉仕プレイ！

まずは、1巻の衝撃的な始まりを軽くおさらいしましょう。

むちゃくちゃ性欲が強い虎谷くんは、過去の恋人たちがその性欲の強さについていけず去っていったという過去を持つサラリーマン。そんな彼が活用するのは、後腐れない関係を求めるマッチングアプリ。しかし、連日の残業続きでアプリ相手とも会えず、ついに耐えきれなくなり、会社のトイレでエロ音声を聞きながらソロプレイに及んでしまいます。

よりにもよってその現場を、営業部のエースであり先輩の犀川さんに見つかってしまうんです！ その日、犀川さんの指先一つで乱れに乱れまくった虎谷くんは、その様子を動画で録画され、それをネタに犀川さんと付き合うことを強要されます。動画を消してもらうため、しぶしぶ犀川さんと付き合うことを承諾。こうして、犀川さんの神がかった指テクで毎日絶頂を迎える日々が始まるのです…！

仕事面でも犀川さんのフォローが入り、仕事への熱も入っていく虎谷くん。仕事への向上心、そしてエロへの欲求、その両方を満たしてくれる犀川さんに、虎谷くんは少しずつほだされていくのですが…そこに現れたのが、取引先の鳥野さん！ 以前から虎谷くんの頑張りを認めていた鳥野さんの登場に、犀川さんはイライラを隠しきれません。しかし、虎谷くんはそんな犀川さんの気持ちにはまったく気づかず…1巻は、鳥野さんが登場したところで幕を閉じました。

ついに「結合」！なのに、心はまだ彼方…？

この2巻、待望の「結合」が描かれます！ 大変エロ濃度が高い作品だけあって、エロいシーンが満載！ とにかく性欲が強い虎谷くんの欲求を、まさに「すごい」としか言いようがないほど満たしまくる犀川さんが楽しめます。

1巻では挿入シーンはなかったのですが（挿入なしで、あれだけエロいってどういうこと！？と衝撃でしたよね）、この2巻で、ついに虎谷くんが「挿れてほしい！」と懇願！ それを聞いた犀川さんが満足げに「やっと言ったな」と呟き、ようやく二人は結ばれます…！

ですが、この時点ではまだ、虎谷くんは犀川さんに心ごと恋に落ちたわけではないんです。ここからさらに何度も体を重ねることで、ようやく心も体も犀川さんに夢中になっていくのですが…その過程がまた、たまらなく尊いんです！

当て馬の鳥野さんはどうなった？

気になる当て馬の鳥野さんはどうなったのか？

虎谷くんを飲みに誘ったり、酔った虎谷くんを家に誘ったりと、鳥野さんは虎谷くんを狙っているのか？と思わせる描写が続きます。しかし、そこは常に犀川さんが邪魔に入ってくるので、この2巻では当て馬と呼ぶほどの決定的な活躍はありませんでした。次巻に期待、という感じでしょうか？

犀川さんは虎谷のどこが好きになったの？

そして、物語の最大の謎、「犀川さんは虎谷くんのどこを好きになったのか？」。会社のトイレで自慰行為をしていた虎谷くんを脅し、恋人関係になった犀川さん。時に意地悪をするかと思えば、ベッドの中ではものすごく優しく、何度も虎谷くんをイかせ、鳥野さんの登場にはイライラする…そんな彼の姿を見て、誰もが「むちゃくちゃ虎谷くんのことが好きなんだねー」と感じていたはずです。

しかし、この犀川さんが虎谷くんを好きになった理由、そして彼の真意が知りたくて読み進めていくと…虎谷くんの心が犀川さんを受け入れた、まさにそのタイミングで、犀川さんは不穏な「悪い顔」を見せます。

「そろそろ潮時か？」

このセリフと同時に、犀川さんが何かをゴミ箱へと放り込む描写…！ まるで虎谷くんのこともゴミのように捨てるつもりなのか！？ と、読者にものすごい不安と衝撃を残したまま、物語は「次巻へ続く！」

海ホタルの感想まとめ

エロ濃度MAX！なのに「まさか」の展開に悶絶！
とにかくエロ濃度が高い本作！

2巻を読み終えて、「え？コミック1巻って挿入はなかったっけ？」と、あまりの脳内「エロ」イメージの強さに、思わず1巻を読み返しちゃいました（笑）。過去レビューに書いた「ひたすら虎谷の自慰を手伝っている形の犀川」という一文を思い出して、そうか…1巻はひたすら受けの気持ちよさを最優先する、むちゃくちゃ出来た「奉仕攻め」だったな、と改めて納得。

ですが、2巻のラストを読むと、犀川さんがもしかしたら何か別の目的があって虎谷くんに近づいたのかな…？という不安がよぎります。

エロエロ展開に萌えつつも、最後の不穏な引きに心をかき乱されること必至の2巻。このカップルがどうなっちゃうのか、次巻の展開が本当に待ち遠しいです！

エロい展開が大好きなBL読者さんは、ぜひチェックしてみてくださいね！

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